「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ひとり身の山さんに起きる華やかな話!? ボンの男としての戦い

2013-04-20 07:13:17 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

本日のファミ劇・ボン単独編は・・・・このシーズンのハイライト的な2作になっています。


第250話 52.05.06 民芸店の女 (山さん)
 
ゲスト:上村香子 小笠原弘 三沢もとこ 松尾文人 直木修 中村保 和田明美 門脇三郎 千歩憲生 永谷悟一 久米太 橋本恒子 吉田太門 玉沢憲治
脚本:小川英 柏倉敏之
監督:竹林進

自動車修理工・広瀬が何者かに轢き殺された。
一係では現場の状況から事故ではなく計画殺人であると判断し、捜査を開始する。
一方、通勤途上の山さんに和服の女性が話しかけてきた。
その女性は野間美保といい、1年前に亡くなった山さんの妻・高子と料理学校で一緒だったといい、今度山村邸に赴き仏壇に参りたいという。山さんは快諾した。
その場に居合わせたボンは、その状況を先輩たちに報告、何れも現在男やもめになっていた山さんにいい人が出来たのではないか?と久々の山さんのプライベートでの良い話に沸いた。
轢き逃げ殺人の方は、先日広瀬と揉めていた同郷の若い男が浮かんでくる。どうやら金の事でもめていたようで、その頃の広瀬はなぜか羽振りが良かったと証言する者もいた。
山村邸に美保が訪ねてきた。
美保仏壇に参った後は自らも未亡人であり民芸店を営んでいることなど身の上話をして、また訪ねるといい帰っていった。
美保の帰った後、何か気になった山さんはお茶を出す為に警察手帳を置いた机から目を離したことに気付き、翌日美保を調べたが、本人が言うとおりであり、警察手帳から指紋は検出されなかった・・・・。

山さんとしては、隆が帰ってくるまでの「独身期間」の始まりの方で起きた・・・なんというか悲劇というか・・・。
約1年前に他界した高子も話に上り、さらには山さん自体の微妙な男心を垣間見られる貴重な話になっています。
更に事件の方も山さん・美保・容疑者・真犯人と絡み合い、見ごたえがタップリです。
その美保を演じる上村さんの今回の「美保」ぶりは、上村さんがそれまで演じてきたタイプの女性とは違うものなので、そこの意外性も楽しめます。


第251話 52.05.13 辞表 (ボン)

ゲスト:麻丘めぐみ 田中正彦 木村四郎 石山雄大 新井一夫 上地宝 沢渡迪子
脚本:小川英 杉村のぼる
監督:吉高勝之 

仲の良い武井兄妹。
強盗容疑でボンは兄を連行しようとするが、関係ないと言い兄は逃げ、ビルの建設現場に入り込む。
足場を駆け上がる兄は、足を踏み外し、追ってきたボン、そして妹・洋子の前で転落して死んでしまった。
その様にショックを受けてしまうボンだったが、さらに洋子が事件時のアリバイを証言しそれの裏付けが取れ、事件の目撃者の証言もあいまいであったことから、武井が本当に犯人であったかどうかは揺らぎ、強盗事件とは関係は無かったのではないかという可能性も出てきて、ボンはおろかボスの責任問題になるのではないかという懸念まで出てきた。
その状況に打ちのめされたボンは、当てもなくそして力なく街を歩き回り、その果てに警察手帳や拳銃を返上してしまう。
ゴリさんはボンを一係に連れ戻そうとするものの、ボスにボン自身が乗り越えなければならない問題であると止められる・・・・。

この話はボンの重要なターニングポイントになっていますが、あらすじを書いていてもちょっと辛いです(^_^;)
ボンが刑事という鎧を捨て、男として洋子を守ろうとする姿勢は、後のスニーカーにも通じるものがあります。
その中で、一係のメンバーができることとできない事を微妙に切り分けながらボンを励ましていきます。
今まで末っ子として可愛がられてきたボンのひとり立ち、厳しい話ですが、しっかりと目撃することで後のシリーズにつながる面がある重要な話になります。

