田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

KRさんの詩⑪  上弦の月 (2009/10/22)

2009-10-22 22:34:04 | Weblog
M画伯の足立山山麓のアトリエで時々みかける詩人のKRさん(若い上品な女性)の詩



「上弦の月」

薄くなった
心を覆う壁に
ほんの少し
触れた瞬間

胸のなかの
幼いあたしが笑う

上弦の月

夜が近づけば

あたしは
貴方の耳を塞ぐ

教えて欲しいの

あたしの熱で
溶けてゆく貴方を

たったひとり
誰か愛して
生きていけたなら

孤独の輪廻から
抜け出せることも


この詩の著作権はKRさんにあります。

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