タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

皆さんに支えられて、、、

2010年12月17日 | 日々雑感
皆さんに支えられて今年も無事に終わりそうです

 現在のタカ長が立っている足場は三つあります。

 一つ目はタカの観察。鳥の世界、、、と言うことでしょう。
 二つ目は山歩きの世界。団地の同好会活動の世話をして15年が過ぎました。
 三つ目は団地の役員としての活動。これも13年が過ぎました。

 その三つ、今のタカ長には大切なものになっています。気が多いといえば多いのですが、これがタカ長の人生ですから仕方ありません。

 山歩きは50年以上かかわっていますが、その経験を買われて団地に山のグループを立ち上げたわけです。だから、二つ目も三つ目も団地の活動と言えば言えます。

 タカ長も40代後半までは町内のことはまったく無関心でした。50歳を前にして、定年後の人生が気になり始めたとき町内会の活動にもかかわる気になったわけです。定年退職して家での生活が多くなったときに、隣近所の人も知らないようではまずいのではないかと考えたわけです。

 結果としてはその選択が正解でした。今では団地にもたくさんの友だち、仲間が出来て、その人たちに支えられて充実した毎日を過しています。人の世話をすると言えば自分の持ち出しばかりのように思われるかも分かりませんが、実際にやってみると頂き物のほうが多いように思われます。頂く、と言ってももちろん金品のことではありません。生きがいとか幸せとか、、、カネで計算できない多くのものを頂く、と言う意味です。

  

 町内の世話をしているのはタカ長だけではありません。タカカノもタカ長以上に熱心です。

 これはタカカノたちが団地の年寄りをあつめて遊んでいるところです。年寄りと言っても世話をしているタカカノたちも年齢的には大差ありませんが、、、、、。とにかくこの託児所ならぬ「託老所」のような活動は町内でももっとも活発に活動しているグループの一つです。

 その世話をするのは大変だと思うのは外部の人で、本当は世話をしている人が一番楽しんでいます。少なくともタカカノは生き生きとして別人のような顔を見せています。この中心で一番楽しそうにしているのがタカカノです。

  

 タカ長は今日仲間19名と広島県忠海にある白滝山に行ってきました。

 山の世話をするのはそれなりの苦労はありますが、しかし、一つの山を終えて一番充実感を味わっているのはほかならぬタカ長自身なのです。自分の好きなことをして、皆さんに喜ばれて、その上充実感を味わう、これほど良いことはないではないですか?

 最近は人間関係が希薄になり、町内会活動も停滞しているところが多いと聞きます。それも世の流れかも分かりませんが、たとえ小さなことでも人さまのお世話をさせていただき、そこから多くのものを得ている者としては残念でなりません。

 人の世話をすると言えば損ばかりしているように思われるでしょうが、決してそうではありません。世話をしている人が一番楽しい思いをし、充実した人生を生きているのです。この心境が分かって頂けないとしたら残念なことです。

  

 今日の白滝山と黒滝山を歩く登山は、冬の陽だまりハイクとして行ったものです。寒気が流れこんで寒い一日でしたが、予定通り光る海を見ることが出来ました。この時期の瀬戸内沿岸の山歩きは光る海が似合うようです。