タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ジャワ島の旅から~9

2015年08月17日 | 旅行のことなど
俺たち荷物なみかよぉ

8月4日バリ西部国立公園でカンムリシロムクやヨタカを見たあと、チョッとあやしげな(?)、、、、ローカルな食堂で昼食をとりジャワ島へ向かいました。

バリ島からジャワ島へはフェリーで渡りますが、その食堂あたりからはフェリー乗り場のある町の雰囲気はまったく感じられませんでした。

しかし、そこから少し走ると、、、、思ったより大きなフェリー乗り場が現れました。

そこへ車で乗りつけましたが、、、、日本のように車から下ろされることもなく、、、、、、車はそのままフェリーの中へ、、、、

その間どこかでフェリー代を払ったのでしょうが、車に乗っている人員を数えたようには見えませんでした。

車一杯、ひと山なんぼう、、、、、というイメージです。

おいおい、俺たち荷物なみかよぉ、、、、、。

    

車ごとフェリーに乗り込んだあと車から下りて上に上がりました。

接岸できる埠頭が何本かある感じで、、、、、

    

隣の埠頭にはジャワ島からの便が着き、大型バスや歩いて下船する人を見ることが出来ました。もちろんバスには乗客が乗っていました。

    

フェリーに乗り込んで海面を見つめましたがこれといった鳥も見られず、、、、

    

前を見ると思い思いの方向を向いた船が何隻もいました。

このときはその意味が分からなかったのですが、、、、時間が経過するに連れてだんだんその意味が分かってきました。

    

そのときの航跡です。左がジャワ側ですが、そのあたりで鉱石が乱れているように見えます。実際に乗っているとこれ以上に乱れた感じで、時にはへさきがバリ側に向いたこともありました。

船内放送など何もありませんでしたが、状況からして接岸する順番を待っているのだと推察したのですが、それで間違いなかったようです。

ジャワ側のほうが接岸できる埠頭の数が少なかったようです。

    

天気が良ければこの方向に問題のラウン山が見えるはずですが、、、、、その山はとうとう見ることができました。

    

今回のツアーを世話してくれたアダムさんはこの海峡を船で渡るのは初めてだということで感慨深そうに海を見ていました。

そのような状況で船はのろのろ運転、その上ジャワ側に近づいたら接岸待ちで漂流状態、、、、、

そのため船の中をぶらぶらしていると、、、、、

    

このようなものを見つけました。これだけ見ると何の不思議もないのですが、、、、、

考えるまでもなくここはインドネシア、、、、、ということはこの船は日本で作られてこちらにやって来たの?

写真には撮りませんでしたが別のところに「松浦鉄工造船所」とかすかに読める板片がありました。

その「松浦鉄工造船所」をネット検索すると、広島県豊田郡にそのような会社があることが分かりました。

ということはこの船はわが広島県で建造されたもの?

そのときは分かりませんでしたが、私たちは思わぬところで広島県で建造された船のお世話になっていたことになりますね。