1月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2370
ナイス数:78
八月の御所グラウンドの感想
★★★★☆久しぶりの万城目学。「十二月の都大路上下る」と「八月の御所グラウンド」の2篇とも京都を舞台に少しだけ異変が起こるのだが、今度の万城目ワールドは優しいなぁ。
読了日:01月29日 著者:万城目 学
昭和を生きて来た: 山田太一エッセイ・コレクション (河出文庫)の感想
★★★★☆2023年11月に亡くなった山田太一さんのエッセイ集。新潮文庫で出た『路上のボールペン』と『いつもの雑踏いつもの場所で』は読んだかな。芯のある文はテレビで見る氏の優しい語りとは別の面を見たような気がするが、このような思いを持ちながらテレビの脚本に結晶させていたのだろう。
読了日:01月27日 著者:山田 太一
珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)の感想
★★★★☆この巻はバリスタの妹が大学の夏休みに京都にやってきた。後半はこの姉妹が大変な事件に巻き込まれていく。
読了日:01月26日 著者:岡崎 琢磨
遠い唇 北村薫自選 日常の謎作品集 (角川文庫)の感想
★★★★☆円紫さんのシリーズと中野のお父さんは読んでいたが、短編は初めて。登場人物たちが中年とか初老のひとが多かったので、社会的には落ち着いたそれなりの立場にいるにもかかわらず(だからこそか)抱えている謎に焦点を当てている。
読了日:01月23日 著者:北村 薫
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
★★★★☆シリーズ4が短編集となっていたので、てっきり長編かと思っていたら連作でした。シリーズ4より読みやすく楽しめました。
読了日:01月17日 著者:岡崎 琢磨
鍵盤ハーモニカの本の感想
★★★★☆子供たちが小学校で使っていたあの鍵盤ハーモニカについて、なぜハーモニカに代わって学校教材となったのか、考えてみると不思議でした。鍵盤ハーモニカ奏者である著者が、この疑問を歴史的に解き明かしてくれると同時に、
この楽器の成り立ちを調べてくれています。
読了日:01月13日 著者:南川 朱生(ピアノニマス)
珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
★★★☆☆このシリーズは初めて。短編集なので各編のテイストがさまざまに趣向を凝らせているが、謎解きがあっさりしている印象を受けた。長編を読んでみるとまた違う印象を持つかもしれない。
読了日:01月09日 著者:岡崎 琢磨
見知らぬイタリアを探しての感想
★★★★☆今度のエッセイはイタリアがコロナウイルスに襲われ始めた時期に書かれたもの。15の色を主題にミラノ、ヴェネツィア、それにリグリア州の港町で出会うさまざまな人たちとの交流にもコロナの影が見られることもあるが、どの人たちからも相手を思う心が伝わってくる。
読了日:01月07日 著者:内田 洋子
読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2370
ナイス数:78
![八月の御所グラウンド](https://m.media-amazon.com/images/I/51+8A94HX2L._SL75_.jpg)
★★★★☆久しぶりの万城目学。「十二月の都大路上下る」と「八月の御所グラウンド」の2篇とも京都を舞台に少しだけ異変が起こるのだが、今度の万城目ワールドは優しいなぁ。
読了日:01月29日 著者:万城目 学
![昭和を生きて来た: 山田太一エッセイ・コレクション (河出文庫)](https://m.media-amazon.com/images/I/51hY-I2RJwL._SL75_.jpg)
★★★★☆2023年11月に亡くなった山田太一さんのエッセイ集。新潮文庫で出た『路上のボールペン』と『いつもの雑踏いつもの場所で』は読んだかな。芯のある文はテレビで見る氏の優しい語りとは別の面を見たような気がするが、このような思いを持ちながらテレビの脚本に結晶させていたのだろう。
読了日:01月27日 著者:山田 太一
![珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)](https://m.media-amazon.com/images/I/516d0I8bPrL._SL75_.jpg)
★★★★☆この巻はバリスタの妹が大学の夏休みに京都にやってきた。後半はこの姉妹が大変な事件に巻き込まれていく。
読了日:01月26日 著者:岡崎 琢磨
![遠い唇 北村薫自選 日常の謎作品集 (角川文庫)](https://m.media-amazon.com/images/I/41DCsY5k8WL._SL75_.jpg)
★★★★☆円紫さんのシリーズと中野のお父さんは読んでいたが、短編は初めて。登場人物たちが中年とか初老のひとが多かったので、社会的には落ち着いたそれなりの立場にいるにもかかわらず(だからこそか)抱えている謎に焦点を当てている。
読了日:01月23日 著者:北村 薫
![珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)](https://m.media-amazon.com/images/I/51zn8sdzVfL._SL75_.jpg)
★★★★☆シリーズ4が短編集となっていたので、てっきり長編かと思っていたら連作でした。シリーズ4より読みやすく楽しめました。
読了日:01月17日 著者:岡崎 琢磨
![鍵盤ハーモニカの本](https://m.media-amazon.com/images/I/516oyFoUXVL._SL75_.jpg)
★★★★☆子供たちが小学校で使っていたあの鍵盤ハーモニカについて、なぜハーモニカに代わって学校教材となったのか、考えてみると不思議でした。鍵盤ハーモニカ奏者である著者が、この疑問を歴史的に解き明かしてくれると同時に、
この楽器の成り立ちを調べてくれています。
読了日:01月13日 著者:南川 朱生(ピアノニマス)
![珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)](https://m.media-amazon.com/images/I/51+xakelUnL._SL75_.jpg)
★★★☆☆このシリーズは初めて。短編集なので各編のテイストがさまざまに趣向を凝らせているが、謎解きがあっさりしている印象を受けた。長編を読んでみるとまた違う印象を持つかもしれない。
読了日:01月09日 著者:岡崎 琢磨
![見知らぬイタリアを探して](https://m.media-amazon.com/images/I/51nObPpCbIL._SL75_.jpg)
★★★★☆今度のエッセイはイタリアがコロナウイルスに襲われ始めた時期に書かれたもの。15の色を主題にミラノ、ヴェネツィア、それにリグリア州の港町で出会うさまざまな人たちとの交流にもコロナの影が見られることもあるが、どの人たちからも相手を思う心が伝わってくる。
読了日:01月07日 著者:内田 洋子
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