Blog.たかたか

本のこと、音楽のこと、楽器のこと・・・

バロック・オーボエに興味津々

2008-02-29 | オーボエ


そもそもの始まりは鈴木秀美の『『古楽器』よ、さらば』を読んでから。
読んでいて、チェロの話もそうだけど
オーボエだってバロック時代は全然違うんだよね
と思っていました。

そういえばバロック・オーボエってのは
いまはどうなっているんだ?とインターネットでいろいろ調べてから
はまってしまいました。

バロック・オーボエを作る人、個人輸入する人、そして演奏する人
じつにさまざま、たくさんいるんですね。

バロック・オーボエのCDも図書館で借りた本間正史のCDで聴いていたんですよね。
そのときは自分の興味には外れていたのだけど。

オーボエだけじゃなくてフルートなんかもっとすごい変化だよね、と
調べてみるとこれもたくさんあります。
フラウト・トラヴェルソのページが。

また、古楽器を販売しているページを見ると
バロック・オーボエやフラウト・トラヴェルソなどに加えて
必ずリコーダーも入ってくるんですね。

そうです。リコーダーは自分が楽器を何かやろうと考えた時に
始めた楽器でしたよ。

結果的にオーボエを始めたのですが、それまではアルト・リコーダーを
ピーヒャラ練習していたんでしたっけ。

やっぱり自分はこの辺の音楽やら楽器やらに惹かれているんだと
あらためて思いました。

2005年にリコーダーからオーボエを始めようと
ネットで中古で買ってしまって、自己流で練習して2年。
昨年から先生についてレッスンを始めてもうすぐ1年。

まだHINKEの2ページ目なのに
むくむくとバロック・オーボエの関心が高まってきてしまいました。

こんなんじゃ、(モダン)オーボエも中途半端になってしまいますよね。

『『古楽器』よ、さらば』の初出として出ている
雑誌「アントレ」のバックナンバーと
バロック・オーボエ奏者の三宮正満のCDなども注文してしまいました。

YouTubeで「Baroque Oboe」で検索すると
けっこう演奏の様子が見られたりしますね。

「モーストリー・クラシック」の最新号ではビオラ・ダ・ガンバが出ているし
リコーダーの面白そうな新譜のCDも紹介されているし。

ますますはまりそう。

困った困った。

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携帯電話を買ってきた

2008-02-28 | Diary
先週の月曜日に突然液晶が見えなくなった自分の携帯電話ですが
土曜日になっても相変わらず壊れたままなので
職場の帰りにドコモショップに行って機種変更をしてきました。

本体だけを変更するのならば家電量販店でもよかったのですが
うちの奥さんが機種変更してから料金が上がったので
もっと安いプランなどもついでに聞いておきたいと思い
量販店の混雑を避けたのです。

以前ニュースで見ていた携帯の購入価格を通話基本料に乗せるのと
購入金額はそのままで、代わりに基本料を下げるのと
どちらがいいんだろうか、という点と

機種もどうせなら新しいのがいいよね、とは思うのですが
実際に本体の価格はそれぞれどれくらいになるのか
というのが知りたかったのです。

料金プランについては、いろいろあるけど結果的に
プランそのものはいままでと同じにしました。
そのかわり契約内容を2年間変更しない条件で
半額割引を適用。

本体価格はポイントやいろいろな割引制度を利用して
安くはなるのですが
その代りクレジットを作る必要があるものなどを切っていき
結果的に8,000円位の値引きになりましたが

ACアダプタもいままでのは使えないので
新規購入1,800円なり。

本当はこの分も本体の価格から引きたかったな。
最終的に、ウン円の出費。痛い!
なくなくクレジットで支払いました。

機能としてはワンセグ付き、海外OKのものでと考えていましたが
パナソニックの最新に決めました。

壊れた携帯からデータを移し替えて動作確認をして終了。
手渡された古い携帯を見ると
あれ? 液晶が治ってるぞ?!

なんで~!!??

