2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1785ページ
ナイス数:19ナイス
虚人の星の感想
いかにもありそうな近未来の状況に多重人格のスパイが主人公という、ひねりを加えた寓話として読みました。はたしてこれからの日本はのび太とドラえもんのどちらの首相が出てくるのか? いまの首相がドラえもんじゃないかって?
読了日:12月27日 著者:島田雅彦
日本の反知性主義 (犀の教室)の感想
反知性主義とは「知的な生き方およびそれを代表とするとされる人びとに対する憤りと疑惑」であり、「そのような生き方の価値をつねに極小化しようとする傾向」とホーフスタッターの定義を読むと、少なくとも自分はそれには当てはまらないだろうと思ったが、読み進むうちに本当に自分にはその傾向がないのか、問いかけなければいけないと思わせられます。
読了日:12月23日 著者:内田樹,赤坂真理,小田嶋隆,白井聡,想田和弘,高橋源一郎,仲野徹,名越康文,平川克美,鷲田清一
まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕すの感想
大型店やチェーン店ではない「まちの本屋」の店長が、書店、出版界、お客、地域について、率直に語っています。地域に根ざした本屋とは?大型店にない魅力のある本屋があれば足を運びたくなります。
読了日:12月20日 著者:田口幹人
東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶかの感想
専門のタコツボに入らせないための工夫を東工大で考えているのでしょうか。池上彰を呼んだのも、そのつながりでこの授業が開講されたのも、大学の意欲の表れと思います。この講座は大学生でなくとも聴いてみたいもので、いままで知らなかった人たちもいました。東工大生が羨ましいですね。しかし一方で大学でこのような講座をやらなければならないという現状も考えさせられます。
読了日:12月19日 著者:最相葉月
サミュエル・ジョンソンが怒っているの感想
なんとも不思議な短編小説集でした。一般的な短編小説と思って読むと、なんだこれ?です。実験的というか即興的というか覚え書き的というか。
読了日:12月12日 著者:リディア・デイヴィス
『荘子』―鶏となって時を告げよ (書物誕生―あたらしい古典入門)の感想
朝日新聞の荘子紹介の2冊目。こちらは古代からヨーロッパ、現代まで、荘子はどのように読まれてきたのかがわかります。さらにいままでの解釈とは別の角度からの読みが提示されます。荘子を読むに際してどの解説で荘子を読むかで、ずいぶん理解が違ってしまいますね。やっぱり原典なんでしょうけどね。読めればね。
読了日:12月8日 著者:中島隆博
荘子―古代中国の実存主義 (中公新書 (36))の感想
朝日新聞で荘子が紹介されていたので、とっかかりとして読んでみました。荘子の哲学は全く知らなかったし、内容も分からないところが多かったけれど、著者の熱意で最後まで読めたという気がします。しかしこの本、1964年の初版ですよ!すごいロングセラーですね。
読了日:12月5日 著者:福永光司
読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1785ページ
ナイス数:19ナイス
虚人の星の感想
いかにもありそうな近未来の状況に多重人格のスパイが主人公という、ひねりを加えた寓話として読みました。はたしてこれからの日本はのび太とドラえもんのどちらの首相が出てくるのか? いまの首相がドラえもんじゃないかって?
読了日:12月27日 著者:島田雅彦
日本の反知性主義 (犀の教室)の感想
反知性主義とは「知的な生き方およびそれを代表とするとされる人びとに対する憤りと疑惑」であり、「そのような生き方の価値をつねに極小化しようとする傾向」とホーフスタッターの定義を読むと、少なくとも自分はそれには当てはまらないだろうと思ったが、読み進むうちに本当に自分にはその傾向がないのか、問いかけなければいけないと思わせられます。
読了日:12月23日 著者:内田樹,赤坂真理,小田嶋隆,白井聡,想田和弘,高橋源一郎,仲野徹,名越康文,平川克美,鷲田清一
まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕すの感想
大型店やチェーン店ではない「まちの本屋」の店長が、書店、出版界、お客、地域について、率直に語っています。地域に根ざした本屋とは?大型店にない魅力のある本屋があれば足を運びたくなります。
読了日:12月20日 著者:田口幹人
東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶかの感想
専門のタコツボに入らせないための工夫を東工大で考えているのでしょうか。池上彰を呼んだのも、そのつながりでこの授業が開講されたのも、大学の意欲の表れと思います。この講座は大学生でなくとも聴いてみたいもので、いままで知らなかった人たちもいました。東工大生が羨ましいですね。しかし一方で大学でこのような講座をやらなければならないという現状も考えさせられます。
読了日:12月19日 著者:最相葉月
サミュエル・ジョンソンが怒っているの感想
なんとも不思議な短編小説集でした。一般的な短編小説と思って読むと、なんだこれ?です。実験的というか即興的というか覚え書き的というか。
読了日:12月12日 著者:リディア・デイヴィス
『荘子』―鶏となって時を告げよ (書物誕生―あたらしい古典入門)の感想
朝日新聞の荘子紹介の2冊目。こちらは古代からヨーロッパ、現代まで、荘子はどのように読まれてきたのかがわかります。さらにいままでの解釈とは別の角度からの読みが提示されます。荘子を読むに際してどの解説で荘子を読むかで、ずいぶん理解が違ってしまいますね。やっぱり原典なんでしょうけどね。読めればね。
読了日:12月8日 著者:中島隆博
荘子―古代中国の実存主義 (中公新書 (36))の感想
朝日新聞で荘子が紹介されていたので、とっかかりとして読んでみました。荘子の哲学は全く知らなかったし、内容も分からないところが多かったけれど、著者の熱意で最後まで読めたという気がします。しかしこの本、1964年の初版ですよ!すごいロングセラーですね。
読了日:12月5日 著者:福永光司
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