タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

平等なはずですが、、、、、

2012年12月17日 | 日々雑感
 昨日のタカ長は広島市の臨時職員を勤めました。昨日行われた選挙の投票所の事務職員、と言うことなのでしょうか、朝の6時30分から20時30分まで投票所につめていました。

      

 そのときに感じたことのひとつです。選挙速報のことは前にもコメントしたことがあるのでここではふれませんが、、、、、

 私たちの団地は高齢化団地で、したがって投票所に来られる人の多くは中高年以上の人たちです。しかし、若い世代の人、タカ長の目から見ると初めて選挙権を行使されるのではないかと思われるような人もいました。また、それほどは若くはないけど、私たちの子ども世代の人も多く来られました。全国的に見ると投票率は悪かったようで、私たちの投票所も同じような傾向があったのかも分かりません。

 そのような中で若い人たちを見ると嬉しくなりました。そして、、、、、特に若い人は選挙と言う場を通じてもっともっと政治に参加したほうが良いのではないかとあらためて感じたのです。

 若い人たちから見ると特にそうですが、、、、たとえば会社で何か決めるときは社長とか部長とか、上の人の発言権が強いはずです。全社員が平等ではないはずです。

 ところが国政の参政権は全員ひとしく一票です。大企業の社長も、零細企業のヒラ社員も同じように一票です。高級官僚と言われる人も、永田町でセンセイと呼ばれる人も同じように一票です。そのように、、、、少なくとも名目上は全国民等しく平等なのが「一票」なのです。

 平素の生活の場では何かと発言権の少ない若い人こそ、この権利を行使すべきだと思うのですが、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。

      

 ところが現実的には平等なはずの一票に格差が生じ、裁判所から違憲状態だと言う判決が出ているのはご存知の通りです。

 この問題は看過できない問題であることをあらためて感じました。

 昨日は多くの投票所で多くの人たちが仕事をされました。そのときもし間違って、、、、誤った投票用紙を渡すなどのミスをすると大問題になります。

 しかし、、、、、、「あなたの一票の重みは○○地方の人の1/2とか1/3しかありませんよ」と言うことが平然と行われているのがいまの選挙です。

 これって、やはりおかしいのではないでしょうか???