ゲストの浅丘さんも可憐に好演なさっているところも見どころです。
初期から助監督として参加されていた吉高監督の太陽デヴューです。
やはりいつもとはちょっと違った雰囲気があります。
ボン単独期OPで着用しているジーンズの上下はこの作品と「お人好し」の回想シーンのみ着用というレアアイテムだったりします。
(申し訳ないです、#252,253でも着用してました・・・ド忘れです。2013.5.8追記)
ブルー尽くしのボンのアパート部屋にも注目です。


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ジーパンと老婆の「金」をめぐる奔走

2013-04-19 06:53:45 | 当直室業務連絡
【ビバ!チバテレビ】

本日のチバテレ・ジーパン編は、

第99話 49.06.07 金で買えないものがある (ジーパン)

ゲスト・一の宮あつ子 桜田千枝子 うたた賢 田中力 田川恒夫 九重ひろ子 天理淳 安田泰三 上沢知子
脚本・田波靖男
監督・野村孝

拳銃不法所持のチンピラを追跡中のジーパンは、歩道橋で老婆・とみとぶつかってしまい、とみの持っているバックがその勢いで飛ばされて中に入っていた1万円の札束がばら撒かれてしまったが、ジーパンはそのまま気づかず追って行ってしまった。
歩道橋からばら撒かれた1万円の札束はあたりを通行していた人々が次々に広い、自分のものと叫ぶとみの声はその大混乱でかき消されてしまう。
七曲署に駆けこんだとみはそこでチンピラを逮捕したジーパンと再会、ばら撒かれた札束はとみが息子夫婦の新居資金として銀行から卸したばかりの100万円であり、そのうち86万円が持ち去られたと主張した。
ジーパンはボスから金の回収を命じられ、とみと共に歩き回るものの回収できた金はわずかだった。
ボスはこの件を新聞記事にしてもらったところ、内本という男がトラックの荷台から26万円発見したと届け出があったが、内本はその頃発生した建設業者殺人事件の容疑者だった・・・・。

この頃、怖さ(^_^;)より優しさの方が自然に醸し出せるようになってきていたジーパンが、「屈折老婆」であるとみと絡みます。
ばら撒かれた金を巡る多い少ないに翻弄されながら、一方その件を利用しようとした殺人者の存在・・・という田波氏脚本に多く採用される、緩さと凶悪さが融合している面白い作品になっています。

これは個人的な印象なのですが、優作さんと札束って、何となく優作さんのイメージの一つとして頭の片隅にあるんですよね・・・(^_^;)


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ドックと白石良子の圧力に屈しない戦い

2013-04-19 06:04:42 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

第536話 57.12.17 死因 (ドック)

ゲスト・斉藤美和 剣持伴紀 倉石一旺 姫ゆり子 辻三太郎 永井玄哉 相原巨典 大木史朗 菅野勝浩 森下朗
脚本・小川英 奥村俊雄
監督・竹林進

代議士の乗車中の車が事故にあい、警察病院に運ばれたが間もなく死亡してしまう。
担当した医師・白石良子は彼が麻薬中毒だったことに気づきドックに連絡、一係は極秘で捜査を開始するものの、地検から赴いた検視官・岩本は薬物の痕跡はないと結論付け、さらに看護婦・光江の証言で良子が手術時に致死量である多量の麻酔薬が使用されていたことが立証され、良子は警察病院管轄の北署に連行されてしまう。

その中で、岩本が転落死、光江は轢き逃げされ命はとりとめたものの記憶喪失になり、さらに一係にも捜査中止の決定が本庁から下る・・・。

ドックのガールフレンド(医大時代のクラスメイト)である警察病院の医師・白石良子が再登場。
岡まゆみさんが熱演します。

代議士の死で噴出する麻薬組織の存在、代議士の汚点を隠ぺいしようとする動き、それがその渦中に巻き込まれた良子とドックを追いつめていきますが、1年前は両者自分の仕事に対しての意識がグラグラだったのに比べ、今回はその「山場」を越えた勢いの余裕で切り抜けていきます。

