タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山

2010年12月07日 | タカの渡り
落ち葉を踏んで、、、

 未明の雨はあがりましたが、終日厚い雲が裏山を覆っています。

 その中の山歩き。このところ参加者は好調で今日も11名が参加しました。一人なら誰もが家を出たくない天気ですが、仲間につられて集まってくるのでしょう。

 この時期は花もなし。これと言った鳥もいません。ブログのネタに困りそうな山歩きになります。

  

 今日はいつもとは違った道を登ってみました。ほとんど人が歩かないのでしょうか、落ち葉が厚く積もっていました。落ち葉を踏んで快適な山歩き、と言いたいのですが、現実には落ち葉も斜面に積もると厄介です。落ち葉の下の状況は分かりませんし、足に力を入れても落ち葉が滑って体を持ち上げることが出来ないのです。

  

 アップダウンのない尾根道を歩くのは快適です。これと言った見所の無い地方の藪山歩きのご褒美かも分かりません。多くの登山者が集中する有名な山ではこのような尾根歩きは出来ないのではないでしょうか?

  

 何も無い、と言ったのは本当は間違いなのです。

 紅葉の葉が残っていました。何モミジかはタカ長には分からないのですが、見る人が見れば分かりますし、その同定の仕方も聞くことが出来ます。

 また、花や鳥が淋しくなるこの時期は落葉樹の冬芽を見る楽しみもあります。私たちのグループには植物に詳しい仲間も居ますから、彼女を講師役にして冬芽の観察会をするのも良さそうです。

 何も無いと言うのは何も勉強していない、と言うことを白状しているようなものです。本当は、関心を持って自然を見ればいつでもどこでも見るべきものはいくらでもあるのです。

 来月はその目線を広げるきっかけづくりのための裏山歩きを計画するつもりです。