タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ジャワ島の旅から~8

2015年08月15日 | 旅行のことなど
珍鳥を見たのだ

昨日はタカカノの実家のほうに行き墓参りを済ませました。これでタカ長の盆は終わりました。

盆が過ぎると朝晩だけでも涼しくなると言われていましたが、近年の猛暑はそのようなものを吹き飛ばしているようです。

しかし、今年は昨日も今朝も寒さを感じる朝になりました。このまま涼しくなってほしいのですが、、、、

そうなると稲の生長に影響がでて、、、、、、ということもあるようです。

    

さて、バリ西部国立公園での探鳥です。

カンムリシロムクを見たあと私たちは「ヨタカ」と描かれたところに案内されました。

    

目の前には内海の向こうに山も見え、景色としてはよいところでした。

ここで海鳥でも見るのかと思ったのですが、、、、、



そこの地形はサバンナらしいところで、、、、、

日本の夏より過ごしやすいバリ島とはいっても、ここはやはり日陰が恋しくなりました。

    

ここでの目玉はそのサバンナのような、日当たりの良いところにあるらしく、海のほうを背にして鳥を探していました。

そうして見つけたのが、、、、、、、、、

    

この鳥です。ヨタカです。正式ななまえはSavanna Nightjar(シロアゴヨタカ)だということですが、、、

図鑑によると「インドからオーストラリアまで広範囲に分布している」というようなことも書かれており、このヨタカがバリでは珍鳥なのか普通種なのか、タカ長には分からないのですが、、、、、、

そのようなことはタカ長にはどうでも良いことなのです。

   

ヨタカには何種類ものヨタカがいますが、実はタカ長にとってヨタカと名がつく鳥をこれまで見たことがないのです。

厳密にいうと、、、、、数年前ベトナムでマーさんたちとナイトサファリをしているとき、、、、

「あれはヨタカだ」と飛んでいる鳥を見てマーさんが言ったのですが、飛んでいる鳥をチラッと見てもとても見た気がしなくて、、、

今回ゆっくり見ることが出来たこのヨタカがタカ長にとっては初めてのヨタカなのです。

    

バードウォッチングを永く続けていても不思議に縁のない鳥があるものです。

そのことを知ったのは鳥を始めて数年建ったとき、大先輩から「まだアカショウビンを見たことがない」と聞いたときのことです。

エッあの先輩が、、、、、自分でもアカショウビンは見たことがあるのに、、、、、

と不思議に思ったのですが、その後いろいろな人と話をするにつけ、誰にも縁がない鳥がいるようなことが分かってきたのです。

タカ長やタカカノにとってはヨタカがその鳥です。一時マジメに捜し歩いたこともありますがどうしても見ることが出来なくて、今日までヨタカと名がつく鳥は見たことがなかったのです。

だから、バリで見たヨタカが普通種でも珍重でも、そのようなことはどちらでも良いのです。

タカ長にとってはヨタカというだけでド・珍鳥なのですから、、、、、、、。

そのヨタカはブッシュの中にいてカメラアングルを見つけるのに苦労しましたが、たくさん撮った中に何とかピントの合ったものがいました。

    

そのヨタカはしばらくして飛びたちましたが、遠くに行かなかったので再度撮ることができました。

こんどは日影、、、、、そして、、、、

    

これは別個体です。

一度の2羽のヨタカを見ることが出来てバリ西部国立公園での探鳥は最高のものになりました。