ドックとしては「ヤブ」だった1年目、薬の知識や死因判定などで知識を披露していた2年目、そしてこの作品から検視官顔負けの知識も持ち合わすようになってきた3年目以後と、ドックの「ドクター刑事」たる所以についても成長の痕が見られる興味深い話です。

この頃になるとドックと良子の関係はどちらかというと「戦友」的になっている感じで、良子の登場は結果的にこれで終わってしまいますが、後年のマイコンの調査では同僚医師と恋愛に発展か?という事も判明したり、ドックにしても良子に対してどうしたいのか・・・というのは何となく観ているこっちがヤキモキしてしまうというか・・・・(^_^;)



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西沢利明さん ご逝去・・・

2013-04-16 18:27:01 | おくやみ
 三國氏のご逝去もあり、昨年からお馴染みの役者さんが立て続けに鬼籍に入られることが続いていると痛感しておりましたが、太陽関係の役者さんで、我々世代には非常にお馴染みの方が亡くなられました。

西沢利明さん、享年77歳。

太陽のみならず、ほとんどの刑事ドラマ・時代劇シリーズには客演なさったのではないかという位、お馴染みの方です。
インテリ的で時に熱かったり、時に冷酷だったりする役柄がお得意だったのではないかと思います。
更に、あの甘く低いお声で洋画の吹き替えも数多くこなされていると思います。

我々世代には「宇宙刑事」シリーズのコム長官でしょうか。
西沢さんのおかげで特撮番組という言わば子供向けと思われがちなコンテンツに大人的なエッセンスを醸し出す大きな一因になられていたと、私は思います。

太陽では6作に客演なさっておりますが、改めて確認して少ないと思ってしまいました。
もっとあったのではないか・・・・いや、やはりこれだけですね。

#66 生き返った白骨美人
#280 狼
#449 ドック刑事 雪山に舞う
#450 ドック刑事 雪山に斗う
#618 太陽にほえろ!スペシャル コンピューター計画
#661 マミーが怒った

特に、#449と#450の殺し屋・都築は、まさにゲスト主演格の活躍であり、軽いドックと重厚な都築という組み合わせには心地いいものがありました。
また、1984DVD-BOXに収録されており、最近ご覧になった方も多いであろう#618の大野についても、狡猾なプログラマーを印象的に演じられていたと思います・・・・。


ご冥福をお祈りいたします・・・

***************************************

「宇宙刑事ギャバン」コム長官・西沢利明さんが死去 享年77歳
シネマトゥデイ 4月16日(火)14時6分配信

 俳優の西沢利明さんが11日、肺がんのため都内の病院で亡くなっていたことがわかった。享年77歳。所属するアイティ企画がFAXで発表した。

 同事務所によると西沢さんは、1年半ほど前から膀胱がんを患っていたというが、本人の希望により発表はされていなかった。そんな中、先月28日に胸の痛みを訴え入院。右肺の気胸と診断され、左肺にがんの転移が発覚、担当医と治療法を相談していた矢先に容態が悪化し、4月11日午前3時8分に息を引き取ったという。

 西沢さんは1936年1月20日生まれの北海道出身。学習院大学を中退し俳優座養成所に入り、文学座や劇団雲、劇団昴において舞台を中心に活躍した。また時代劇や刑事ドラマなど、数多くの映画やドラマにも出演。悪役を担う機会が多かったが、近年はユニークな素顔を生かし善人役も務めた。

 特に特撮ドラマ「宇宙刑事ギャバン」から続く一連のシリーズでは、銀河連邦警察の最高責任者コム長官を演じ、ファンの間で広く知られた。昨年公開された映画最新作『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にも出演、舞台あいさつにも参加し、元気な姿を見せていた。


