タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ジャワ島の旅から~30

2015年09月09日 | 旅行のことなど
世界文化遺産ボロブドォール~5

このボロブドォールだけではありませんが、有名観光地に行くと物売りに付きまとわれることになります。

もちろんボロブドォールも例外ではありません。入場門を入るとさっそくその洗礼を受け、、、、

それを蹴散らし蹴散らし行くと、帰りに買ってくれといって自分の名前を告げます。

ボロブドォールの観光を終えて外に出るとそこからは物売りと売店の世界で、入場するときに断った本売りの青年につかまりました。

タカ長のほしいものは何もないのですが、本だけは記念として買うつもりでいたので、チョッとそのそぶりを見せると、、、

5000円とふっかけてきます。もちろん現地のルピアで言っているのですが、言い値で買うと大損をするのは旅の常識ですね。

適当にあしらっていると少しずつ値段を下げて2,000円までになりました。まだ値引きをさせることが出来るのかもわかりませんが、、

正直言ってインドネシアに入国のとき1万円を両替し、105万ルピアを持っていたのですが、これまでほとんどその金を使うこともなかったので、、、

半分以下に値切ったのだからヨシとしてその本を買いました。他のものを考えたらこれでも相当高い買い物のようにも思えたのですが、ほかに使うアテもあまりないので、ここで手を打ったわけです。



この種の本を誰が書いたのか、そして誰が日本文にしたのか分からなくて、、、、例によって分かったような分からないようなことがかかれており、、、

どれだけ信用が出来るのかは分からないのですが、、、、、、

    

その中には下記のようなことも書かれていました。

ボロブドォールは六つの回廊と中庭、そして三つの遠景の回廊から成り立つ十階建ての寺院です。

というようなことから始まっているこの部分をそのまま紹介します。

この十の階は「ブッダになるため、一人のボディサトウァが通らなければならない十の人生の道」という意味があるそうです。ダサブミというこの教えはシャイレンドラ王朝の信仰するブッダ、マハナヤの教えからとったものだと言われています。その十の人生の道とは次の通りです。

 1.ブラムディタ、   喜び、楽しみの意味

 2.ウィマラ、     けがれからの解方の意味

 3.プラバカリ、    輝きの意味

 4.アスシスマティ、  熱心の意味

 5.スドゥルジャヤ、  負け知らずの意味

 6.アビムキ、     前向きな姿勢の意味

 7.ドゥランガマ、   遠くへの旅の意味

 8.アチャラ、     力強い、頑丈の意味

 9.サドゥマティ、   良い知能の意味

10.ダルマメガ、    ダルマの霊の意味


このように書かれているのですが、その意味が分かりますか?

タカ長の頭では、、、、これだけ読んだのでは、、、、、???ですから、、、、、

あまりあれこれ言わないで、ボロブドォールのレリーフの写真を貼りつけることにします。

順不同で、前回と同じように友だちが撮ったものも含まれています。

    

    

    

    

    

一部ではこのように修復工事みたいなことが行われているようでした。

    

    

    

    

    

多くは人の像ですが、中にはこのような、、、、

    

    

動物の像や、、、、

    

船のレリーフもありました。それらのレリーフにはそれぞれ意味があるのでしょうが、タダ単にその前を歩いただけではその意味は分かりません。

    

    

    

昨日紹介した軌跡を見て分かるように、私たちが歩いたのはほんの一部分です。それでもけっこう疲れました。

仮に睡眠を十分取っていたとしても、これらを仔細に見て行く集中力はそれほど永く続かないはずです。

その種の遺跡を見るのが嫌いではないタカ長ですから、機会があればもう一度行って、、、、ゆっくりと歩きたいのですが、、、、、

そこがジャワ島ですからタカ長の能力では個人旅行はできないし、、、、、、

ということはこれが最初で最後のボロブドォールになるのでしょう。

ここがもし韓国なら、、、、、もう何度も行っているでしょうし、ご希望があれば誰かを連れてゆくことも可能ですが、、、、

ジャワ島は遠いし、言葉の問題もあってタカ長には手も足もでません。



とりとめのないことを書いてきましたが、ボロブドォールの紹介はこれで終わらせていただきます。

私たちの旅は、、、、、、この先波乱が待っているのですが、、、、、

その前にまだ紹介していない8月6日のことを書かせていただきます。

明日以降もいましばらくおつきあい下さい。よろしくお願いします。