iPadが下の記事のように生産現場で使われ出しているようだ。
現場の作業者が使いたいと思えるインターフェースが備わっていることが大きいと思う。
このあたりは先日読んだスティーブジョブズの本にあったジョブズのこだわり、いろいろな機能がありますではなく、機能は限られても、ユーザー自身が欲しいかどうかも自分ではわからない機能にこだわって、本当に欲しいものはこれだと突き詰めたモノづくりが功を奏しているのだろう。
下の記事で取り上げている「容易な操作で表示を拡大できること」って、確かに非常に大きい。アップルのOSXではキーを押すだけで画面の拡大縮小ができ、iPadやiphoneでは指2本でできるというのは画期的だ。これになれると、winを使ったとき、同じことをしたいと思うが、機能は確かにあるのだが、なかなか思い通りにできないことが本当に煩わしい。
機能を備えるのではなく、ユーザーが自然な操作で使えるように仕上げることの大切さが如実に示された例だと思う。
技術屋の発想だと、人間の操作として自然ということより、同じキー2つだとか、動作が同じ2回だとかということで、優れているとか負けているとかいう判断をしてしまいがちである。
iPadで「ものづくり革命」 工場を変えるタブレット :日本経済新聞
現場の作業者が使いたいと思えるインターフェースが備わっていることが大きいと思う。
このあたりは先日読んだスティーブジョブズの本にあったジョブズのこだわり、いろいろな機能がありますではなく、機能は限られても、ユーザー自身が欲しいかどうかも自分ではわからない機能にこだわって、本当に欲しいものはこれだと突き詰めたモノづくりが功を奏しているのだろう。
下の記事で取り上げている「容易な操作で表示を拡大できること」って、確かに非常に大きい。アップルのOSXではキーを押すだけで画面の拡大縮小ができ、iPadやiphoneでは指2本でできるというのは画期的だ。これになれると、winを使ったとき、同じことをしたいと思うが、機能は確かにあるのだが、なかなか思い通りにできないことが本当に煩わしい。
機能を備えるのではなく、ユーザーが自然な操作で使えるように仕上げることの大切さが如実に示された例だと思う。
技術屋の発想だと、人間の操作として自然ということより、同じキー2つだとか、動作が同じ2回だとかということで、優れているとか負けているとかいう判断をしてしまいがちである。
iPadで「ものづくり革命」 工場を変えるタブレット :日本経済新聞
タブレット端末や音声入出力システムを活用し、工場の現場作業を支援する取り組みが広がってきた(図1)。これは、作業手順やチェックリストを紙に印刷していたこれまでのやり方を、単純にIT(情報技術)システムに置き換えたものではない。ITシステムの導入と同時に、図面や作業手順書を参照したりチェックリストに記入したりする作業者の手間を大幅に低減する。工場の現場に起きている「革命」をリポートする。
そこで「使いやすい仕組みにして、作業者に、『端末を使いたい』と思ってもらうことが大切」(ツバメックス 金型部開発係主任の荒井善之氏)となる。
iPadを現場に持っていくと、「これなら使えそうだと、作業者の食いつきが良かった」(ツバメックスの荒井氏)。2012年7月に早速、数台のiPadを購入し、1台を工場内に持ち込んだ(図4)。
現場で常に正確で最新の情報を参照できるようになった」(大日本スクリーン製造半導体機器カンパニー製造統括部洗浄製造部部長の山口康成氏)。
そんな事態を避けるために、まず取り組んだのが作業手順書とチェックシートの電子データ化だ。端末としてiPadを選んだ理由の一つが、容易な操作で表示を拡大できること。大きな図面でも見られるし、携帯性に優れるので必要な時に場所を選ばず使える。