タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

チョッとだけ研究者(?)

2008年02月21日 | タカの渡り観察
 渡りのシーズンを前にタカ長も忙しくなりました。シーズンのど真ん中にベトナムに行くからです。チョッとくらい事前勉強もしておかないといけないような気もします。

 日本での渡りについて、また1年前に経験したマレーシアでの渡りについて、自分なりに頭を整理しておきたいのです。その作業がドタバタして、チョッとだけ研究者になったような気分を味わっています。

 マレーシアの渡りについては三篇の報告書を読み、その半分くらいは理解したつもりです。しかし、私たちが日本や韓国で経験した渡りのパターンの違いについていは記述されていません。

 海を渡るときの出発時間の差もその一つです。スマトラからマレー半島へ飛び立ちはじめの時間は9時30分だと言われていますが、いくらマラッカ海峡の洋上飛行距離が38kmだと言っても、私の感覚では遅いのです。マレー側の到着時間から言うと、飛び立ちのピークは11時台になるのですが、これなどまったく私の感覚にあいません。

 南の国での渡り方と日本など東アジアでの渡り方は違うのでしょうか?タカ長には分からないことですが、そのようなことをあれこれ考えながら、横文字の文献などを眺めていると(読んでいると言いたいのですが、、)チョッとだけ研究者になった気分がします。

 しかし、気分だけでは疑問は何も解明されません。これが現実です。