温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

プロフェッショナル 仕事の流儀~それでも、海を信じている カキ養殖・畠山重篤~

2011-12-12 22:28:47 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
プロフェッショナル 仕事の流儀 再開したようですね。
また、以前のように折に触れて紹介します。
放送予定 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
それでも、海を信じている
カキ養殖・畠山重篤
海を、信じる
カキには人が映る
畠山のカキは、大粒で、うまみが濃厚だと評価されている。この極上のカキは、「カキには人が映る」という畠山の思いから生まれる
自分のやり方を貫きなさい
畠山は津波で、母小雪さんを亡くした。養殖業を継いだ畠山を、陰に日向(ひなた)に支え続けてくれた小雪さん。その母の言葉が、壁に突き当たった畠山の背中を押し続けてきた。

カキというのは、津波の後などには、成長が早くなるらしい。
昔のチリ沖津波の時の経験則だそうだ。
津波がプランクトン豊富な海底の泥を巻きあげ、海が豊かになり、牡蠣が早く育つそうだ。
すごい話だね。
自然はすごい。
ちょっとした人工的な技術なんて及びもつかない事をやってのける。

森に植林すると、海が豊かになるそうだ。
枯葉などの栄養豊富な腐葉土から海に注ぐ栄養素によってプランクトンが増え、豊かになるのだそうだ。
この自然の連鎖もすごいな。
畠山さんは、だから森に木を植える活動を積極的に行なっているそうだ。
NPO法人 森は海の恋人
森を育て、海を豊かにするための植林、育林活動を行っています。また、森づくり事業によって森と海との繋がりに関する知識や理解を深めるための活動場所を整備します。

畠山重篤 かしこい生き方のススメ - COMZINE by nttコムウェア
漁師は経験的に、海と川、更に森との関係を知っていると思うんです。そこで、陸のほうを向いてみたら、例えば、昔は廃水規制がなかったため、水産物加工場や家庭からの排水が海に垂れ流しだったり、農業で利用する除草剤や化学肥料などが川に流れ込んでいたんです。
そして改めて気仙沼に注ぎ込む大川を観察してみたところ、水源地である山が非常に荒れていることが分かりました。