Blog.たかたか

本のこと、音楽のこと、楽器のこと・・・

3月に読んだ本

2016-04-04 | Books
2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1557ページ
ナイス数:32ナイス

古書泥棒という職業の男たち: 20世紀最大の稀覯本盗難事件古書泥棒という職業の男たち: 20世紀最大の稀覯本盗難事件感想
古書それも希覯本を図書館から盗み出し、売買するということが商売になるとは考えもしませんでした。しかし確かに商売になりますね。日本でもずいぶん被害にあったと想像できます。それをどのように防ぎ、犯人を捕らえるのか、スリルある読み物でした。
読了日:3月27日 著者:トラヴィスマクデード
アメリカの真の支配者 コーク一族アメリカの真の支配者 コーク一族感想
アメリカの保守主義を支える巨大産業の経営者一族とは、という興味で読み始めました。しかしコーク一族は単に保守主義というものではなく、リバータリアンという政府よりも市場主義を上位に置く思想の持ち主でした。今行われている大統領選挙までは触れられていませんが、あのトランプを応援していないようですね。とすると誰に?
読了日:3月20日 著者:ダニエル・シュルマン
哲学な日々 考えさせない時代に抗して哲学な日々 考えさせない時代に抗して感想
哲学者の新聞に掲載されたエッセイを中心にまとめたものです。書店で見かけて、これは面白そうだと、購入しました。軽い語り口のなかに残る言葉があります。
読了日:3月12日 著者:野矢茂樹
無限論の教室 (講談社現代新書)無限論の教室 (講談社現代新書)感想
同じ著者の『哲学な日々』を読み始めて、面白そうだと図書館で借りてきました。しかし無限論は難しかった。
読了日:3月11日 著者:野矢茂樹
「戦後」の墓碑銘「戦後」の墓碑銘感想
相変わらず歯に絹着せぬ、という言葉が当てはまる論考です。しかし読みながら、繰り返される安倍政権や反知性主義への批判に同意しながらも、無力感に襲われる自分がいます。いやいやそんな弱気じゃダメだ、このままではもっと悪くなってしまうことを肝に銘じなければ。
読了日:3月5日 著者:白井聡

読書メーター
コメント