「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

世話好きジョーズの受験戦争/爆弾事件で射殺!ゴリさんの窮地

2014-11-22 18:25:05 | ファミ劇日誌
仕事と体調でダブルパンチを食らって、大したグロッキー状態のけぶでございます。
しかし、気温差でこれほど体調が変化するというのも、情けないというかなんというか(^_^;)
そういえば、昨日の『爆報!ザ・フライデー』では中島ゆたか氏が久々にメディア登場、表舞台から姿を消されたのは、旦那さんの介護の為とか。(なんとなく長谷さんとの「対決」を観たくなったり、、、)
私のテレビ視聴ももっぱら録画3倍速視聴なので、テレビもあまり見ていることにはならないのですが、単純に楽しんで観ている『ドクターX』や『相棒』すら早送り視聴になりつつあるのはちょっと危険信号でしょうか・・・。
唯一、ふつうに観ているのは、太陽と大岡越前(NHK新作)という悲惨な状態です(^_^;)。
越前の方は予算も増えたのか(^_^;)、同心衆が今シーズンはフルメンバーで、なかなかいい展開です。
結構、太陽好きには越前好きがおられると思いますが、今シーズンは越前初期らしさから前に進んだ展開のように見えますので、これからが楽しみな番組です。
やっぱり、しっかりしたOPがある作品は良いですね。
個人的にはヤマタケサウンドを聴けるだけで十分満足なのですが(^_^;)


さて、ファミ劇のスニーカー登場編も、もうそろそろ終盤、来月6日には赤ネクタイのスコッチが現れ、翌週には本格的にスコッチ復帰編が始まります。
この「3月復帰」には「金八」攻撃への反撃的意味合いもあったわけですが、その前に本日放送の2作がその狼煙的な意味を含めた位置にあったと感じています。
ある意味2年半温存した隠し玉の鮫やんを受験勉強の渦中に飛び込ませたわけですから。
もう一作は、この時期のゴリさん編ではかなり印象が残っている方も多いのではないかと思います。
リモコン爆弾に射殺含みですから、ヘヴィーな題材ですが、ゴリさんの安定した活躍を楽しむという部分もあったりします。


第394話 55.02.15 鮫やんの受験戦争 (スニーカー・鮫やん)

セミレギュラー:藤岡琢也

ゲスト:谷川みゆき 清家栄一
 高橋昌也 堀広道 
 広田正光 津賀有子 大橋一輝 山口譲 三留真由美 川上伸之 風間賢 白川絹子 藤井敦 山崎康雄 斉藤薫子

脚本:畑嶺明 小川英
監督:竹林進

スニーカーはビルの屋上から飛び降り自殺を計ろうとしている高校生・飯田を目撃して助けようとしたが、そこでスニーカーと同じようにビルに駆け上がろうとしていた中年男と出会った。
中年男は危なっかしい様子で、それでも必死になって飯田を説得し事なきを得た。
スニーカーは一応、自殺未遂の飯田と中年男を署に連行したが、中年男は元城北署の刑事で鮫島勘五郎であったことが判る。鮫島は今は地方の
受験生に宿を斡旋し世話をする仕事をしており、今はかき入れ時で30人の受験生が鮫島のもとに居た。飯田もその中の一人であった。
スニーカーは一応、飯田には警戒の必要があるからと鮫島と一緒に彼の仕事場の宿に同行する。ところが鮫島はいいようにスニーカーをこき使う。
そんな時、鮫島がちょっとしたスキに、受験生から預かった入学金など2000万円の金が金庫から盗まれてしまった。
金庫のそばには合格祈願のお守りが落ちていた。
また、同時刻に排水管の工事の為に作業員2人が来ていた。スニーカーは作業員に当たることにしたが、受験生の1人である圭子の証言で、作業員は金庫に近づいていないことが判明した。
そうなると犯人は受験生の中にいるはずとスニーカーは捜査を開始するが、鮫島は絶対受験生はシロだと言い張る。
そして受験生に試験を前に動揺を与えないようと事件を隠そうとします。
事態に窮した鮫島は女房が経営する料理屋「玉枝」の権利書を内緒で持ち出し、2000万円を作ることにしたが・・・。


