タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島ぐらし~2014

2014年04月03日 | タカの渡り
3月30日から角島へ行ってきました。行きも帰りも花を見ながらのドライブでした。

角島に通い始めたのは2001年からだと思いますが、その頃は3月の中旬から角島に行っていたようです。もちろんその頃は花は咲いていません。少し長い観察の場合は、調査を終わって帰る時は花が満開、と言う年もあったように記憶しています。

今回は行きも帰りも花見旅だったと言うことですね。

   

その角島での生活ですが、起床は4時頃になります。そして観察開始は明るくなり始める5時半頃からです。

写真でも角島灯台の光が回っているのが分かりますね。服装も冬そのもの、これだけ着ていても風が吹くと寒くて車に避難することが、、、、、と言うこともありそうですが、今回は天気に恵まれて、風に悩まされることはありませんでした。

   

この時間から観察を開始し、明けやらの空を飛び始めるタカを数えます。渡りは東方向から西方向、つまり太陽の方向を見ることが多くなります。

今回も6時前に数羽の渡りを記録しました。暗くて写真には撮れませんが、、、、、、、、、

   

少し時間が経過して、ハイタカを正面から撮ることができたとしても逆光になります。この写真などタカ長としては上出来のものです。

今回の相棒、しんちゃんも車中泊でした。それでも早朝から緊張していると、、、、、、、

   

渡りが一段落するとこのようなことになります。なま身の人間がすることですから仕方ありませんね。

   

今回はタカ長やアル長が手助け(?)するので問題ありませんが、、、、、、

タカ長がいないときはどうしているのかなぁ???

まぁまぁ、かたいことを言わないことにしましょう。タカ長がいないときは、彼らは下関市の自宅から出勤しているのです。その場合は3時起床。その疲れが出てもおかしくありませんね。

    

   

今回は二日にわたりこのようなことをしました。もちろん渡りがほとんど終わってからのことです。

この肉は「匹見牛」だそうです。旨かったなぁ。

このお返しは、彼らが廣島に来たときの「お好み焼きと生ビール」と言うことになっているのですが、、、、、、

お好み焼きは良いとして、彼らの飲みっぷりは半端ではないので、ビール代を今から貯金しておかないといけないようです。せっせとゆうちょ銀行に通ってためておきますから、残高があるうちに来て下さい。これ、、、、、マジなはなしですよ。

幸か不幸か、タカ長お気に入りのお好み焼き屋さんは郵便局の近くにあるのです。

   

彼らの名誉のために言っておきますが、彼らはまじめに観察しているのですよ。しんちゃんの視力は8倍の双眼鏡なみ、ひょっとしたらそれ以上かも分かりません。

早朝に起床して、その視力で空を凝視していると、疲れてうとうとすることもあろうと言うもの、それでこそ人のやる調査なのです。人は機械ではありません。

   

一日の調査が終わると早めの夕食。その「食後の団欒」は暗くなるまでつづきます。

渡ってヨシ、渡らなくてもヨシ、それが「角島ぐらし」なのです。

贅沢を言わなければ、そこにはタカがいて、青い海がありますから、本当のそこにいるだけで良いのです。