Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

人間には「しなければならないこと」「してはいけないこと」がある。

2011-08-03 01:12:09 | 日常

8月2日。本屋さんに「東日本大震災復興支援地図」(って名前だっけ?)を買いに行ったけどありませんでした。その代わりに「地図で読む東日本大震災」という本を買ってしまいました。

 

それとは直接関係ないのですが、この前、宮古に行った帰りに買って食べた「前沢牛」の駅弁は販売自粛になっているとか。岩手県の肉牛も出荷停止になってしまった。原発の被害がどんどん広まっている。つくづく思うのは、今我々は、「滅び」に近づく道を歩んでいるのではないか、ということだ。

人間には「したくないけど、やらなくてはならないこと」がある。また「したいけど(出来るけど)、してはいけないこと」がある。こういうことを守れるのは人間の証だ。他の動物と人間の違いはこういうところにある。また「人間に作れない者を、人間は壊してはならない」というような意味のことを言った偉人(誰だったか忘れた)もいた。裏を返せば「人間の手に負えないものを、人間は作ってはいけない」とも言えないだろうか。

「原発」って、「手に負えないもの」であり、「出来るけど、してはいけないもの」のような気がしてならないのだ。でも、なぜそういうことをしてしまうのか。「「したくないけど、やらなくてはいけないこと」を、やらなくても済むようにしたい為なんじゃないのだろうか。「やらなくてはいけないこと」をやらなくても済むようにするために、人間は手に負えないものを作り出していく。わしの身の回りにも、自分では手に負えない者が沢山あり、それを使って生活している。仕組みもわからず、壊れても自分で直せないものばかりだ。他人の作った「バベルの塔」に住んでいるような気持ち?