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太陽放送予定 2013年4月16日号

2013-04-16 04:13:05 | 放送予定
 向う一週間の太陽放送予定です。

▼テレ玉・マカロニ編

#27は伝説の名作ながら永久欠番という不条理さ・・・・なので、飛んで#28。
扁桃腺が腫れてたまたま行った病院で、ボスは顔見知りの金融成金と会ったが、その直後その男の若い身重の妻がボスのそばで誘拐される。
成金は警察の関与を拒むものの、ボスはある考えがあり強引に介入していくが・・・・。

成金がここまでのし上がってきた中、多々恨みを抱くものが居たのは重々承知し、それを含みながら誘拐事件を確実に捜査するボスと、身重な妻の出産で「犯人側」の事情も変化していきます。

▼日テレプラス・ボギー登場編
ドックのガールフレンド・白石医師が約1年ぶりに登場する#536。
代議士が事故にあい、警察病院に運ばれたが間もなく死亡。担当した白石医師は彼が麻薬中毒だったことに気づき、ドックに連絡してくる。
しかし、検視官は中毒の疑いはないと結論付け、さらに看護婦の証言で手術時に致死量である多量の麻酔薬が使用されていたことが立証されてしまう・・・。

初登場時はドックがゴリさんとの事件で刑事としての責任の重さにグラついていた時にある意味救ってくれた恩人でもあった白石医師。
今度は逆の立場になり、白石医師の窮地を何とか救おうと奔走するドックを描きます。

▼チバテレ・ジーパン編
犯人追跡時に偶然ぶつかってしまった老婆とジーパンの交流を描く#99。
犯人追跡中の高架橋でジーパンは老婆にぶつかり、そのはずみで老婆のバックから「百万円」が橋下にばら撒かれてしまう。
その場で回収できたのはわずかで、ジーパンはボスから残りの「百万円」の一部の回収を命じられた。その大金は老婆が息子夫婦の新居資金として銀行から卸したばかりのものだった。
その頃、建設業者殺人事件が起きるが、ジーパンは「百万円」探しに奔走、やっと回収できた金もわずかなもので、ボスは新聞にこの件を記事にしてもらうと、トラックの荷台から26万円を発見したと届け出があったが・・・・。

老婆の「百万円」紛失を巡り、真摯に捜索するジーパン、その事件を利用しようとする者、老婆自身、老婆の息子夫婦との事情が絡み合い、そこにたきまである意味巻き込まれて・・・・。
抑揚の激しい時期にジーパン初期のような社会問題を絡めたアクション抑え目の作品ですが、観ていてホッとする作品であります。

▼とちぎ・ジーパン編
殿下が殺人容疑で逮捕!その取り調べを鮫やんが担当して・・・・の#67。
殿下が友人の妻の殺人容疑で城北署に逮捕された。
事件を担当した鮫島は以前殿下や一係と共に事件を解決した仲、しかし何も語ろうとしない殿下に鮫島は業を煮やす。
一方ボスは、城北署との合同捜査に持ち込もうとするものの、西山署長と城北署の署長とはライバル関係の為実現は出来なかった。
鮫島も捜査は自分にまかせてほしいとボスに言うが、一係は独自で捜査を始める・・・・。

殿下の友人が関連した殺人事件の結末は決して後味の良いものではないですが、鮫やんの刑事魂と、彼なりの被害者への労りが痛いほどよくわかる名編です。これを切っ掛けに鮫やんの刑事生活は破綻に傾倒していきます・・・・。

