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2022年11月に読んだ本

2022-12-01 | Books
11月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1775
ナイス数:20

歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史 (朝日新書)歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史 (朝日新書)感想
★★★★☆朝日新聞の連載時は毎週読んでいました。鉄道愛と蘊蓄のバランスが良いですね。
読了日:11月30日 著者:原武史
サルデーニャの蜜蜂サルデーニャの蜜蜂感想
★★★★☆今回のエッセイは書かれている人たちのもつ翳りが強調されていると感じた。
読了日:11月23日 著者:内田 洋子
とにかく散歩いたしましょう (文春文庫)とにかく散歩いたしましょう (文春文庫)感想
★★★★☆先に読んだ『文にあたる』でこの本がふれられていたので読んでみました。校閲の仕事、校閲者に対する感謝の気持ちを小川さんらしく書いていました。なにが小川洋子らしさかということは難しいのですが、書かれている小説と通じる視点がエッセイでも表れていると感じます。
読了日:11月16日 著者:小川 洋子
文にあたる文にあたる感想
★★★★☆社会人となっての最初の仕事が広報誌の編集で、校正の仕方を教わった。しかし専門家集団ではなかったので、著者原稿との付け合わせで精一杯だった覚えがある。校正・校閲の専門家が誇りを持ちながらも、絶対ということがない仕事への思いが正直に語られている。
読了日:11月13日 著者:牟田 都子
双六で東海道 (文春文庫)双六で東海道 (文春文庫)感想
★★★★☆図書館で借りた本を読む合間に少しずつ読んでいました。肩肘の貼らない、それでいて蘊蓄のある、奥行きの深いエッセイです。ひとつひとつは長いのですが、思わぬ方向に話が飛んだりしながらも、しっかりと着地する鮮やかさがあります。
読了日:11月06日 著者:丸谷 才一
天使突抜 おぼえ帖天使突抜 おぼえ帖感想
★★★★☆「木琴デイズ」に続いて読んだ通崎さんの著書。生まれ育った京都の天使突抜という町にまつわるエッセイ。著者の成長と一家の歴史、関わった人々の話は初めて知るもの、懐かしく思えるもの、笑ってしまうもの、涙が出てしまうものが。
読了日:11月02日 著者:通崎 睦美

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