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Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

4ピッチ目

2009-06-17 02:14:10 | クライミング&山
 瑞牆クラック地獄エリア「オリジナルルート」の4ピッチ目下部を登るわし。ビレー中のりかちゃんが撮ってくれました。
 このピッチは、初登のときには、中間部のクラックが埋まっていて難しかったのですが、その後掃除をしたらやさしくなりました。出だしはハンド(手の小さい人にはオフハンド)。ガバのポケットから凹角に入り、奥にフィストが決まる。しかし小川山の「クレイジージャム」よりサイズが広くて、手の小さい人には厳しいかも。

6月15日、瑞牆

2009-06-15 22:27:04 | クライミング&山
 瑞牆の「クラック地獄エリア」(なんかいい名前をつけようよ、と言いながら、この名前が浸透してきてしまった)に行ってきました。今日は月稜会のカトチャン、りかちゃん、アリくんとわしの4人でした。
 まずはウォームアップで「Kクラック」5.10aへ。4人なのでウォームアップも時間がかかる。そのあとはマルチの「オリジナルルート」へ。
 1ピッチ目は5.9の凹角。見た目はつまらなさそうだけど、ワンポイントのハンドジャムなどがあり、全身を使って登るので結構楽しい。
 2ピッチ目はチムニーの中のフィンガーからハンドサイズのクラック。5.10a。チムニーは最後に閉じてしまうので、苦しい体制になる。
 3ピッチ目はおまけのような短い凹角、5.7。
 4ピッチ目はなかなか素晴らしいクラック。ハンドサイズから始まり、奥にフィストが決まるオフウィドゥスになり、最後は結構奮闘する。5.10c。
 最終の5ピッチ目は味のあるピッチ。まず弓状のフレークをトゥーフックを使いながら這いあがり、チムニーに入る。チムニーのチョックストーンを超えて終了する5.9。
 
 このエリアはアプローチも30分なので、お手軽マルチ。お勧めです。1ピッチ目と2ピッチ目は5.11bのクラックも選べる。シングルで登るなら60mがいい。
 
 写真は4ピッチ目で奮闘するりかちゃん。

瑞牆の憂鬱 その2

2009-06-11 02:32:00 | クライミング&山
 今日もBick Rockに行ってきました。
 今日居合わせたお客さんたちが、瑞牆のNewエリアを話題にしていました。どうやら彼らは今まで行ったことのある瑞牆の岩場は「カサメリ沢」だけのようだ。やっぱりRock&Snowの影響はおおきいようだ。いままでの瑞牆とは雰囲気も変わってしまうのかなあ。わしは週末には山に行けないのだけれど、週末の「瑞牆の森」はどんなになっちゃうんだろう。小川山化してしまうんだろうか?
 瑞牆を愛するクライマーには、小川山から逃げてきたクライマーもいるんじゃないだろうか?こうなると、またどこかに逃げるか・・・?

富士山

2009-06-11 02:24:40 | クライミング&山
6月10日。今日の読売新聞にこんな広告が出ていました。「準備万全なら未経験者OK」という富士急の広告でした。ちゃんとだめだと思ったら、引き返してこれるなら「未経験者OK」ですね。この夏の富士山も大変なことになりそうだなあ。

Big Rock

2009-06-08 23:29:19 | クライミング&山
 6月8日、今日は月曜日でしたが、用事があり山にはいけませんでした。しかし用事がすんでBig Rockへ行ってきました。
 午後3時から夜の10時まで、気が狂ったように登りまくりました。かぶった壁はアップで10dのみ。あとは垂壁とスラブ。全ルート約20本。ルートの設定もしたので合計25便以上は登りました。いやあ、垂壁やスラブは楽しい!10b以上は登りつくしました。
 今日設定してきたルートは垂壁に黒■(5.11b)と白■(5.11a/b)です。写真は白■。

山雑誌 その3(瑞牆の憂鬱)

2009-06-08 01:47:53 | クライミング&山
 Rock&Snowが発売になりました。
 瑞牆の記事が2つ。以前は瑞牆の記事が載っていると、わくわくして読んだものですが、最近は雑誌に「瑞牆」という文字を見つけるたびに憂鬱になる。
 自分でも瑞牆での開拓記録を3つも出している身だから、ちょっと後悔に似た感覚がある。今更ながら「出さなきゃよかった」と思うのだ。まあ自分のは大した記録じゃないから体制に影響はないけれど、「枯れ木も山の賑わい」で、最近の瑞牆のお騒がせに、多少なりとも一役買ってしまったような気がするのだ。本当は静かなクライミング、静かな瑞牆が好きなのに。

 一つ目の記事(特集)は特に気になった。「批判」では決してありません。執筆者の中尾氏が、文中で時々、発表にあたっての不安を述べているが、わしも全く同じような不安というか、憂鬱を感じているのだ。「喧噪を招くのではないか」「クライミングスタイルは正しかったのか」「このルートが瑞牆に似つかわしいものなのか」「自分が瑞牆を登るクライマーとしてふさわしいのか」。そんなことを考えてしまう、瑞牆とはそういう敷居の高さがある岩場なのだ。中尾氏の気持ちはよくわかる。

 ただわしは、他人を批判したり、クライミングスタイルに対する固定観念を持ったり、クライマーとしての自分を自己規定したりするのはやめようと思う。それよりもさまざまなクライミングを経験して、クライミングの本質に迫り、そのことを楽しむようにしたい。自分がだれかより優れているとか、自分が正しくて誰かが間違ってるなどということは考えるべきではないと思うのだ。それよりも「クライミングって楽しい」と言ったら、クライマーはみんな一つになれるから。

山雑誌 その2

2009-06-08 01:42:13 | クライミング&山
こんな雑誌も出ていました。ヒマラヤがテーマ。あまり詳しく見てこなかった。パラパラとめくり、「まあ買わなくてもいいか」と立ち去ってしまいました。しかしヒマラヤがテーマになっている雑誌なんて珍しいから、ちょっと読んでみたいけど。

山雑誌 その1

2009-06-07 22:41:17 | クライミング&山
 本屋さんに立ち寄ったらこのとおり。昨年に続いて今年も富士山ブームは続きそう。日本人なら誰でも1度は登ってみたい山。「富士山から山登りを始めた」って方も、最近では多いのではないでしょうか。
 わしは昨年、はじめて夏に富士山に登りました。山頂でビバークしたのですが、翌朝の人のすごいこと・・・。ご来光というのは雲海の上に見るものだと思っていたら、人の海の上に見てしまいました。
 富士山は「登らぬ馬鹿、2度登る馬鹿」と言いますが、わしは何度登ってもいい山だと思います。山頂まで観光地化されてしまっていますが、それはそれで楽しいし、登り方、遊び方、季節を変えて登れば何度でも楽しめます。まあリピーターにはトレーニングが目的で登っている人が多いのでしょうが。
 でもこのブームのわしがちょっと期待してしまうのは、若者が山に戻ってくるきっかけになるのではないか、ということなのです。

Big Rock

2009-06-04 02:09:42 | クライミング&山
6月3日、Big Rockに行ってきました。1日にスラブと垂壁がルート変更となり、当日はわしも手伝いに行ったのですが、月稜会の集会のため最後まで手伝うことができず、今日はスラブと垂壁に1本づつルートを作ってきました。スラブは11c(緑■)、垂壁はまだグレーディングできていませんが11ノーマル(茶色×)です。