Blog.たかたか

本のこと、音楽のこと、楽器のこと・・・

カラヤン帝国興亡史 史上最高の指揮者の栄光と挫折 / 中川 右介

2008-04-30 | Books
中川氏の本は『カラヤンとフルトヴェングラー』に続いて2冊目です。
筆者も書いていますが、前作の続編の位置づけのようです。

カラヤンが実験を握ってからの後の話です。

今年はカラヤンの生誕100年なのでCDやらDVDがたくさん出ていますね。
DVDの何とかいうコンプリートBOXは40枚位で10万円とか。

すごいですね。

かれの指揮は見たことがないけれど
帝王といわれているだけのことはありますね。

それはそれで・・・
カラヤンがオペラの人だったのは知りませんでした。

しかしカラヤンがどのように帝国を築いたかは別として
20世紀後半の指揮者といえばカラヤンを挙げる人が多いのでしょう。

かれの指揮は賛否両論があったような記憶がありますが
今年の生誕100年記念のイベントを見ていると
そんなことは吹っ飛んでしまっていて
音楽各社の売り込みの力の入れ具合が恐ろしいような気がします。

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通勤電車で寝る男

2008-04-29 | 京王線の風景
きのうの朝の出勤時、電車(各駅ですが)に乗ると
若い男が優先席にごろっと横になって寝ていました。

見るなりムッとしましたが、一緒に乗り込んだ
女子高校生たちがケラケラ笑っています。

そうか~と変に感心しました。
普段はこんな場面を見ると、ムッとすることばかりですが
ケラケラ笑っちゃうという反応もあるんだね
と思いました。
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リードを割っちゃった・・・

2008-04-28 | オーボエ
きのうオーボエの練習をしている時に
リードを割ってしまいました。

練習曲のページをめくろうと
リードをさしたままオーボエを膝の上に置いたところ
ころころと転がっていき、ミシっと変な音が。

リードを見ると、ありゃ~!割れてる!?

このリードは今週新しく先生から譲っていただいたものなのに!
くやしい!
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10年振りの歯医者

2008-04-27 | Diary
先週から奥歯が痛くなり
土曜日に歯医者さんに行ってきました。
歯医者に行くのは10年以上前だと思います。

前に直した歯が根っこから悪くなっていたようです。
直すのに時間がかかりそう。
まあ、いままで放っておいたから
自業自得なんですけれど。
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バロック・オーボエの音出しに苦戦

2008-04-26 | オーボエ
バロック・オーボエの練習を始めてから
もうすぐ1カ月になります。

練習曲を吹いているとラとソで
どうしても音が裏返ってしまいます。

リードのくわえ方やタンギングの仕方など
いろいろと工夫しているのですが
なかなか安定してくれません。

きのうは吹くときにリードを口全体で
丸く包むような感じで吹いてみると
裏返りがなりにくくなりました。

自分ではこれだ!と思ったのですが
はたしてこれでよいのか分かりません。

つぎのレッスンの時に先生に聞いてみましょう。
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夜明けが4時台だ

2008-04-25 | Diary
今週は朝なかなか起きられません。

もう外は明るくなっているというのに。

きょうの夜明けは4時56分(東京です)。
早くなりましたね。
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オーボエ・レッスンメモ 17回目

2008-04-24 | オーボエ
月曜日はオーボエのレッスンに。
月に2回行けたのは久しぶりのような気が。

しかし間隔が早いと練習する時間が短いため
あまり満足のいく結果を見せることはできませんでした。

<ポイント>
1.スラー(レガート)は音を繋げるところと
  スタッカートをするところをはっきりとする
2.あわてずに、できる速さでゆっくりと練習する

<課題>
1.ヒンケのレガート 1番
2.最新オーボー教本からスラーのところ

<感想>
リードのくわえで下唇の巻き込みをもう少しするように指摘されました。
これはもしやバロック・オーボエの練習の影響かと思いますが
どうなのでしょうか。

音が小さいのでもう少し大きな音で吹くように。

HINKEのレガート 1番はもう一度。
とくに2段目を通しで吹くのができませんでした。
まだまだ練習です。

この曲もただ単に並んでいるのを吹くのではなく
高くなるところはクレッシェンドで吹く
ようにすると
曲に表情が出る。
前にも言われたような気がするけど
吹くのと指の動きに気を取られてしまいますね。

