タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月4日

2008年09月04日 | タカの渡り観察
サメウラダムの水も枯れ、、、、、、

 Google earth の映像にもバッチリ写っているわが観察地の水溜り、佐伯運動公園の「サメウラダム」の水も見る見るうちに枯れてきました。

 朝のうちはコシアカツバメが飛行しながら水面に口をつけていましたが、午後になると20cmくらいまでは下りて来ても、さすがに口をつけることはしませんでした。



 このように狭い水溜りですからツバメも口がつけられないのでしょう。



 かわりにセグロセキレイやたまにはキセキレイがやって来てエサ採りをしています。しかし、このまま雨が降らないと明日にも完全に干上がるはずです。

 この水溜りを見ているとトビ吉おじさんの故郷、香川県の人たちの苦労が思われます。彼等の頼みの綱、本家の「サメウラダム」は枯れかかっているのですから、、、

今日の結果

   観察者   トビ吉 タカ長 カメ吉 コリ吉
   観察時間   8:30-16:00

        タカの渡りを認めず

 今日でゼロ行進3日目でこれまでのタイ記録。明日は記録更新か?

 このような記録更新はしたくないのです。これまでののべ観察者数が14名で、渡りの記録はハチクマが2羽だけ。本当にもの好きなものばかりが集まる観察地ですね。

今日の鳥情報です

 タカ長撮影のお粗末な写真をお見せしたので、口直しにきれいな鳥を紹介します。


      写真:キム・ソンヒョン

 韓国では最初に見つけた人にその鳥の命名権が与えられるそうです。

 この鳥は韓国ではキム・ソンヒョン君が初めて見つけたので彼が韓国名をつけました。このブログではハングル文字を書くことが出来ないのですが、日本語で書くと「ギュルピッチパギ」と言うことになります。(詳細な発音をカタカナ表記することは難しいのですが、、、、)

   ギュル~ミカンの意味
   ピッ ~色
   チパギ~えいごのThrush つまり「ツグミ」

 これをあわせて「ギュルピッチパギ」と韓国名をつけたそうです。はじめてみた時、体全体がオレンジ色の感じで、そのオレンジ色がとても印象的だったのでこの名前を考え付いたようです。

 この鳥の英名は「Orange-headed Thrush」となります。

 英語名にしろ韓国名にしろ、見た目の第一印象をもとに名づけるのが良さそうですね。


      写真:キム・ソンヒョン

 彼が韓国名をつけた鳥は他に2種あります。おりを見てその鳥も紹介します。