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2024年2月に読んだ本

2024-03-01 | Books
2月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1790
ナイス数:50

珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
★★★★☆語り手のアオヤマの中学時代に会った年上の女性と11年振りに会ったことから始まる今回の話は、源氏物語にまつわる舞台でクライマックスを迎える。
読了日:02月26日 著者:岡崎 琢磨
不完全な司書不完全な司書感想
★★★★☆私設図書館を運営する著者のエッセイ集は2冊目。前作に比べ、より図書館の運営や著者自身の内面に踏み込んでいる。本という「窓」を通して見たさまざまな世界を真摯に伝えてくれる。
読了日:02月24日 著者:青木海青子
珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
★★★★☆シリーズ3作目。関西バリスタに出場するバリスタの切野美星が巻き込まれる事件。過去にもあったらしい事件との関わりは?
読了日:02月14日 著者:岡崎 琢磨
流 (講談社文庫)流 (講談社文庫)感想
★★★★☆1975年に祖父が殺された。まだ高校生だった主人公が祖父を殺した犯人を追うのだが、話は台湾の歴史が強く映し出されている。そして主人公の家族の歴史は日本と中国、台湾の戦争が重くのしかかっている。祖父の生きた時代とわたしの成長がたくさんのエピソードが絡み合いながら語られていく。
読了日:02月11日 著者:東山 彰良
一線の湖一線の湖感想
★★★★ ☆『線は、僕を描く』の続編。で絵を描けなくなった大学生で水墨画家の青山の復活と再生の物語だ。亡くなった母親の勤めていた小学校で墨絵を教えることにより、復活の兆しが見えてくる。師匠や兄弟子、大学の親友、そして小学生たちの助けにより絵を描くことの本質を掴むことができた。最終第五章の揮毫会の描写は圧巻。
読了日:02月03日 著者:砥上 裕將

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