「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

年齢だけは近付いてきましたが・・・

2011-01-31 07:02:54 | エトセトラ
NHKのラストデイズ「お前は、オレになれる 松田優作×香川照之」、本放送時に見逃したので昨日の再放送で視聴。

香川氏、デビュー当時は正直「若造」的イメージしかなかったんですが、もうベテランの一流俳優としての地位を確立しています。
さらに、今の俳優さんが嫌う泥臭い役も演じきれる気合が目をひきます。
両親も一流でありながら、不遇な少年期を過ごされていたというのは何となく聞いていましたが、この番組を観て相当過酷だったというのが理解できました。
その辺が気合=ハングリーさに出ているんでしょうね。

一方香川さんの視点から優作さんを見る本作は、中身的にいつもの「優作リスペクト」的な番組とは一風変わった造りになっていました。
当然、優作さんと香川さんの接点が『華麗なる追跡』からのほんの少ししかなかったのもそうなのですが、優作さんを追う視点は当然ながら晩年中心となります。
ただ、香川さんの自分探し的な部分の対比の咀嚼がちょっと違った感じになっている所以かもしれません。

個人的にはメディアでは初見の松田家の人々、重松収さんも御出演でした。
太陽は、「海を撃て!!ジーパン」と殉職シーンを放送。

個人的には「盲目的優作リスペクト」な人間ではありませんが、優作さんファンであることは否定しません。
そういう方ってかなり居られると思いますが、
そのような方にお勧め出来る番組だと思います。

やっぱり、優作さんというと・・・
サヨナラパーティの時のコメント
「太陽は卒業して、映画を観なさい」
が、未だに引っかかってます(^_^;)

決して悪い意味では無く、
「あぁ・・・俺はまだ太陽から卒業できないですよ・・・」
的な。

まあ、どうなるんでしょうね。
自分でも解らないです・・・ハイ。
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