田舎生活実践屋

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鎌田実氏の「病気になりやすい遺伝子を自分でコントロール」を読んだ 2023/4/25

2023-04-25 11:44:08 | ピンピンころりは田舎生活から
毎月、飲み仲間のYG氏から、小冊子を送って貰っている。
お互い年をとり、「なかなか話す機会も減ったから、冊子が話すきっかけ」とお礼の電話をすると答えが返ってくる。
 この冊子に、長野県の諏訪中央病院の院長を務めて、地域医療に貢献した、鎌田実氏が毎月エッセイを書いている。
 ご自身の体験に基づいた、心身の健康を高めるための知恵満載、なるほどと思ってしまうエッセーが毎回。
昨日YG氏から届いた冊子のエッセー、面白かった。

 内容は、ガンになりやすい体質、糖尿病になりやすい体質、認知症になりやすい体質があり、これは親から貰った遺伝子に、由来する。
 この遺伝子があると必ず発症するという訳でもない。
 鎌田氏は父親から糖尿病になりやすい遺伝子を受け継いでおり、発症の確率64%。
こうした遺伝子は、通常細胞の中で眠った状態。
これが、活動を始めるのは、細胞の酸化が引き金になる。
 細胞の酸化というのは、鎌田氏によると、「細胞の酸化の引き金になるのは体内の「慢性炎症」です。傷やケガ、急病などで起きるのが「急性炎症」ですが、慢性炎症はそのように急激なものではありません。通常はすぐに治まるはずの炎症反応がいつまでも長引き、ブレーキがかからなくなってしまう状態です。・・・・この慢性炎症が続くと病気の遺伝子が働き出し、体内でじわじわと病気を悪化させるリスクが高まってくるのです」。
 細胞の酸化(体内の慢性炎症)を防ぐのが、適当な運動と野菜をたっぷりとることに尽きるとのこと。

 適当な運動は私と同年齢の爺さん・婆さん達ウォーキング等続けている方が多い。
私は、テレビや雑誌で見て、かかと落とし体操、くねくね・ガニハミ体操を寝る前にやっている。歩く歩幅が大きくなり、肩こりもなくなった。
 

 たっぷりの野菜は、一日350gが目安とのこと。
鎌田氏が長野の病院で、地域の食事慣習の改善に栄養士の皆さんと取り組んだのもこの野菜350g。
 その効果で、長野県は長い間、長寿日本一。
 350g/人・日の野菜を取れている県は、日本ではまだ7つだけで、他の県はあと50g足りない。

最後に鎌田氏は「がん、認知症、糖尿病を防ぐカギは、運動と野菜摂取です。」で締めくくっている。

 別の日、テレビで腸内環境と食物繊維の話題で、食物繊維をしっかり取るコツは、もう一品野菜を食べろ。
 これも分かりやすい指摘。

 竹田農園でバーベキューをするとき、畑の野菜を炭火焼で食っているが、いままでバーベキューでは食っていなかった、大根も焼いて食ってみようと、いま思っているところです。
 ホイル焼き、バターを付ければ多分美味しい。
(冒頭、先日のバーベキューの畑の野菜)
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