タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月12日

2008年09月12日 | タカの渡り観察
今日は息抜きをさせて頂きました。

 タカ長は十代の頃から山歩きをしています。ですからキャリアー的には鳥より山が圧倒的に長いのです。

 タカの観察も好きですが、唯一の欠点は運動不足になることです。そのために観察地に7時前に出かけて歩いたり、渡り期間といえども山歩きを忘れないようにしているのです。

 山を歩くことで健康な生活を得てきたタカ長としては、誰が何と言っても山歩きを手放すことは出来ないのです。何しろ健康あっての渡り観察ですから。

今日の結果

9月12日   曇

  観察者   トビ吉
  観察時間  8:30-16:00

    ハチクマ        6
    サシバ         2

  今日県北の観察地では23羽のハチクマを記録していますが、タカ長観察地にはハチクマの群は現れていないようです。

  この情報を得て週末組みの観察者は勇気が出たのでは?

  そろそろ渡ってきますよ。

今日のタカ長

2008年09月12日 | 山歩きから
今日のタカ長は猫山に登りました

 今日のタカ長、渡り観察はトビ吉おじさんに任せて、ハイキングの仲間たちと広島県北東部の猫山に登りました。



 猫山登山のお目当てはこの花、ネコヤマヒゴタイを見ることでしたが、、、、、



 前回何本も見たあたりをいくら探しても見つけることが出来ませんでした。上の写真は05年9月に撮影したものですが、花の最盛期ではないようですね。
 その05年のときとほぼ同じ時期に今回登ったのですが、何人もの人がいくら探しても見つけることが出来なかったのです。

 今年の開花が若干ずれてしまったのか?

 草が繁ってきてそれらに負けてしまったのか?

 植物音痴のタカ長には分かりません。



 これはワレモコウ。もちろん秋の花です。そのほかにはフウロ(本当のところ何フウロか識別できないのです)、トリカブト、アキノキリンソウ、アケボノソウなどなど秋の花を見ることが出来ました。



 猫山の山稜にはススキの穂も伸びて、秋の風が吹き始めていました。

 もう一つのお目当てタカのことですが、トビも飛びませんでした。空を飛んでいたのはトンボとツバメ、イワツバメ、ハリオアマツバメなどです。

 鳥の面ではまったく不作の猫山登山でした。

この人は何をしているのでしょうか???



 昨日紹介した写真です。もちろん釣りをしているわけではありません。竿らしきものの先端に注目してください。



 先端にはこのようなものがついています。

 この先端の幅とトビ吉おじさん作成のハチクマのパネルを、竿を前後に動かしてあわせます。例えば100m先のハチクマと大きさがあったところに印をつけておけば、空を飛んでいるハチクマまでの距離の概算を知ることが出来ます。

 もちろんこの竿には200m、300mと言うように数字を書いておきます。限られた字数でややこしいことを説明するのは少し難しいのですが、原理的なことはお分かり頂けると思います。

 この人は原始的な(?)方法でハチクマまでの距離を測っているのです。

 その精度は? 慣れてくれば案外正確に測れるのではないでしょうか。