調布の山野楽器で偶然見つけて購入しました。
アンサンブル・ヴィンサントのCDは初めて。
「カノン」や「ヴェニスの愛」「アリア」などメジャーな曲が
入っていたので、聴いてみようと。
ライナーノーツを読むと
名曲「ヴェニスの愛」も古楽器による演奏は非常に珍しいもの。
また、パッヘルベル作品も、カノンは幅広く人口に膾炙していますが、
その後に続くジーグと一緒に演奏される場合、アッタッカで演奏されるので
カノンが比較的速いテンポでないとおかしいものです。
「間口は広く、しかしマニアックなものも」と語る三宮の
並々ならぬ各曲への愛情と意気込みが感じられます。
とあります。
確かに「ヴェニスの愛」はいろいろ演奏されていますが
バロックオーボエでは聴いたことがありませんね。
しかし、これをバロック・オーボエで吹いてるのか
と思うと、すごいテクニックです。
・パッヘルベル:『カノンとジーグ』ニ長調
・マルチェッロ:『ヴェニスの愛』ニ短調
・ゼレンカ:『ヒポコンドリア』イ長調
・ヘンデル:『忠実な羊飼い』ニ短調
・バッハ:『アリア』ニ長調
ヴィンサント
三宮正満(ob1 & dir)
尾崎温子(ob2)、功刀貴子(fg)
永谷陽子(fg2)、荒木優子(vn solo)
長岡聡季(vn1)、中丸まどか(vn1)
川久保洋子(vn2)、山口幸恵(va)、
懸田貴嗣(vc)、西澤誠治(cb)、鈴木優人(cem)
収録:2006年5月2-4日、ハクジュホール