温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

日本人が知らない動画が面白い~こういう動きを知ることが大事だね~

2013-11-25 20:49:01 | 乗り物
モーターショー開幕、日本人が知らない動画が面白い:日経ビジネスオンライン
 今年も東京モーターショーの季節がやってきました。自動車の世界は動画でもすごいことになっています。一言で言えば、車に乗らない人のことも考えた動画が世界のあちこちで制作され、注目されているのです。
 これはコアのファン層以外にアピールするメッセージ作りの参考になります。そこで今回は、そんな観点から車の動画を見ていきたいと思います。

以下はまさに私が言いたいこと、もうすでに多くのユーザーの行きまたった成熟した商品としてのクルマとしては、多くのユーザーには、スペックとか空力じゃないんだよね、本当に知りたいのは。
今年も東京モーターショーが開催され、あちこちのメディアに新型車の写真があふれだしました。斬新なデザイン、スタイリッシュな車、車、車です。実はネット動画の世界でも、自動車メーカーは力を入れてコンテンツを作っています。 しかし、リアルの世界での情報発信と、ネット動画での情報発信では、趣が異なるのです。
 車の情報と言えば、最新技術や性能の高さを紹介したりアピールしたりするものが一般的で、専門家が車好きのために解説する、スペック重視の極めて男性的なイメージが強い。
 これに対して、ネット動画、特に注目される動画の多くは、車自体のことをあまり細かく解説していないのです。つまり、車に詳しくない人にとっても、極端に言えば車に興味のない人にとっても、説明しなくても見れば分かるようになっている。それが大きな特徴です。
 どういうことか。
 車にこだわりのない人にとって、大事なのは「どんな車か」ではありません。
 つまり、走りのすごさやスタイルの良さや、最新技術がどうのというのではありません。ステイタスでもなければ、環境性能でもない。もっと言うと、車の名称もほとんど意識されません。
 伝える側にとって、本来アピールしたい情報では興味をひけないということです。ある意味、これは大変厳しい。

このページ紹介されている動画紹介しちゃいましょう。
 すぐに相手が見つかる「スピード・デート」は、車に乗せられた彼らにとっては、猛スピードでのデートという意味だった、というストーリーです。

以下はイタリアの魅力って本当にこういうことかってかんじですが。。。。
The ultimate speed date

モーターショー開幕、日本人が知らない動画が面白い:日経ビジネスオンライン
具体的な車種というよりも「イタリア」という国のイメージを代表し、イタリアだから魅力的というメッセージを表現しています。車自体は登場してはいますが、抽象度が高いわけです。
 そんな観点で見ると、同じ映像でありながら、一般的なテレビCM(走る車のイメージと車名の強調というスタイル)との違いが浮かび上がってきます。
 一体どこが違うのか。
 ネット動画では、主語/主人公が「車」ではなく、「人」「ユーザー」になっていることが多いのです。

Italian Invasion - FIAT� 500L (Director's Cut)

キュンダイやるね。これなら、あのNTTのCFで有名な2cellosもクルマの後席で演奏できるかも。
Hyundai Centennial Certified by You Challenge: Concert in Centennial(Equus)
メルセデスも、ちょっと前に紹介したzazenはいただけなかったけど、これはいいね。
Mercedes-Benz TV: MAGIC BODY CONTROL TV commercial "Chicken"

お次はこれ。すもうレスラーの登場だ。
2人の力士が買物袋を下げて駐車場の車に戻ってくるものの、車が密集していてドアが充分に開けられない、という状況です。
 隣の車にドアをぶつけながら車に乗り込もうとしますが、体は入りません。
 自分の車にドアをぶつけられている人が慌てて「止めてよ」と言ったり、電話で助けを求めたりしていますが、力士は一向に気に留めずに続けます。
 そして車が立ち去った後、傷の心配をして見ても傷はついていません。フォードのドア・プロテクターという装置でガードされている、ということをアピールしようというストーリーだったわけです。

Two Sumo Wrestlers try to get into a Ford Focus - Ford Door Edge Protector (Go Further)

ワーゲンも頑張っている。
あるいは、フォルクスワーゲンのこれ(Volkswagen Park Distance Control‐Too Close)も、近づきすぎるとアラームがなる接触防止機能を男女の接近を比喩にして表現しています。

Volkswagen Park Distance Control - Too Close

お次は、これ楽しいねってやつ。好きだな。スーパーに欲しいな。
「ファーストレーン(お急ぎコース)」というテーマで複数の動画を公開しているのですが、急いでいる人、スピード好きの人に、普通よりも速い方法で作業を済ませられる方法を提供しています。

Fast Lane - The Shopping Carts

ホンダも頑張っているんだけど。。。。
これまで場所が固定されていた「散髪」が、もしどこででもできるものだったらいいのに、という発想です。
 それが今回紹介する、「ホンダ・ヘアー」なのです。
 シンプルで効率的で、散髪が楽しくなります。

HondaHAIR�

各社頑張っているね。コレと比べると日本国内でのCF、面白く無いと思いませんか???