帰ってから子どもに見せるとすごーいと大騒ぎ。
うえの子はさっそく取扱説明書を読んでいます。
まあ、ワンセグなんて自分では見ないかもしれないけど
旅行とかで子どもたちの暇つぶしににはいいかもね。
海外旅行だって、今年はいけるのかなぁ。

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癒しの楽器 パイプオルガンと政治 / 草野 厚

2008-02-27 | Books
癒しの楽器 パイプオルガンと政治/草野 厚/文春新書

他の本を検索しているときに偶然見つけて、面白そうだと思い探しました。
新書版なのですぐに見つかるかと思っていたら全然見つかりませんでした。

市ヶ谷の文教堂書店を見ると、ない。
それではと新宿の三省堂書店ならあるだろうと行って見ても、ない。
日曜日に国立に行くと必ず立ち寄る増田書店にも、ない。

なんで~と一時はあきらめましたが
もしかしてと国立の古本屋さんに行ってみると、ありました。

たしかこの本、新刊で出た時に広告は見た覚えがあり
パイプオルガンと政治とは変な組み合わせだな、と思った気がします。

読み始めてみると、これがすこぶる面白い。
なぜ、公共の音楽ホールにこれだけパイプオルガンが設置されているのか。
そして、そのパイプオルガンはどのように使われているのか。
税金が使われているにもかかわらず、不透明な部分が多いのではないか。
納税者である地域の住民はどのように利用できるのか。
などなど、音楽ホールそしてパイプオルガンといった
普段、政治あるいは特に地方自治とは結びつかないものを
ばっさりと切っています。

90年代にできた音楽ホールの中には府中の森芸術も出ていますね。
一度だけ子どもを連れてミニコンサートでパイプオルガンを
聴きに行ったことがあります。

しかし、これだけ探してもないというのは、なんなんだろう。
内容的に当事者にはけっこうきついかも、と思われるところもあって
もしや、圧力が・・・なんて勘ぐってしまいます。

まあ、これだけ面白い本なのだから
売れているからだ、ということもありますが。
まあ、興味のある人はもうひととおり買っちゃったんですかね?

ホームページなどで紹介している内容をみると
政治学の基礎を学ぶのにちょうどよい参考図書という評価もあるので
4月になるとまた書棚に並ぶのでしょうか。

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バッハのメヌエット BWV Anh.114

2008-02-26 | Music
上の子がピアノの発表会用に先生から選んでもらって練習を始めると
下の子もヴァイオリンの先生に頼んで新しい練習用にしてもらったのが
バッハのメヌエット。

これは聴けばだれでも口ずさめるというほどの曲ですね。

上の子の演奏は本格的なので、こちらとすると聴くだけ。
いっぽう、下の子のヴァイオリンは自分とどっこいどっこいなので
むかし買ったリコーダーの本を取り出して
楽譜を見つけて、オーボエで合奏しています。

下の子は飽きっぽいのですが
誰かに褒めてもらったり、一緒に演奏するのが好きなので
自分のオーボエの練習にもなるしと
毎日、合奏しています。

さて、このバッハのメヌエットですが
もとは何の楽器のための曲なんだろう?と
きのう、ふと思い、調べてみました。

「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」といって
バッハの妻のための練習曲として作られたとされていたが
じつはクリスティアン・ペツォルトというひとの作曲であることが
研究により判明したとか。

楽器はスピネットというチェンバロを小さくした楽器らしい。
いまではピアノの練習曲になっているようですが
どちらかというとチェンバロの曲ということですかね。

確かに上の子のピアノを聴いていると
装飾音符が入っているのが、いかにもチェンバロっぽいですね。

こちらはまだそんな装飾音符なんて吹けませんので
いたって、初心者用の練習曲をやってます、という感じです。
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四十でがんになってから / 岸本 葉子

2008-02-25 | Books
岸本さんのガンについての本を読んだのは2冊目です。
最初の本はびっくりしながらも
作家だけあって、しっかりと書いているなと感心して読んでいました。

こんどの本はその後の話。

ガンは手術をしから治ったというのではなくて
その後、5年の再発の有無まで考えなければいけない、というところが
つらいのだということが分かります。

しかし、この本も文庫になったのだから
もう岸本さんの手術から5年はたったのかな。

もしそうなら5年をクリアしたのですね。
おめでとうございます。

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古楽の雑誌アントレ

2008-02-24 | Diary
きょうは上の子のサイエンス教室の間に
古楽雑誌のアントレを置いている、とあった
国立楽器に行ってみました。
ところが、雑誌の棚を探しても見あたりません。
店の人に聞いてみると、売れてしまったとのこと。
ん~、残念。
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耳をすませば

2008-02-23 | Diary
きのう日本テレビでやったましたね。
前にもやったときには、途中までしか見ていなかったので
こんどは録画しておこうと、予約をしていたのですが
子どもが録画されていないのに気が付きました。

あれ、録画できないDVDでも入れたのか、と思って
新しいのを入れても録画はされません。
普通ならDVDで予約しても、それがだめなら
HDDにレスキュー録画されるのですが
今回はレスキューされなかったようです。

なんでかな?

