田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

小倉室町の丸徳うどんで、黙食(2021/3/27)

2021-03-27 21:41:10 | 先生・友人
今月末で閉店する小倉室町の丸徳うどんに、お昼過ぎ寄ってみました。
40年ほどご夫婦で営んできた店で、コロナで客足が減ったのと、そろそろ体力的にやめ時と、閉店に至ったもの。
馴染みの客が、最後にうどんをもう一杯と、次々と来店で、席がいっぱいで、あきらめる客も多数。
 私は、運よく、カウンターの席をゲット、いつも頼む特製うどんを注文。
コロナの頃で、皆さん、静かに黙食。

 私と一つとばしのカウンター席に、がっしりした体格の、いい感じの年配の男性が静かにうどんを食べていて、勘定になって、店の大将の伊藤氏とお互いに深々と一礼。
 この男性が引き揚げた後で、私の隣の席の常連客の爺さんが、大将に、北橋さん? と聞いていたので、念のために隣でうどんを食べている爺さんに北橋市長だったんですかと聞くと、そうだ、とのこと。
テレビや、不良爺さん達の飲み会で見かけたことあるが、いつも正面からの顔で、横顔は初めて。
 分からなかった。
 大将の伊藤氏と北橋市長、馬があうと聞いていたので、最後にうどんを食べに来たらしい。
 やはり小倉室町のラーメン店の錦龍が閉店したときも、北橋市長は閉店前、寒空に客が外で列をなして順番待ちしているとき、いっしょに並んで、最後の錦龍名物のちゃんぽんを食べにきていたと不良爺さん達が目撃談をしていたのを思い出す。

 錦龍、丸徳うどんといった、安くて美味しい、店の雰囲気もさっぱりした店は、ファンが多く、その分、40年、50年と長続き。

 うどんを食べ終わって、西小倉駅まで、室町の商店筋をブラブラすると、古着屋や、インド料理店、イタリアン等しゃれた店が沢山出来ている。
 大学生、予備校生の学生の多い街で、一昔前、私が学生時代を過ごした50年前の東京の原宿を思わせる雰囲気も。
 室町では、観月会やら、起点ちゃ室町といった手作りの祭りを錦龍の池上氏や丸徳うどんの伊藤氏らが縁の下の力持ちで長年盛り上げてきた。
 そうした、伝統と庶民的雰囲気が、これからの室町の若い商店主たちに引き継がれていく予感。

 コロナ収まれ、また室町でビール飲みたい。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 爺さん屋根に登る(2021/3/26) | トップ | インゲン豆の畝づくり(2021/3... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

先生・友人」カテゴリの最新記事