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2022年6月に読んだ本

2022-07-01 | Books
6月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2855
ナイス数:45

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)感想
★★★★☆吉本由美つながり本。村上春樹とこんな旅をしていたのか、となんともゆるい旅を楽しみました。
読了日:06月30日 著者:村上 春樹,都築 響一,吉本 由美
アースダイバー 神社編アースダイバー 神社編感想
★★★★☆アースダイバーの2冊目。いまは埋もれてしまっている地層を掘り起こすことで見えてくるものがある、という視点で、考古学だけでなく人類学、今回は神話や宗教学も持ち出しながら、諏訪大社、出雲大社、伊勢神宮などの成り立ちを明らかにしていく。
読了日:06月28日 著者:中沢新一
リップヴァンウィンクルの花嫁リップヴァンウィンクルの花嫁感想
★★★★☆「零の挽歌」に続く岩井俊二の小説。映画の原作なのか小説化なのかは分からないが、これも不思議な物語だ。自身が選んだ結婚から始まる出来事は、あり得ないことばかり。シーク&ファインド、巻き込まれ型の成長譚といえる。映画はどんなものなのだろう。見てみたい。
読了日:06月19日 著者:岩井 俊二
図書室図書室感想
★★★★☆40歳になる女性が回想する小学生、10歳の頃。小学校の図書室ではなく、公民館の図書室だから違う小学校の男の子と出会い、クリスマスの冒険、というか騒動。大阪の子どもの生活が東京で育った自分には違う世界のようだ。
読了日:06月17日 著者:岸 政彦
ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論感想
★★★★
ブルシットという仕事の内容はどれも頷いてしまう。はたして、いまの自分の仕事はどうなのか?きわどいなぁ
読了日:06月15日 著者:デヴィッド グレーバー
零の晩夏零の晩夏感想
★★★★☆
岩井俊二の小説を初めて読む。ナユタという画家の謎を追いかけるミステリだ。読み始めると主人公と一緒になって謎を追いかけて、一気読みしてしまう。その謎には絵を描く動機が潜んでいた。
読了日:06月03日 著者:岩井 俊二
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
★★★★☆
シチュエーションが面白そうだったのと「このミス」大賞受賞作というので読んでみた。主人公の弁護士のキャラクターが強烈だが、読み進むうちに馴染んできて楽しく読み終えた。ちょうどドラマが始まったようだが、ドラマは見ていない。見なくともいいかな。
読了日:06月01日 著者:新川 帆立

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