▼ファミ劇・ボン(単独)編。
再放送は通常通り。

そして初放送は、

山さんのひとり暮らしの家に現れた未亡人、その事と事件の関連は?の#250。

夜、自動車修理工が轢き逃げされ殺される。
その翌朝、出勤中の山さんに話しかけてきた美保は高子と料理学校で一緒だったため、仏壇に参りたいという。
轢き逃げの方は盗難車であり計画殺人と断定し、捜査が始まるが、修理工は大金を所持しており、数日前に若い男ともめていた。
その夜、山村邸に美保が訪問し、仏壇に参り、自らの事情を、夫を亡くしたことなどを話し、徳利セットを置いて帰っていったが、その後山さんは警察手帳から目を離していたことが気になってしまう。

高子が亡くなって一年近く経とうとし、隆も去り、一人暮らしの山さんに女性の影?
一係も騒然としてきますが(^_^;)
ただ、冒頭から山さんらしい「ヨミ」と、いつもとは違った一人の男としての色気も多少漂わせた感じで、山さん主演編としては異色作になっていますが、ただそれだけにクライマックスな何とも言えず切ない感じが漂っています。
ゲストの上村香子さんは「噂」でもゲスト出演されている山村編に出てきた女性の中ではかなり印象深い方で、今回の「民芸店の女」を好演しています。

追跡中の容疑者を、その妹の前で死なせてしまい、自責の念に駆られ刑事を辞めようと思い詰めるボンを描く#251。
仲の良い兄妹の兄に強盗事件で話を聞こうとしたボンだったが、兄は逃げ建設中のビルに逃げ込んだものの、足を踏み外し追ってきた妹の目の前で転落死した。
妹の訴えるアリバイについて裏付けが取れ、強盗事件の目撃者の証言はあいまいな為、ボンは窮地に陥る。

後輩刑事から先輩刑事への成長過程にあるボンの丁度折り返し地点であり、さらにボンの刑事生活、さらには「男」としての重要なストーリであります。
今まで誰かのアシストを強く受けながら難局を乗り越えてきたボンでしたが、今回は刑事というよりは一人の男としてボンなりの責任の取り方をかなり辛口ですが丹念に描いています。
それなので、観ている方にも辛さが込み上げてくる作品ですが、だからこそラストには解放感が待っているという部分もあると思います。
ボンファンならずとも、太陽ファンの愛すべき作品の一つと言えるのではないかと。

[4/17~4/22 太陽放送](※<初>当該CS局にて初放送 <再>当該CS局にて再放送)

4/17(水) 19:00~20:00 テレ玉1(地上波) 太陽にほえろ!第26話 #28「目には目を」

4/18(木) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#242 すれ違った女』
4/19(金) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ!HDリマスター版『#243 その血を返せ』

4/19(金) 11:10~12:00 日テレプラス(CS) <初> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#536 死因

4/19(金) 20:00~21:00 チバテレビ1(地上波) 太陽にほえろ!#99 金で買えないものがある (92/103)

4/19(金) 22:00~23:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#536 死因

4/20(土) 22:00~23:00 ファミリー劇場HD(CS) 太陽にほえろ!HDリマスター版『#250 民芸店の女』
4/20(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場HD(CS) 太陽にほえろ!HDリマスター版『#251 辞表』

4/21(日) 10:00~11:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#535 ボギーのいちばん長い日

4/21(日) 12:00~12:55 とちぎテレビ1(地上波) 太陽にほえろ! ジーパン刑事編 第14話  #67 オリの中の刑事

4/22(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ボギー刑事登場編】#535 ボギーのいちばん長い日


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ロケ地検索 #248、#249

2013-04-14 16:58:25 | ロケ地検索&メモ
【ロケ地検索】

今回は2作は別々の撮影時期でありながら丸の内界隈を使用しており、結構広範囲にロケしている傾向にあると思います。
いつもの「新宿・世田谷大捜査線」的な部分は薄いのが特徴。

というよりも、長さん=出張(BGMは無論フルートサスペンス) という「定番」がさく裂している#248も影響しておりますが(^_^;)
長さんの出張は本編では短時間で纏められますが、多分ロケ終了後は地元のグルメ等食しているのではないかと(^_^;)

