タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

考えてみればおかしなことですが、、、、、

2008年02月16日 | タカの渡り観察
 タカ長は4月にベトナムで行われるシンポジュームに出席するための準備を進めています。英語ができないのに、英語を公用語として行われるシンポジュームに出席するのは、考えてみればおかしなことだと思います。一生に一回くらいはこの種のシンポジュームに行ってみるのも話のタネにはなるだろう、と言う程度の気持ちで申し込んだのですが、考えてみれば物好きなことですね。

 おかしなことと言えば、その準備のために読めもしない英語の報告書と悪戦苦闘するのも、何かしら変ですね。われながら変だと思いますが、しかし、もともとタカの渡りの観察は物好きなものがするのだと思えば、何とか容認してもらえそうですね。

 とは言っても、そのような物好きな努力をしながら、自分なりの知見を得ていることも事実なのです。その一つはタカの渡りを全アジア的な視点で捉えようとしていること、狭くても東アジア全体を視野に入れて考えようとしていることです。

 いま日本では各地の観察者がネットワークを組んで調査活動をしています。そのことは素晴らしいことで、それに関してタカ長は批判的なことは言いませんし、その資格もありません。

 しかし、アジアの地図を広げて、その東にある小さな日本を見ていると、その中でゴチャゴチャしていることの意味が分からなくなりそうなのも事実なのです。

 まあ、難しいことは考えないでベトナムに行って、アジア各地の研究者の姿を見れば、何かしら気がつくことがあるかもしれません。どうせおかしなことをしているのですから、せめて渡り関係をしている人と、何でも良いから話をして、何でも良いから持って帰りたいと考えているところです。