タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月18日

2008年09月18日 | タカの渡り観察
友あり 遠方より来たりて 鳥談義

 今日のタカ長観察地には遠来の客がありました。川崎市のF氏、私は数年ぶりの再会です。久しぶりに会った鳥友と観察の合間に旧交を温めました。

 鳥という共通の趣味があればこそ遠来の友と話に花を咲かせることが出来ます。有難いことです。

 

 タカ長観察地のテーブルは昨夜イノシシの被害にあいご覧のように汚されてしまいました。これではここでコーヒーを愉しむことは出来ないようですね。

 今日の結果

  9月18日   曇

    観察者   タカ長・トビ吉・御大・二位の方・コリ吉 他
    観察時間  8:00-17:00

      ハチクマ        205
      ツミ             2

 観察終了間際、6羽のハチクマがA山の奥に塒いりしたようです。明朝の出立を確認したいのですが、ただいま台風が接近中、明日の観察が出来るかどうか分かりません。

 この台風、四国の南を通って早明浦ダムを満水にするだけの雨だけ降らせてくれればよいのですが、、、、、。

 タカ長観察地のサメウラダムにはコシアカツバメが波状的にやって来ます。タカ長が高級カメラ(?)を持って近づくと潮が引くようにいなくなります。

 安物のカメラで写真を撮られるのは嫌なのでしょうか?

今日の野鳥

 今日のお客さんのF氏はカモメを専門的に見ている人です。そのフィールドは銚子港。そこはカモメをする人のメッカだそうです。

 タカ長はカモメはサッパリ分かりません。セグロカモメ、オオセグロカモメくらいは何とかなりますが、と言いたいのですが、F氏によるとこの種はハイブリットが多くて、その識別は容易ではないようです。


  カモメ     写真: キム・ソンヒョン


 タカの渡りとはまったく関係ありませんが、遠来の客に敬意を表してカモメの写真を紹介します。これは私たちがタダカモメと言っているカモメですね。これくらいは分かるはずですが、カモメをやっている人は「何年目の冬羽」とか言っていますから、やはり話の中に入っていけないようです。


   ゴビズキンカモメ  写真: キム・ソンヒョン

 韓国インチョン(仁川)の干潟でゴビズキンカモメを探したことがあります。朴眞永先生から観察場所を細かく教えて頂いて行ったのですが、にわかカモメ観察者は見つけることが出来ませんでした。

 平素からマジメにカモメを見ていて、その上で珍鳥を探すのなら良いのでしょうが、いきなり行って美味しいところだけ食べて帰る、と言うことはできないようです。

  バードウォッチングの世界もそんなに甘いものではないようですね。