タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月21日

2008年09月21日 | タカの渡り観察
「本日は観察休止」と書きましたが、、、、、

 今日は朝から雨、時間雨量が40ミリを超えたこともある本降りですから観察休止として、午後は睡魔と闘いながらブログを更新していました。

 投稿を終わって外を見ると陽がさしていました。そこで急いで観察地へ、、、。
 
 観察地に着くとすでに3名の人がいました。どうなっているの、この観察地は。

今日の結果

  9月21日  曇のち晴

    観察者    タカ長  他 4名
    観察時間   14:30-17:00

      ハチクマ         2

 少し距離はあったのですが、北東方向から一直線に羽ばたきと滑翔を繰り返しながら渡ってくるタカを見つけました。しばらく一直線に流れたあと帆翔を始めました。ハチクマでした。

 そのハチクマを追っていたらその左下にもう1羽。やがて2羽は一緒になり流れてゆきました。


      ハチクマ    写真: キム・ソンヒョン

 このように近い距離を流れて行きました、と言いたいのですが、昨日と同じように北側遠くを流れたので、滑翔しているところはほとんど見ることが出来ませんでした。

 それにしてもこの2羽は明日のドラマを予感させる2羽でした。

 と言うことにしておきます。



今日の観察~9月21日

2008年09月21日 | タカの渡り観察
今日の観察は休止です

 積乱雲が見えていた昨日から一転して今日は雨です。



 この2~3日、多くのハチクマが見られた尾根も厚い雲の中です。

 それにしてもその山の稜線、スケールはぜんぜん違いますが八ヶ岳連峰の南側の稜線とよく似ていますね。



 観察を始める時間になって雨が降ってきました。最初はこの程度の雨でしたが、そのうちにフロントガラスの上に水の流れが出来るほど降ってきました。ラジオから聞こえてくる情報によると、タカ長観察地にすぐそばの記録は、時間雨量が43ミリを記録したそうです。



 この雨でわが「サメウラダム」は瞬時に満水状態になりました。昨日は干上がる寸前だったのです。

 今日9月21日はタカ長観察地の特異日なのです。しかし、いくらなんでもこの雨ではハチクマは飛ばないはずです。白樺峠では昨日大きな渡りを記録していますから、明日大きな群れがやってくるのでしょうか?



 少し古いグラフですが、これは2006年までの5年間の一日平均の渡り数です。もちろんハチクマの数です。

 これを見れば分かるように9月21日に突然数字が伸びるのです。このグラフを根拠に9月21日が特異日だと言っているのです。

 いずれにしても明日以降大きな渡りがやって来ます。期待しましょう。