「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ボス、究極の苦悩

2013-01-03 21:46:25 | ビバ!チバテレビ
ぼちぼち、正月休みが終わってしまいますが、個人的には療養生活のようでした・・・。
おかげさまで、満身創痍状態をちょっとだけ脱した感じです。

と、CS太陽放送はまだまだ正月モード状態ですが、ローカル地上波放送は再開状態になっていきます。

【ビバ!チバテレビ】

新年最初のチバテレジーパン編は、これは濃厚・・・

1/4(金)チバテレビ1(地上波)
20:00~21:00
太陽にほえろ !#86 勇気ある賭け (79/103)

第86話 49.03.08 勇気ある賭け (ボス)宇佐美淳 大木正司 高森玄

ボスのと因縁のある海外逃亡犯・青木が日本に戻ってくるとの情報を得た。
船での入国なので所轄警察に「内諾」の上、非公式にジーパンを潜入させ情報をつかむが、現場には青木は現れなかった。
捜査は明るみになってしまい、署長には捜査中止を要請されるが、ボスはジーパンの粘りもあって、独断で捜査を継続する。
山さんの調べで、青木を密航させている組織には政財界の黒幕が絡んいることが判明、さらに青木は天然痘に感染している可能性が出てきた。警察上層部はボスに青木を24時間内にボスの責任で見つけ出すように内示した。
ボスは黒幕に直談判に及ぶが、黒幕は交換条件にボス側のスパイ=ジーパンの情報を要求してくる・・・。

政財界の黒幕「箱根の人(老人)」の初登場、覆面車のゴールド・カリーナの登場、唯一と言っていい「ヤサぐれるボス」が見られるという所が見どころですが、太陽史上ボスの非情さと情の深さが同時に出る貴重な作品・・というか、ボス自身の究極の選択に対し、自分自身も賭す覚悟のボスに対する、各メンバーの思いも解ります。

ボスの巨悪に対する姿勢というのは、『相棒』の右京さんに通じるところはあると思います。
しかし、最近の『相棒』は原点回帰のリセット状態からのスタートなので、脚本的に迷いが見られる感じがしますが、これはある意味新しい方向性への挑戦のような気がします。
重厚な脚本が減ってしまったのは少々寂しい気がしますが、正月SPがホームズや「コールドケース」的な展開だったというのもありながら楽しめたので、当たり外れ気にしないでフラットな「特命係」という立ち位置で、色々な題材に貪欲に挑んでほしいです。
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