ところで、覆面車スプリンターLB、#249では右前部を破損しているようで、次回は結構目立っています。


第248話 ウェディング・ドレス

=ロケ地=

新都心歩道橋とその近辺
沼津駅前
沼津 御成橋は現存、撮影は市場町1方面
沼津港
ドライブインは現在建物自体は無いもののスパに。沼津市宮岡。
港区三田1丁目 済生会中央病院
新宿区百人町1丁目近辺
新大久保駅ガード下
内堀通り~日比谷通り~丸の内3丁目


第249話 嘘

=ロケ地=

羽田空港
丸の内(東京會舘横?)
世田谷区岡本1丁目
新有楽町ビルまで逃げた戸田(そごうは現在のビックカメラ)
港区海岸3丁目、芝浦界隈。
柏江市東和泉、多摩川河川敷。
西新宿1丁目
新宿京王プラザ通り
「松島製薬」渋谷区千駄ヶ谷5(「自首」等で使われているビル)
古紙回収業者は世田谷区大蔵1丁目。モダンな建物に建て替えられている。
矢追図書館は新宿区区民ギャラリー~新宿中央公園

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野崎太郎は被害者の父であり犯人の父である/嘘と真に翻弄されるゴリさんたち

2013-04-13 18:44:27 | ファミ劇日誌
この時期は別れの時期・・・。
しぶとく生存しているけぶでございます。
ちなみに本日は泥寝です。。。。

というよりも、モヤさまの大江アナ卒業を観て涙しているぐらいですから、もう相当涙もろくなっているとは思いますが、この番組ともスタート当初からの視聴なので感慨深い・・・というか切ない・・・。

そんなこんなで、仕事に忙殺されていた感じで推移し、11日には辛うじて近場にあった「民芸店の女」を観て、山さんの切なさにまた涙し・・・。わかっちゃいるけど、それでもねぇ・・・山さん・・・という感じで。
ところで、この話もネタが結構あるのですが、放送を控え、控えます。。。

でも、それでも、それにしても・・・。

山村邸が現存しておりましたので、フライング報告です(^_^;)

砧3丁目に2009年現在現存。

あの特徴的な門柱はちゃんと残っていました。


【ファミ劇へのおさそい】

本日は、野崎一家のターニングポイント、そして嘘か真かであるカップルが悲劇に見舞われる事件ですが・・・。
両作品とも四十物さん脚本で、男女の機微的なものが描かれています。


第248話 52.04.22 ウェディング・ドレス (長さん)
脚本:小川英 四十物光男
監督:斎藤光正
ゲスト:新海百合子 高木門 鈴木泰明 飯塚彰 藤竹修 刀原章光 久本昇



長さんの娘・良子が市村と結婚式を挙げる前日、白昼の新宿の人通りのある歩道橋の上で、若妻が男に刺された。
目撃者によると、二人は口論していたということから、犯人は若妻と顔見知りと目されたが、意識を回復した若妻は何一つ証言しようとはしなかった。
長さんはその若妻の態度に、犯人から脅されているのではなく、若妻自らが何かを隠したいと思っているという印象を受けた。
若妻の夫婦は仲も良く悪い評判もないことから、長さんは若妻の過去に何かあるのではないかと感じ、彼女の出身地である沼津へ出張し、若妻の事を調べると、以前彼女が勤めていたドライブインにたどりつく。
支配人によると、5年前若妻はマネージャーに金を使い込んだと疑われ、その弁明に参加した婚約者・古川ともみ合いになり、誤ってマネージャーを殺してしまったのだという。
古川はつい最近刑期を終え出所していた・・・目撃者の証言から犯人は古川と確定されたが、そのことを当の被害者である若妻に確認しても彼女の口は開かない・・・長さんは思わずなぜ結婚したのかと詰問してしまう・・・。


