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本のこと、音楽のこと、楽器のこと・・・

2022年9月に読んだ本

2022-10-03 | Books
9月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2075
ナイス数:20

歩行する哲学歩行する哲学感想
★★★☆☆期待していた内容ではなかったが、最後まで読み終えた。哲学者たちの歩くことを人類あるいは思想の歩み、発達として象徴させている。
読了日:09月30日 著者:ロジェ=ポル ドロワ
カーザ・ヴェルディ ~世界一ユニークな音楽家のための高齢者施設カーザ・ヴェルディ ~世界一ユニークな音楽家のための高齢者施設感想
★★★★☆先に読み終えた「音楽のアマチュア」で著者がヴェルディの項で触れていたヴェルディの家は、前に何かで紹介されていた。そこに日本人の若い音楽家が住んでいたとは。若手の音楽家の卵も一緒に住んでもらうことでリタイアした音楽家との交流も生まれる。
読了日:09月27日 著者:藤田 彩歌
音楽のアマチュア音楽のアマチュア感想
★★★★☆音楽について語るのは難しい。その作曲家やアーティストの音楽を知らなけらば、読んでいて想像できるか、聴いてみたくなるかは、語る側の思い入れと伝えたい魅力が読む人に伝わるかにかかってくるからだ。ここに挙げられたアーティストの半分もその曲を聴いたことのないものだったが、アマチュアと名乗る気軽さからか、面白く読み終えることができた。ボブ・ディランをあまり聞かなかった自分にはポール・サイモンとの比較で語られることで、その違いが確かに感じられた。ポール・サイモン好きとしては少し引っかかるが。
読了日:09月23日 著者:四方田 犬彦
精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫)精霊たちの迷宮 下 (集英社文庫)感想
★★★★☆スペイン内戦後のフランコ時代での犯罪行為・醜聞の真相を探るアリシア。そこにセンペーレ一家の過去と絡み合う。「忘れられた本の墓場」のイメージが通奏低音のようにダニエル、フリアン、アリシアの精神に流れている。
読了日:09月14日 著者:カルロス・ルイス・サフォン,木村 裕美
精霊たちの迷宮 上 (集英社文庫)精霊たちの迷宮 上 (集英社文庫)感想
★★★★☆下巻でどのような展開になるのか楽しみだ。
読了日:09月10日 著者:カルロス・ルイス・サフォン,木村 裕美

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