タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山頭火の小径

2014年03月26日 | 旅行のことなど
雨になりました。この雨が昨日でなくて良かったです。

と言うのは、、、、、昨日は仲間たちとマイクロバスをチャーターして山口県の防府市に行ったからです。

防府市の街歩き。

   

山陽自動車道防府東ICを下りるときに「旅レコ」のスイッチを入れたので、この軌跡は車で移動したところと徒歩で移動したところを記録しています。

   

地図でみるとこのようになります。軌跡が乱れているところが目的地と言ってよいのかも?

左から山頭火の資料をたくさん収蔵されている護国寺。防府天満宮。国分寺。毛利氏庭園。

それと最初の画像の右上に見える阿弥陀寺。これだけを見てまわったのではありません。

タカ長の個人的なお目当て「山頭火の小径」を歩くのが今回の楽しみの一つでした。その軌跡は「八王子」と書かれた上から右に折れて「上天神町」の近くで上に折れているところまで。距離にして1kmくらいでしょうか。

   

   

   

その小径の入り口に山頭火の生家あとがあります。ここにはこのような句が、、、、、、。

     あたたかく 人も 空も

     うまれた家は あとかたもない ほうたる 

     空へ 若竹の なやみなし 

     何を求める 風の中 行く 

そのすぐ先から小径にはいります。

   

ご覧のような小さな径。特別なもの花にもありませんが、、、、、

   

家の壁を見るとこのような短冊が掛けられており、、、、よく見ると、、、、

   

     晴れきった 空は ふるさと

     育ててくれた 野は山は 若葉

と読むことが出来ます。と言いたいのですが、資料がないと読めないものもかなりあります。

資料を作成して下さったボランティアガイドさんに感謝、感謝ですね。

   

     腹いっぱい 飲んで寝る ふるさとの水

これは読めますね。しかし、その隣は読みづらいですね。下手なことは書かないことにしましょう。

   

     ほうたるこいこい ふるさとに きた

   

     ふっと ふるさとのことが 山椒の芽

   

資料によるとここには、、、、、

     なつかしさは ふるさとの 山の松の木

と言う句がかかっているはずですが、風化していて読みにくかったですね。

と言うように、この小径は特別なものは何もなくて、普段着のところが良いのでしょう。

山頭火のファンならずとも、一度は歩いていただきたい小径ですね。


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