太郎フェチとしては涙なしでは観られない一編であり、長さんらしさもかなり突っ込んで描かれています。
結婚当事者である良子より、長さんの困惑ぶり・・・そりゃ、今回の男女の機微に関しては凄い微妙な感じで考えさせられてしまうという所は観ている方も無論長さんも当然あると思いますが、そうやって迷いながらどうにか自分で理解した長さんだからこそ、古川への説得が成功する要因でありますが・・・。
さらに結局は結婚式に出られなかった長さんの哀愁・・・。

無論、太郎フェチとしては・・・
相変わらずおきゃんな良子が突然しおらしく結婚のあいさつをするのを俊一と共に驚き・・・無論俊一のスーツ姿も見逃せません(^_^;)
ボスが式で述べた長さんフォローのスピーチに涙し、
そして、今夜はサッポロビールで乾杯です。
(私は肝臓の調子が悪いのでヘルシアを代用。。。)

ゲストの新海さんと高木氏は#206でも共演しているので、このお二人を拝見すると・・・ちょっと辛くなる・・。


第249話 52.04.29 嘘 (ゴリさん)
脚本:小川英 四十物光男
監督:竹林進
ゲスト:三景啓司 梶三和子 藤堂博 皆川妙子 松本伊佐武 堀礼文 丹羽たかね 野田一生 吉中正一 大島光幸


海外旅行から帰ってきた礼子は空港で会社の同僚で婚約者の戸田と落合い、レストランで食事をしようと車を止めたところ、礼子は二人組に「笠井」に頼まれ預かった土産物を取りに来たと強引に詰め寄られ、止めようとした戸田を殴り殺すぞと脅される。
戸田はその場から逃げ去り、二人は礼子を荷物ごと車に拉致した。
その件を目撃したタクシーの運転手からの急報でゴリさんとボンは拉致車を追跡、路外逸脱した拉致車から二人が礼子を置いて逃走し、追うゴリさんたちに拳銃を発砲し姿を消す。
一方戸田は、逃げ出したものの通報し拉致現場の自分の車のまわりに散乱していた礼子のバックの中身を肩を落として拾い集めていた。
保護された礼子は、二人組が口走っていた件には心当たりがないとおびえ、戸田とは会いたくないという。
ゴリさんは戸田に事情を訊くが、「現場から逃げた」ということが引っ掛かり言葉が荒くなるが、戸田は戸田で二人組の礼子を知っているような言動で彼らと礼子は知り合いではないか、そして自分の知らない礼子の部分を目の当たりにしているのではないかという印象を受けてしまいその場から去ったのだという。
ゴリさんが考えを固めることを止め、戸田に真実を知るため先ずは二人組を前科者カードで当たらせたが該当者はいなかった。

事件の経緯から、礼子は知ってか知らずか密輸品の運び屋となったのではないかということが推理されていたところに、発砲された拳銃は以前三人組の宝石強盗が使用したものだと判明した・・・。

ファッション雑誌から飛び出たような礼子の服装が招いてしまった偶然の悪戯。
そこで困惑しお互いに不信が生じてしまったカップル、そして逃げてしまった男が彼女の疑惑を解消しようと、そして自分自身の自信を取り戻そうと奔走する彼をゴリさんがアシストします。

ゴリさんが若者をいろんな意味で救うコンセプト作品の一作ですが、今回の戸田はこれまでやこれからのゴリさんが遭遇する若者の中ではごくごく普通な男なのですが、そこが逆に解りにくい面もあったりして。



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ロケ地検索 #535

2013-04-13 14:43:06 | ロケ地検索&メモ
【ロケ地検索&視聴メモ】

第535話 ボギーのいちばん長い日

*バックスピーンでリヤハッチが開くXX(^_^;)そして、ジャンプ坂で結構派手にジャンプしているXX(運転はラガー)
*一応本物の車検証(4G52が原動機(^_^;)のGTO)の所有車欄にホリカワマリ(^_^;)