「最新オーボー教本」からスラーの練習曲を
いくつか選んでもらいました。
初めのほうは曲も簡単なのでうまくいきそうですが
後のほうはどうでしょうか。

今回はバロック・オーボエの発表会のプレッシャーもあって
モダンのほうの練習がおろそかになったのが見え見えでした。

しかし、両方をやるとなると練習の配分が難しいなぁ。


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母のお見舞い

2008-04-23 | Diary
きのうは午後に半日休暇をとって
母親の入院している病院に行ってきました。

土曜日に兄から連絡があって
呼吸が苦しくなっているとかで
病院に運ばれたようです。

行ってみると母親は眠っていたのでそのままにして
看護婦さんに具合を聞いていると
入院した時よりは落ち着いてきたとか。
しかし引き続いて抗生物質で治療しているとのことでした。

6月の誕生日を迎えると81歳になります。
できれば退院できて迎えられるといいんだけどな。
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ルネサンスとは何であったのか / 塩野 七生

2008-04-22 | Books
塩野七生の『ルネサンスとは何であったのか』を読み終えました。

ルネサンスって世界史の授業で習った気がしますが
これを読むと、授業で聞いたことをまったく理解していなかった
ということが分かりました。

もっとも世界史は高校の時は一番苦手な科目だったのですけどね。

ルネサンスが現代にどのように受け継がれているかを考えると
芸術の分野がまず浮かびます。
美術・建築などなど。
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロなど。

つぎは学問とそれに続く大航海時代。
コロンブスやマゼラン、バスコ・ダ・ガマといった探検家。

しかし、私にはこの文章が大きくのしかかります。
長いのですが引用すると

 遺産の第三は、二元論ではなく一元論的な考え方。
キリスト教では神は「善」ということになっているので、
「悪」のほうは悪魔の担当としないと説明がつかない。
人間界から「悪」を完全追放するなどということは
できない相談ですから、「悪」は誰かに転嫁しなければ
ならないからです。
これが、西欧人の考える二元論の出発点。
善と悪、精神と肉体、神と悪魔という、二つの「元」に
分かれているということでしょう。
 ところが、古代のギリシアやローマでは、
多神教であった事情から、神さえも「善」と「悪」の
双方をともにもつ存在とされていました。
それが人間となればなおのこと、自分の内に
「善」と「悪」の双方をもっている。
精神と肉体があってこそ、一個の人間であるのですから。
となると、悪を押さえて善をより多く発揮させながら
生きるにはどうすればよいか、が最重要な課題になる。
ゆえにこれが、ソクラテスの教えでもあったのです。

キリスト教についての塩野七生のスタンスが
自分にはとてもしっくりきます。

キリスト教に限らず、宗教全般なのかもしれませんが
このように考えることによって
現在に生きる自分たちが、歴史に学ぶことができる
と言えるのではないかと思います。

新潮文庫でルネサンス著作集として
これからも出版されるそうで、楽しみです。

『ローマ人の物語』の文庫の続きも
早く出ないかと待っています。
つぎはローマがキリスト教を受け入れることになる
話なのですから。



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子どもたちからのプレゼント

2008-04-21 | Diary
金曜日の私の誕生日には
サプライズがありました。

子どもたちが50歳の記念だからと
プレゼントを用意してくれていたのです。

プレゼントは革のブックカヴァー。
本好きなのが分かっていますね。

思わずウルウルしそうでした。
なぜだか子どもたちも恥ずかしがっていましたが。

こんなことも今だけの時期なんでしょうね。

なにはともあれ、ありがとうね。
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