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11月に読んだ本

2015-12-02 | Books
2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2529ページ
ナイス数:20ナイス

解読! アルキメデス写本解読! アルキメデス写本感想
アルキメデスというとお風呂での体積の計り方を見つけたひと、というくらいしか覚えていませんでした。ところがアルキメデスとはとんでもない数学者だったとは。その業績を探るためには、この写本を解読するしかない。しかもその写本には祈祷書が上書きされていた。どのようにして解読していくのか、なかなかスリリングです。
読了日:11月29日 著者:ウィリアム・ノエル,リヴィエル・ネッツ
職業としての小説家 (Switch library)職業としての小説家 (Switch library)感想
小説を書くということについてのまとまったエッセイというのは、どんな作家もあまり書いていないような気がします。なかには前に書かれたものと重複しているものもありましたが、村上春樹という小説家の、小説に対する考え方がよくわかりますね。
読了日:11月23日 著者:村上春樹
黄金の丘で君と転げまわりたいのだ黄金の丘で君と転げまわりたいのだ感想
いや〜面白かった。自分もワインを飲んでますが、美味しければいいんじゃない、くらいの気持ちでした。これからは産地や品種にも気をつけて、お気に入りのワインを見つけてみようかという気になりました。
読了日:11月20日 著者:三浦しをん,岡元麻理恵
オールド・テロリストオールド・テロリスト感想
きのうパリで同時多発テロが起きた。日本もこれからどうなるか分からない。この小説ではテロはなんと80歳以上の老人たちが行っている。それも日本人だ。エンターテイメントとしているが、東京でテロが起こるというショッキングな題材を持ち出したのは、いまの日本の状況に警鐘を鳴らしているのでは?
読了日:11月15日 著者:村上龍
数学の想像力: 正しさの深層に何があるのか (筑摩選書)数学の想像力: 正しさの深層に何があるのか (筑摩選書)感想
「ケンブリッジ数学史探偵」に物足りなかったので、もう少し骨のあるものをと思って、手を出してみました。「数学史探偵」を読んだおかげで歴史的なものは読みやすかったです。しかし、現代に近づくにつれて難しなってきましたが、何とか読み終えました。数学は興味がありますが、数式が出るとアウトなので、自分にも読めるものをまた何か探してみましょう。
読了日:11月9日 著者:加藤文元
書店の棚 本の気配書店の棚 本の気配感想
元東京堂書店の店長のエッセイ。先に読んだジュンク堂とは違う神田の老舗書店の棚の作り方が興味深いです。本や書店についての思いに共感がもてます。
読了日:11月4日 著者:佐野衛
ネアンデルタール人は私たちと交配したネアンデルタール人は私たちと交配した感想
ネアンデルタール人のDNAを解析したという話は知らなかったですね。大々的に報道されたんでしょうが。さらに現代人のなかにネアンデルタール人由来のDNAがあるとは。著者も書いているように、人類の起源の探究につながるさらなる発見がると面白いですね。
読了日:11月1日 著者:スヴァンテペーボ

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