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2023年12月に読んだ本

2024-01-09 | Books
12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1430
ナイス数:28

なにごともなく、晴天。 (金曜日の本)なにごともなく、晴天。 (金曜日の本)感想
★★★★☆高架下の商店街のひとつ「むっつ」という古道具屋の雇われ店員、美子を取り囲む人々の話。あまりありそうもない舞台でありながら、どこにもいそうな人たちの温かい小話の積み重ね。
読了日:12月29日 著者:吉田 篤弘
負けない力 (朝日文庫)負けない力 (朝日文庫)感想
★★★★☆引き続き橋本治。知性について語るが、「知識」や「教養」といった「知っている」ことから「考える」ことだよ、と言っている。
読了日:12月25日 著者:橋本 治
明日は昨日の風が吹く明日は昨日の風が吹く感想
★★★★☆『ああでもなくこうでもなく』は3冊までは読んだはずですが、当時はこんな内容の時評を読んだことがなかったので、新鮮であり目から鱗の気持ちで読んでいました。いま読み返すとこの独特の文章は、内田樹の言う自分への説明のために書かれている、という意見に納得しました。
読了日:12月19日 著者:橋本 治
軽いつづら (新潮文庫)軽いつづら (新潮文庫)感想
★★★★☆文藝春秋のエッセイに比べて新聞の掲載なのか一話が短めで、人物をネタに蘊蓄を傾ける。最後の落ちの一文がジョークとも皮肉とも。
読了日:12月08日 著者:丸谷 才一
街場の成熟論街場の成熟論感想
★★★★☆ドナルド・トランプ大統領就任式にホワイトハウス報道官が「代替的事実」と言明したことから、「客観的事実」が懐疑される時代となった。そんな時代だからこそ「まっとうな大人」になろうよと呼びかけてくれている。
読了日:12月03日 著者:内田 樹

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