タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

当たり前のことですが、、、、、

2015年10月18日 | 山歩きから
石鎚山から帰ってきました。

二日間とも天気に恵まれた山旅でした。そのため写真も撮りましたが、その整理はこれからです。

そのため今日は軽い話題から石鎚山の登山報告です。



この風景がみたくて行った山ですが、本当はもう少し紅葉の赤みがほしかったのです。

しかし、今年は季節の進みが少し早いのか、山頂あたりの紅葉は完全に終わっていました。

もう少し早く行けばよいことは分かっているのですが、私たちは町内会のグループなので、秋祭りが終わらないことには動きが取れないのです。

ということで、秋の紅葉を訪ねる山はこの時期からということになるのです。



それはよいのですが、、、

今回の石鎚山はタカ長にとっては初めての成就社からのコースでした。その成就社まではロープウエイを利用します。

若いころはロープウエイを利用して高度をかせぐなんて山ヤの恥みたいな気持ちがあって、このコースを歩いたことは一度もありません。

その後土小屋まで車道が出来ると、、、、そのころはもう若いころのようなパワーはないので、標高1492m(いよのくに)の土小屋まで車で行くようになったので、成就社コースのことなど考えたことがなく、、、

とうとう今日まで成就社コースを歩くことはなかったのです。

そのためこのコースのことは本で知るだけ、自分の足で感じたことはなかったのです。

しかし、ガイドブックで見るコースタイムなどを参考に考えると、成就社からの単純往復では少しもの足りないのかなぁ、、、、、

などと考え、、、、途中で二の森のコースに入って道草をしたり、、、、

土小屋コースを歩いたことのない人もいたので、少しだけでも寄り道をして、東からの石鎚山を見ることも頭に描いていたのですが、、、、




実際に歩いてみると、そのような考えはまったく不要でした。

今の私たちの脚力では成就社からの単純往復で十分、それ以上のことは出来ないことがわかりました。

タカ長は若いころからこの山には何度も登っているので、ついついそのころのことが頭をもたげ、、、、

あれもこれもと考えてしまうのですが、、、、、

当たり前のことといえば当たり前のことですが、だれも若いころと同じように体は動かないのですね。

そのことをあらためて実感した石鎚山登山でした。