タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月5日

2008年09月05日 | タカの渡り観察
記録更新はなりませんでした

 記録更新はなりませんでした。と言ってもその記録は「ゼロ続きの記録」ですから、更新できなかったほうが良かったのでしょうね。

今日の結果

   観察者   トビ吉 実習生 タカ長
   観察時間  8:30-16:00

      ハチクマ     2

 最初の1羽は成鳥♂だったそうです。そうです、と言うのはその時間、タカ長は裏山を歩いていました。2羽目は午後、実習生が帰った直後に出ました。午後は逆光になるので詳細な識別は出来ませんでした。

今日の野鳥

 昨日、野鳥の韓国名のことを紹介しました。今日もその話です。

 タカ長観察地の主役はもちろんハチクマです。韓国語では「ボルメ」
   「ボル」はハチのこと
   「メ」 はハヤブサのこと。

 ですから直訳すると「ハチハヤブサ」と言うことになります。ハヤブサを意味する「メ」と、ハチを意味する「ボル」がどのような経緯で一緒になってハチクマをさすようになったのか、私には分かりません。韓国の友人にでも聞いて、調べて何か分かればこのブログの話題とさせていただきます。



      写真: キム・ソンヒョン

 タカ長は朝裏山を歩きました。水苔池で休憩していたら2羽のタカが背後の稜線から現れ、池の上で帆翔して高度を上げ北方向へ移動していきました。最初の出方は渡り方向でしたが、すぐに2羽がじゃれあうようなしぐさを見せながら高度を上げたので、渡る個体ではないと判断しました。

 その2羽のハチクマは幼鳥だったようです。1羽が幼鳥だと言うことはすぐに識別できたのですが、もう1羽はしばらく時間がかかりました。しかし、順光でハッキリ見える角度にきたときに幼鳥であることを確信しました。最初に出たところには雲があり、ハッキリ識別するまでにその雲の中に入ってしまい、詳細に見ることが出来なかったのです。

 上の写真と本文はまったく関係ないのですが、この個体は幼鳥のようですね。この写真は韓国の紅島(ホンド)で撮影されたものだと思われますが、私が行ったときは幼鳥がやけに目に付きました。

 もう2枚ソンヒョン君の写真を紹介します。このハチクマをどのように識別されますか?

 答は??それは皆さまの識別にお任せします。