田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

グリーンピースをハクビシンから守れ(2020/4/22)

2020-04-22 17:37:53 | 釣り・畑の実験と発見
我が家での昼食の後、妻と竹田農園に一仕事しに出かけました。

 あと10日もすれば、グリーンピースやスナップエンドウの収穫が始まる。
どちらもハクビシンの好物で、油断すると半分以上食われることも。
 
 まだコロナの感染がなかったころ、時々平成筑豊鉄道で赤村、犀川という山間の農地を走る気動車に乗ることが時々あり、見るとはなしに、畑を眺めていると、ところどころ、チャチなネットをピンポイントで囲んでいるのを散見。
 これは、どうも畑になるハクビシン好みの野菜や豆を防いでいると見た。
 ハクビシンは木登りが上手で、イノシシ除けの頑丈な柵は平気でよじ登って乗り越える。
しかし、しっかりした支柱の無い、チャチなネットだと、上ることもならず、侵入をあきらめるのでは推測。
 それで、先日、DIYで、気動車の窓から見たような、目の細かい幅一メートル程、長さ20メートルの獣害除けのネットを購入、今日それを設置することに。

 支柱にする細身の竹を上手の竹林から切り出し、手ごろな支柱に切り、これを地中に打ち込み、これだけでは、強度が足りないだろうと、常備しているアルミ系の金属棒も何本かグリーンピースの周りに打ち込む。

 これに買ってきたネットをぐるりと結び付ける(冒頭)。


 グリーンピースとスナップエンドウを植えた畝がもう一畝あり、この畝の周りには、従来通り、ビニール紐を周りに張り巡らせておく。

 ハクビシンは、口の届く低い位置のグリーンピース、スナップエンドウを食いつくすと、高い位置のグリーンピースを食べるために、ツルを引きずり下ろして食べる。
 ビニールテープが周りに張られていると、これが邪魔になって引きずりおろしにくくなり、あきらめの早いハクビシンは食べるのをあきらめる感じ。

 今日初めて使った害獣防除のチャチなネットと、従来のビニール紐、どちらが効果があるか、結果は10日もすれは分かる。

 ほぼ作業が終わったころ、私の背後を茶色の小型の動物が猛スピードで通り抜けていく。
気が付いて、視線を向けるも、茶色のふさふさした尻が見えるのみ。
 妻も気が付いて、顔に白い毛があったと。
 大きさは、最近よく見かける白い野良猫程。
多分、問題のハクビシン。
 野良猫に、このハクビシンを追い払ってもらいたいが、野良猫はエサ不足で痩せこけており、ハクビシンはエサを取るのが巧い(穴を掘って、ミミズかコガネムシの幼虫を食べる技も持っている)と見えて、丸まると太っている。
 猫の牙は素晴らしいし、闘争心もあるが、体力で今は、ハクビシンの方に分がありそう。
(この時私と妻が見たのは、アナグマらしい。アナグマはハクビシンより小ぶりで、しっぽがハクビシンよりはるかに短い。昨年の夏、屋敷の天井裏に住み着いて、コショウスプレーでハクビシンを追い出したことがあり、一度、屋根の上にいるのを目撃したが、体長は1メートル程あり、しっぽも長く太かった。昨日のは、もっとコロコロした小ぶりで、しっぽは目立たない。穴を掘って、ミミズや甲虫の幼虫を食っているのは、アナグマ。どちらも甘いイチゴ、枝豆など食い荒らすのは共通らしい。農園には、ハクビシン、アナグマ共生しているらしい。2020/4/23追記)

 2時間ほどで、作業終了、引き上げる。
71歳の爺さんには、ちょうどいい運動。
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