田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

田原坂、塚原ドライブ旅行(2009/10/19)

2009-10-19 20:38:50 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
ラーメン屋のI氏、工務店のS氏、大工さんのM氏、サッシメーカーのY氏に酒に興味のない苅田のMT氏に私の6人で西南戦争の激戦地の田原坂、阿蘇の名水、塚原温泉と一泊二日のドライブ旅行に出かけました。
常連のM画伯は高血圧でドクターストップ、缶ビール1ケース差し入れするだけで寂しく留守番。

(田原坂)

 熊本の田原坂は西南戦争の激戦地と名前は知っているが、6人とも訪れたことがない。
ラーメン屋のI氏は前々から、「政府軍は毎日30万発の小銃弾を撃ち、薩摩軍の小銃弾と空中で衝突してくっついた状態の弾が保管されているらしい、行こう」と。
酒嫌いのMT氏運転の車で、ビール好き5人を乗せた車、田原坂着。
小高い丘の上に記念館やら記念像、記念碑が立ち並び、緑豊か、静かなハイキングコースといった感。
記念館に入ると、ボランティアガイドから詳しい説明。
両軍それぞれ、戦争を通じ7000人の戦死者。
両軍の指揮官の顔写真が各15名ほど並ぶ。
政府軍は、司馬遼太郎の坂の上の雲で、日清、日露戦争で力を尽くした英雄たちが並ぶ。
川上操六、大山巌、黒木、奥等など。
しかし、薩摩軍の指揮官の名前は、坂の上の雲で読んだ記憶がない。
ガイドの方にこれらの薩摩軍の指揮官は全員戦死かと聞くと、死んだと。
有為の若者がたくさん亡くなったとしんみり。
ことの発端の空中衝突の小銃弾は4組、記念館に保管。
残念ながら写真撮影禁止(田原坂の銅像の前で記念写真、冒頭の写真)。

(高天原 たかまがはら)
 北阿蘇の産山村の民宿、山の里、でボリューム満点の赤牛の陶板焼きを平らげ、一泊。
翌日も車は、九重から由布院と走り、由布岳・鶴見岳の北斜面から広がる塚原盆地に。
5年前、高天原という地鶏の炭火焼の鄙びた食堂があり、美味しく、店の雰囲気も良かったので、再度訪問。
5年前と同様、近所の農家の年配のご婦人が一人で切り盛りしており、深い林の中、クレソンの密生したきれいな小川の側の店は、情緒満点。
七輪で地鶏を焼き、ビール。
「いいとことろを知っとるねー」皆さんからおほめの言葉。
下に店の写真。


(塚原温泉) 
お腹もくちくなり、車に戻り、一路塚原温泉に。
海抜800メートルの所にある強酸性(PH1.2)の温泉。
皮膚病によく、高血圧にも効果があるとか。
温泉に入る前に、上手にある、鶴見岳裏の噴気孔を見物に出かける。
直径10メートル程のクレーターがあり、水蒸気が勢いよく噴出。
山全体(伽藍岳)は、いつの頃か出来た爆裂火口と思われる。
磐梯山に似て山塊が破裂、えぐれた地形。
硫黄を含んだ噴煙が山肌のあちこちに。
下に記念写真。左山腹黄色くかすんでいるのは、硫黄を含んだ水蒸気


風呂に飛び込み6人で、ああ幸せ、来てよかった。

(食材の仕入れ)
 皆さん、事業を切り盛りしている人が多く、ドライブの途中で何度も携帯で仕事。
「ダンプを修理でなく、買い替える」と大工のM氏が電話してると、皆さん安いトラックの修理店を次々上げる。
「今、会議中、電池が無くなった、もう電話しない」とS氏が言っているので私の携帯の電池を貸そうとすると、「車が携帯の電話が届かない場所に来てお客との電話が切れた。ドライブ旅行中というとまずいので、とっさの言い訳だ」等。
賑やか。
ラーメン屋のI氏は店の留守番部隊に「何か青果市場で明日仕入れるものは無いか?」と。
電話をかけなおして大声で「玉ねぎ、ネギ、人参、明日もらいに行く」と仲買人に。
「玉ねぎ、ネギ、人参」という語呂が面白く、車内、ドット沸く。
「明日の仕入れを今日頼んでおくと仕入れ値が安くなる。
今日、予告しておかないと、明日、商品を探すことになり、高くなる」と。
なるほどと感心。
I氏が切り盛りする小倉室町の錦龍は、ラーメン300円、大どんぶりに入れたチャンポンが500円と、安さと美味さで名高いが、その秘訣を垣間見た。

楽しい二日間でした。
来週はコーラル丸で釣りの予定。
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