=ロケ地=

冒頭の張り込み場所は砧Fマンション付近、張り込み対象のアパートは「ドックのうわごと」ではドック自身のアパートだった。
自分のアパートに不味いコーヒー持参で張り込むヤブの心境は如何に。。。。
(今回はこの付近のロケが多い、ボギーと斜め乗りトシさん乗車ソアラシーン含む)

新宿副都心太陽通り付近
新宿中央公園
世田谷区岡本3丁目のジャンプ坂近辺
砧公園西側方面?
玉川高島屋S・C前とその付近

都道118号線 世田谷区船橋7丁目、清掃工場付近
(この辺をグルグル的に・・・)

自動車工場は川崎市高津区?

コンテナヤード港区港南5丁目、ボギーの「屋根しがみつき」の一部もこの付近。



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ゴリさんのサバイバル名編

2013-04-12 07:05:47 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

本日のチバテレ・太陽ジーパン編は、

第98話 49.05.31 手錠 (ゴリさん)溝口舜亮 上田耕一 五藤雅博

商事会社の給料資金が2人組に強奪、運搬していた社員が殺された。
容疑者として元社員の三原と指紋から松沢が浮かび、行方不明の三原の捜索する一方、松沢を逮捕するためゴリさんは食べかけの天丼を残し一係を後にする。
松沢を発見したゴリさんは追跡し手錠をかけるもののその瞬間に松沢が抜いたナイフで脇腹を刺されてしまう。
ゴリさんは松沢に引っ張られるまま、逃亡を共にすることになってしまった。

そのことが判明し、必死になってゴリさんたちの痕跡を追う一係。
一方、興奮状態が落ち着いてきた松沢に、傷を負いながらもゴリさんは自首の説得を試みる・・・・。


名作・凡作の差ではなく、テンションのアップダウンが激しいこの時期には、しっとりとした作品もあれば、サバイバル的な話もあったりして、それがジーパン編の魅力にも繋がっていると思います。
この重傷を負いながらも、食欲もあり、かつ説得を試みる余裕もあり、最後には松沢を救うというのはゴリさんじゃないとできない芸当(^_^;)ですが、逆に言うとゴリさんだからこそ安心してみることができる保険みたいなものも感じます。
容疑者と手錠で繋がれ逃亡する刑事ドラマ、日本のドラマでは先駆け的作品だと思います。
演出する野村監督はこの作品と#99のみ太陽に参加されている為、いつもとは違った独特な演出も観られ、それも見どころになっています。


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ボギーVS「女ボギー」

2013-04-12 06:36:14 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

第535話 57.12.10 ボギーのいちばん長い日(ボギー)大場久美子 中井啓輔 奥村公延

張り込み中のボギーの覆面車にベンツがぶつかってきた。
運転していた女性は交差点付近に車を止めていたボギーに非があるとして、修理代を請求すると息巻く。
その時、現れた容疑者を逮捕している間に、女性は姿を消してしまう。

事件が解決して先ほどの事故をドックと検証すると、ボギーに非があることがわかり、その若い女性・真梨を捜すためベンツのオーナー・弁護士の矢野を訪れるものの、ベンツは人に貸しているという。
そして真梨が自動車窃盗団の一味であることが判るものの、矢野はベンツは盗まれていないと主張、せっかく見つけた真梨にも手が出せない。

どうやら真梨たちはベンツの中から覚せい剤を発見、それをネタに矢野を強請っているようだったが・・・。

ゴリさん殉職後から続いていた窮地の連鎖的お話は前回で終了し、この話から太陽でいう「普通な事件」になります。
その為か、大場久美子氏を迎え勝気で「女ボギー」的な真梨とボギーとの掛け合いを見どころにしながら、ボギーの男気も感じさせ、ボギーにしても今まで何かと劣等的部分の方に話の方向が行っていたものが、「減俸処分」ネタに触れながらもボギーらしい活躍を魅せる一編になっていると思います。

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