#252(1977年5月)以来、3年近くぶりに鮫やんが登場、「金八攻撃」の隠し玉として現れます。
探偵業から退いてから、おそらく事件の匂いのする職業を敢てさけている感じで、結婚コンサルタント、今度は受験コンサルタントと、世話焼き業が板についた感じですが、衣装はどこかで見たものです(^_^;)
今回はスニーカーと対立しあいながらという感じですが、これまでは新人刑事をある意味鮫やんの毒牙におかし(^_^;)、子分化してきた格好でしたが、今回のスニーカーは多少勝手が違ったようです。
ただし、殿下との親友関係については継続中のようで、実は陰で殿下が鮫やんの事業をコンサルティングしているという疑惑があったりします(^_^;)。その殿下とも今回限りとなってしまうとは・・・・。


第395話 55.02.22 爆破魔 (ゴリさん)

ゲスト:深水三章
 横森久
 志麻哲也 松尾文人 大峰順二 小寺大介

脚本:小川英 四十物光男
監督:山本迪夫

七曲署捜査一係にテープでバス爆破の予告電話が入った。
ゴリさんらが該当するバスを捜し出し、乗客たちを避難させた直後、予告通りバスは爆破された。
鑑識の鑑定結果では、ダイナマイトと超音波無線を使った犯行と判った。
ボスは、爆弾物と無線に詳しい前科者を洗えと指示した。
その結果、一ヶ月前に火薬工場からダイナマイト10本を盗んだ容疑者・板垣が浮かび上がってくる。
そんな時、再びバス爆破の予告電話が入り、都内全警察署に予告のあった城南急行バスの捜査指令が飛んだ。だが、目的のバスはなかなか見つからず、爆破5分前になった。
その時、ゴリさんは前回のバス爆破の時の乗客の一人、木山がバスターミナルから電話ボックスに入っていくのを目撃した。ゴリさんは職務質問すると木山は急に逃げ出し、再び電話ボックスに入ってダイヤルしようとした。ゴリさんは制止しようとするが木山は聞かず、最後のダイヤルを廻そうとした瞬間にゴリさんは発砲した。
木山は即死だった。
おかげで乗客21名を乗せた城南急行バスは無事だった。
木山は医大志望の浪人生で、父親は四国で病院長をしていた。また彼の住むマンションには爆発物を製造した痕跡は全く見当たらなかった。
しかもまた犯人から城南急行バスを10分後に爆破するとの予告電話が入る。
今度の要求金額は5000万だ。
次々と意外な事実が出てきたところで、今度は七曲署を爆破するとの予告電話が入ったが、ゴリさんの機転で警官が重傷を負ったほかは全員無事だった。爆発物はやはりダイナマイト無線爆弾だった。
ゴリさんは直感的に板垣が犯人だと考え、彼のアパートを張り込んだ。
一方ボスは苦しい立場に追い込まれていた。
本庁は一連の爆破事件を同一犯人と推定し、事件に介入してきた。さらには木山の父親がゴリさんと殺人罪で告訴するかもしれないという・・・・。

ゴリさんと「爆弾」「射殺」という組み合わせは各々ではありますが、合体した話というのはこの話ぐらいで、今回の場合はリモコン爆弾という爆発予告はあるもののいつ爆発するかわからないというスリル、射殺した男は犯人ではないかもしれないという窮地がダブルでゴリさんを襲ってきます。
果たして、この苦境をどのようにゴリさんが乗り越えるかが、今回の見どころになりますが、やはりすでにベテラン刑事の域だったゴリさんの安定した捜査と行動にも目が行き、更にはボスのアシストにもこころ動くところだとも思います。
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