きのうは、眠くなりましたが、なんとか最後まで見ました。
設定が京王線の、たぶん聖蹟桜ヶ丘あたりでなじみがあります。
京王線も出てくるし。

主人公たちが中学生なので、上の子どもにはもう少し先の話ですね。
それにしてもうちの子はだれか好きな子なんているのかな?

子どもがヴァイオリンをやっているので
クレモナなんて名前が出てくると、おお~と思ってしまいます。

話の途中で主人公がヴァイオリンの演奏で歌をうたっていると
おじいさんと仲間たちが一緒になって
(たぶん)ヴィオラ・ダ・ガンバやリュートを弾いているシーンは
自分が最近、古楽器に興味を持ち始めたので
そのタイミングにびっくりしました。

でも、そこで吹いていた管楽器がなんだか分からなかったな。

子どもたちも気に入ったなら、DVDを買ってもいいんだけど
それを調べるだけで買うんじゃね。
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トゥルー・ストーリーズ / ポール・オースター

2008-02-22 | Books
久しぶりのポール・オースターです。
それもエッセイ(かな?)。

いろいろなところに発表した文章を編集したとか。
それも柴田元幸氏の日本独自編集。

やはり、読みごたえは「その日暮らし」
オースターが作家になる間に船乗りだったとか
知っている人は、よく知っているんでしょうが
これを読んでみると、大変だたんですね、と思ってしまいます。

最初に出てくる「赤いノートブック」も、意外性を感じさせます。
事実であるだけに。

また、後半のメッセージは、社会に対する向き合い方に
彼の作家としての真摯さを見て取れます。

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オーボエ・レッスンメモ 14回目

2008-02-21 | オーボエ
オーボエの調整を出して戻ってからの、初めてのレッスンです。

前回はレッスンができなくて、オーボエを見ていただいただけでしたが
レッスンの通算では14回目になります。

先生に治ったオーボエを吹いていただくと
ちゃんと出ますね~ということで
よかったよかった。

残っている2本のリードだけでは心許ないので
もう1本をいただくことに。

そのリードの調整をしていただいている間に
ヒンケの5番を練習。

出だしのLow D→High DとHigh D→Low Dの連続で
Highの音を出すときは、息を強くしないと音が低くなってしまうと
指摘されました。

最初は全体に高音部がすべて低く
音が抜けていないのが自分でもわかるほど。

息の強さを意識すること
それにリードのくわえ方も強くしたほうが
高音部が出やすいとアドバイス。

レッスンの部屋がとても静かなので
吹いている自分の音が目立っているからなのか
自宅で吹いている時よりも、音(息)が小さくなっているかもしれない
ということも原因の一つかもしれない。

強く・大きく吹くことを忘れないように。

ヒンケの4番は11月に○をもらっていました。
5番はきょう○をもらえました。(おまけかな?)

ショパン「別れの曲」をサビの前まで吹いてみました。
なんとか吹けている、ということで
また先生が低音部分を吹いてくれて合奏していただいた。

サビのHigh C# ももう少し。
次までに通しで吹けるように練習だ。


<ポイント>
1.オクターブ上のDを吹くときは息を強く、リードのくわえも強めに

<課題>
1.ショパン「別れの曲」
2.ヒンケの6番

ヒンケの新しい曲に移るときは、いつもは先生に一度吹いてもらっていましたが
今回はそれがなかったので、まず自分でどんな曲かを確かめること。

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小学校4年生と83歳のオーボエ生徒

2008-02-20 | オーボエ
月曜日は久しぶりのレッスン日でした。
先生から聞いた新しい生徒の話。

小学校4年生の男の子がオーボエのレッスンを始めたそうです。
なんで4年生がオーボエなんて知ってるの
と聞いたら、「のだめ」で知ったそうです。

楽器を持つのも大変そうで、先が下がってしまうようです。
指はぎりぎり届くくらいとか。
けっこう手が大きいのかな?
いまのところ1日30分の練習を続けているそうです。
「のだめ」の影響はすごいですね。

さて、もう一人が83歳のおじいさん。
友人がフルートを吹いているので
自分も、とオーボエにしたそうです。

なんと、私の父親と同い年ですよ(父が生きていれば)!
昔、楽器をやっていたわけではないのも驚き。
ただし、音楽は昔から好きだったそうです。

自分が40後半から始めたなんで
若い若い!
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