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本のこと、音楽のこと、楽器のこと・・・

2022年1月に読んだ本

2022-02-01 | Books
1月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1916
ナイス数:32

文芸ピープル 「好き」を仕事にする人々文芸ピープル 「好き」を仕事にする人々感想
★★★★☆
村上春樹以後の日本の小説を英語圏に翻訳し、普及することに携わる人たちを紹介している。多和田葉子、川上弘美、小川洋子に加え、「コンビニ人間」の村田沙耶香といった新しい女性作家がどのように受け止められているかがレポートされる。本文でも触れられていたが、ちょっと風変わりな作風ばかりが紹介されて、求められているのではという心配は同感だ。
読了日:01月29日 著者:辛島 デイヴィッド
思考のレッスン (文春文庫)思考のレッスン (文春文庫)感想
★★★★☆
丸谷才一のエッセイを久しぶりに読みたいと思ったら、品切れが多くて残念な気持ち。本書は考え方、本の読み方、書き方を自由に語ってくれています。いちいち納得しながら読み終えました。
読了日:01月25日 著者:丸谷 才一
ボサ・ノヴァが流れる午後ボサ・ノヴァが流れる午後感想
いまは誰でも知っているだろうボサ・ノヴァの、日本への受容の歴史がわかるエッセイ。
読了日:01月20日 著者:大島 守
ベートーヴェン、21世紀のウィーンを歩く。ベートーヴェン、21世紀のウィーンを歩く。感想
★★★☆☆
ウィーンの案内をひとひねりしてベートーヴェンを登場させた、という話。なんだかなぁ
読了日:01月17日 著者:曽我 大介
いつかたこぶねになる日: 漢詩の手帖いつかたこぶねになる日: 漢詩の手帖感想
★★★★☆
漢詩を読み下しではなく、日本語の詩として読む。いままで考えもしなかった。高校時代の呪縛を解かれて、はじめて親しみを持って読めたかもしれない。
読了日:01月15日 著者:小津 夜景
7.5グラムの奇跡7.5グラムの奇跡感想
★★★★☆
自分が眼科で検査をしてもらっているあの人たちが視能訓練士という職業であり、この小説にあるように、私たち患者の病気を治療するためのスタッフであることを気づかせてくれました。

読了日:01月10日 著者:砥上 裕將
小さな出版社のつづけ方小さな出版社のつづけ方感想
★★★ ★☆
この中で知っていた出版社は左右社と荒蝦夷だけ。
それぞれの出版社で出している本を探してみよう。
読了日:01月08日 著者:永江 朗
vol.18 ピアノへの旅 (commmons: schola〈音楽の学校〉)vol.18 ピアノへの旅 (commmons: schola〈音楽の学校〉)感想
★★★★☆
鍵盤楽器の起源を遡り、ピアノという楽器の本質を考える第一部。坂本教授の選曲によるピアノ曲とピアニストにまつわる話から広がる教授の話題が楽しい第二部。読みながら選曲された曲が聴きたかった。
読了日:01月04日 著者:坂本龍一,上尾信也,伊東信宏,小室敬幸

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