タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

いなげな山

2014年04月24日 | 山歩きから
相棒と犬伏山の下見に行きました。すべては相棒まかせ、、、、、

それは良いのですが、相棒が登山口へ行く道を大きく勘違いして、、、、、、、

   

   

お陰さま(?)で大きな柿の木を見せてもらうことになりました。

この木の下で地図を取り出して、、、、、、やっとのことで自分たちの行く山を見つけ出し、、、、、、

と言うようなことですから、タカ長たちがやることはいい加減ですね。

まぁ、いろいろあってやっと登山口につき、最初はゆるやかな勾配の林道を歩き、、、

   

やっと登山道らしき道に入るとクマザサが繁っていて、雨上がりには歩きたくない径だなぁ、などと考えながら、、、、、

   

とにかく目印のテープを探し探しあるくと、、、、、、

   

クマザサがまったく生えていない、気持ちのよい落葉樹の森をあるくことになり、、、

チョッと嬉しくなってルンルン気分になったかと思ったら前よりひどいササの中の径になり、、、、

そのようなことを何度かくりかえしてゆくと、、、、、

   

アセビの大木群とか言うところに出て、チョッといい気分になって何枚もの写真を撮り、、、、

気持ちのよい径をゆくとまたササが現れ、、、、、

それでも右のほうの展望が少し開けてきて、、、、、、、と言っても休んで展望を楽しむほどのこともなく行過ぎると、、、、

またまた深いササが現れ、その中を少し行くと変な方向に向いた「犬伏山」を示す道標があり、、、、、

しかし、まわりを見ても山らしいものはなくて、よくよく注意してみると、、、、、

「何ッ、山頂は通り過ぎている!」と言うことに気がつき、、、、、だからと言って山頂らしいものには気がつかなかったし、、、、、、

強いて言えば、チョッとだけ展望が開けたあたりに山頂があったのかなぁ、、、、と言うようなことを相棒と確認したあと下山することにしました。

   

帰宅してから「旅レコ」のデータを地図に落としてみると、確かに山頂を通っているのです。間違っておかしなところを歩いたわけではないのです。

それにしても山頂に気がつかなかったとは、、、、、、。いくら平坦な山頂だったとしても、、、、やっぱり変ですね。

タカ長も永いこと山歩きをしてきて、ずいぶんたくさんの山に行きましたが、山頂に気がつかないで通過してしまったのは今回が初めてのことです。

今日のタイトルを「いなげな山」としましたが、、、、「いなげな」と言うのは広島の方言で「おかしな」とか「変な」と言うような意味になるのでしょうか?

この犬伏山は標高1,000mにも満たない低いやまですが、地形が平坦でササが繁っているところが多く、目印となるテープを落ち着いて探しながら歩く必要があります。

また、タカ長たちのように山頂を過ぎたことにすぐに気づかないでルートをはずすと、チョッとややこしいことになりそうな気がします。

そのような意味で、この山は初心者だけで行かないほうが良さそうです。

まわりの地形も平坦で、林道を歩いていると信州かどこかの高原を歩いているような気がする、その面ではいい山でした。しかし、軽い気持ちではいりこむと難儀することがあるかも分かりません。

マイナーな山に行くときは注意しないといけない、と自戒しながら下山しました。