タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~11月4日

2008年11月04日 | タカの渡り観察
ノスリの数が500を超えました

 昨日の午後からパッタリトと止まったタカの渡り、今朝は天気も回復したので大きな期待を持って観察地に行きました。しかし、早朝のねぐらだちらしいタカの姿が見えないばかりか、トビさえも見ることが出来ませんでした。嫌な予感。勇んだ気持ちが落ち着いた10時前、北側から2羽、南側から3羽とノスリが出てくれてホット胸をなでおろしました。





 一度の2羽のノスリが撮れるのは初めての経験ですね。タカ長カメラの射程距離に来てくれないのです。これは何とか撮れる距離でしたが、写真を見てお分かりのように、天気は晴れていても乳白色のシートを覗いたようにしか見えないのです。空気がクリアではないのですね。

 ともあれ今日でノスリが500羽を超えました。秋のシーズンでは初めての記録です。タカ長観察地の記録としては春のほうが多いのですが、これは単なる偶然なのでしょうか。チョッとだけ気になるところです。

今日の結果

   11月4日    晴

     観察者    タカ長 トビ吉
     観察時間   8:00-16:00

       ノスリ              31

       ツミ                5
       ハイタカ   東向き       1
       ハイタカ   西向き       1
       ハイタカSP  西向き      3
       ハイタカSP   東向き     1

 この程度の数ですからヒマと言えばヒマ。観察期間も1週間足らずだと思えば何となく淋しい気持ちを胸に観察を続けています。



 暇な時間は写真の実習、と言ってもタカ長の手に負えるのはジョウビタキだけです。この何か分からない鳥はメジロですが、すぐに飛び去るので写すことができません。これはやっと1枚だけシャッターを押すことが出来たものです。もうひとつ2枚だけ撮った鳥がいるのですがシルエットになっていて何を写したか思い出せません。

    そろそろタカ長も始まったのでしょうか?気になるところです。