「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

妄想半分

2012-01-29 17:03:52 | 日テレプラス日誌
本日はスコッチの命日。
今年は日テレプラスにてその最期が放送されるわけですが、毎度のことですがあの最期の寂しさは他に比類ないですね。
ゴリさんの涙のタイミングで泣けるようになれば、上級者です。
とは言いながら、あの可愛いサボテンのつぼみを見ると号泣著しい俺って一体・・・。

ところで、前々回の日テレプラス放送 第478話 汚れた警察

当初はスコッチが主演だったという噂(確か準備稿だったか・・・恥ずかしながら忘れてしまいました・・・)を基本にすると、色々と面白い妄想が出来るわけで。

まずは、全体的に行くとゴリさんが大人しすぎる。
こういう取り締まる側の犯罪には嫌悪感すら抱いているゴリさんがあれだけ淡々と捜査を進めるのは、実は本放送の時から感じていた違和感でありまして、前後の主演作を見ても「なんであんなにテンションが低いんだ?」というのが長年消えなかったわけです。
ただし、ゴリさんらしい部分もありますので、冒頭のコスプレ辺りなどは元々ゴリさんの役割だったかもしれません。
ということは一人二役という・・・。
なので、噂を聞いた時(多分10年前ぐらいだったと思います)は長年のモヤモヤが消えた感じがしました。

まず、「ダーティなゴリ」の次の主演作サブタイトルが「汚れた警察」というのも、ネガティヴすぎて普通は続けないと思いますし。

ゴリさんをスコッチに置き換えて観てみると、非常にシックリ行く感じがします。
普通であれば熱血好漢の中野取締官に同情しながらも厳しさを見せるのがゴリさん流ですが、今回のゴリさんはあくまでも情に一切流されず、流されそうになっても自分の胸にしまいこんでいるストイックな感じがします。これはいつものスコッチの流儀なんですよね。

それに山さんとの二人っきりの会話(先輩が犯罪を犯していたら?のくだり)も「スコッチ非情」での二人っきりの無言の会話に通じるものがあると思います。
さらに「ボス・愛のテーマ」が流れ、セリフがOFFになっているシーンもスコッチだったら有りとも思えます。
ゴリさんであれば、中野をあれだけ傷付けた長谷川に一言あっても良かったと思います。

もしかしたら、これがスコッチ現役の最終ステージだったかもという妄想を抱くと、感慨深いものがあります。

ロケ地は、たばこ店が北新宿一丁目に建て替えられているが現存、駒澤公園、Fマンション、ニューシティホテル、経堂・宮坂付近。


前回は 第479話 怒りのラガー

ラガーが幸せだったのは、オリジナルメンバー総出で彼を育成しようとする体制がしっかり整っており、そこで自由に暴れられたところだったと思いますが、今回はそれが強烈な味として出ています。
それに主な教育係が父親代わりの長さんなので、ゴリさんの優しいこと・・・ぶん殴られないし、暴走しても一緒にブランコ乗ってくれるし。
そういう落ち着いたゴリさんを見ていると前回の淡々とした捜査も整合性がとれた感じになるのがなんとも不思議であります(^_^;)
こういう意味で、ラガーはオリジナルメンバーと後期を繋ぐ貴重な人物でした。
なので、ドックとは違いラガーは後期の太陽イズムを背負った形になったんですよね。
ラガー死後、なにか深いところで寂しさを憶えたのは、おそらくこの辺りが原因だったと思います。

ところで今回。
迫真の演技をみせるラガーはそれこそ噛みつかんばかりの勢いですが、この典型的な太陽作品を通過したことで一段ステップアップした感じがします。
唯一残念なのは拳銃ホルスターの華奢な感じ・・・。

登場編常連の北條清嗣の登場も見逃せなかったりする作品です。
自動車事業部には、セミレギュラーのふそうダンプの多摩川河川敷付近を暴走する際の殿下コロナに似た個体?

ロケ地は、その多摩川周辺、#523など後期の車両横転など多用されている廃屋と広大な空き地は府中市住吉町です。
いまはかなり様相を変えています。(大手会社の施設が立っています)
新宿副都心&ニューシティホテル&パークサイド&暴力団事務所というお馴染みも多く登場。



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