タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

鉛筆書きの予定表

2012年12月31日 | 山歩きから
ネットで見る天気予報ではこの時間は晴ですが、、、、、朝から雪が降り続いています。その雪の向こうからいましがた陽が射してきました。これって「晴」なのでしょうか?

今年も今日一日。タカ長は何日も前から、、、、本当はこの秋から来年の予定をあれこれ考えています。そのメインは言うまでもなく山行きの予定です。

   

その予定表、最初は何月にどこの山に行く、と言うようなことを鉛筆書きで書いてゆきます。その段階ではあれこれ考えることがあって日にちを確定できないのです。

東のほうの山に行った次は西のほうに行ってみるとか、、、、

しかし、それだけの条件で行き先を絞っていくことは出来ません。あの花を見るためには○月が良いとか、、、火曜日ばかりよその山に行ってはまずいのではないかとか、、、、、あの山は行ってみたいが私たちの力では難しいのではないかとか、、、、、

あれこれ考えだすと、これが案外難しくて、、、、、そのうえ自分だけの好みで決めてはいけないようにも思えてきたり、、、、、だからと言って誰の好みを優先したらよいかも分からないし、、、、、

あれこれ頭を悩ますのです。大変と言えば大変なことですが、この時間がリーダーとして一番楽しい時間でもあります。同じ人間が考えると同じような内容になるのは仕方ないのでしょうが、その中でどれだけ変化をつけるか、、、、、、、、。

   

山の情報にも多少は注意しているつもりですが、しかし、新しい山情報は見落としも多くて、、、、、

いまさら買う必要があるのか???と思いつつ昨日買ったガイドブックにまったく知らなかったコースが紹介されているのを見て、即実践することにしました。

そのひとつが60年ぶりに再開されたという比婆山古道。

もうひつとが2009年に廣島の登山家有志たちが地主さんの厚意を受けて拓いた「金山谷から登る小五郎山」コース。

後者はその名前から推察されるように鉱山跡を通って登るコースでいまでも坑道が残っているようです。そのうえ嬉しいことに、このコースから少しはなれたところにイタヤカエデとツガの大木があると紹介されています。

累積標高差が1000mを超える山なので、いまの脚力がbあるときに登らないと計画倒れになりそうです。そのため来春登ることにしました。



登りたい山はそれだけではないのです。まだまだあります。また、いままで登ったことのある山でもコースを変えて歩いてみたいところもあります。

知っているつもりでも知らないコースはまだまだあるはずです。しかし、そこに行く機会は少ないのです。

仮に、、、、仮に毎週毎週違った山に行くとしても、一年間で行ける山は50座ですね。その中から、、、正月休みや盆休みを除き、、、、タカ長が鳥を見に外国に行くとか、、、、、北海道に行くとか、、、、、あれやこれやで行けない週が出てくると、、、その50と言う数字はどんどんと減ってくるのです。そうして残ったのが、裏山以外の山に行ける日になるのです。



そうした制約のうえでプランを考えるのですから、、、、、行きたい山は多くても、予定表に書きこめる山は少なくなるのです。

そのため最初に鉛筆書きで予定を書きいれ、、、、、それを書いたり消したりして、、、、、本当に予定がかたまったらボールペンで記入して「決定」となるのです。

ところがその「決定」も絶対的なものではなくて、新しい魅力的なプランが見つかると差し替えることもあります。

そのようにして立てている山行きのプランですが、、、いま現在では4月まではほぼ確定、ボールペンで予定が書かれています。5月は、頭の中ではほぼかたまっているのですが、、、、しかし、手帳のうえではほとんど鉛筆書きの状態です。

   

今日の写真はすべて石鎚山で撮影したものですが、、、、、、これまで何度も行ったその石鎚山も、正面の成就社から登ったことは一度もないのです。いまだにやり残しているコースですが、来年はその石鎚山より天狗高原を優先したいと考えているのです。脚力のない人も参加できるコースもプランしないといけませんから、、、、、。

そのようにあれこれ考えながら、鉛筆書きのプランがボールペンに書きかえられるのを楽しんでいるタカ長です。