「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送 ファミ劇=マミーの親友教師宅で殺人、小学生は何を隠す?/事故か?女性の証言をデュークが分析  チバテレ=美しい密輸Gmenに殿下は・・・

2018-02-09 06:50:15 | 放送予定
へろへろけぶです<(_ _)>
なので、書きたいことがあることはあるのですが、何とも・・・。

こういうへろへろな時期に#700を観ると、それはそれで別な感慨があるもので、確かにボスも山さんも居ない首脳陣が欠けた一係ではありますが、逆に欠けたことによって、あぁ・・・回るんだなぁ・・・とも思ってしまった自分が居たことを想い出しました。
多分、「一般的に主役」として扱われるボスが在りきであれば、たとえ画面に登場しなくとも、話が回るように元々から構成していた太陽作品のフォーマットの現れだと思います。現在の作品だと、「スピンオフ」的な立ち位置になっちゃって、番外編臭プンプンになってしまう・・・。

まあ、そんなことを考えながら、へろって『非情のライセンス』。
会田ちゃんの髪形は旧型、矢部部長も旧型。
スタッフもキャストも豪華、会田のニヒルさ、そして愚痴(^_^;)、締めに血の滴るビフテキと昭和ブルースでENDと、大人な雰囲気を満載した初回からの飛ばしように脱帽です。
近々DVD―BOXも第一シリーズはリリースされるので、上下巻予約しました(^_^;)
太陽、大都会、特命課、非ライ・・・・幼児期、私がアニメの代わりに観たラインナップ・・・・。
やっと非ライをちゃんと見ることが出来ます。


さて、本日の太陽放送です。

【C S】

▼ファミリー劇場 デューク編(ゲスト充実→ボス休養)=初放送=

第702話 61.07.04 教室 (マミー)萬田久子/工藤明子 加藤和夫

マミーは母・波江から縁談を進められていた夜、彼女の親友である教師の律子から自宅で男が殺されているという電話が入る。
死んでいた男は島崎といい、ヤクザ者で前科があったが、状況から島崎が律子の部屋に忍び込んだところを何者かに殺害されたものみたれたが、律子と島崎の繋がりは不明のまま。
当然、律子に容疑がかかったのだが、教え子たちの証言で彼女が自分の受け持つ「おちこぼれ生徒」たちの為に、生徒の家で勉強会を開いていた。
だが、マミーには生徒たちのおどおどした態度が不自然に思えた。まるで口裏を合わせているようだった。
捜査が進行するにつれ、マミーは律子を取り巻く教育状況の厳しさに憤りを覚えることとなった、校長や律子に世話になったはずの父兄まで彼女の熱血教師ぶりを批判し始めた。
それから間もなく、生徒たちの証言の真偽を確かめていたマミーは、教え子の一人である中里敏也の母親・愛子が島崎から結婚を迫られていた事実を掴んだ。
愛子は水商売をしていて島崎と知り合ったのだが、島崎は敏也が自分になつかないのに腹をたて、敏也にひどい暴力をふるうようになっていた。
さらに、敏也は年齢以上の腕力を持っていることが解った。そのうえ、事件当時勉強会を欠席していた敏也にはアリバイが無かったため、敏也が島崎を殺害した可能性がでてきたが、律子はきっぱりとそれを否定した。
そんな中、愛子が自首をしてきた・・・・。
律子は真相を知っている!・・・マミーはそう確信し、彼女と対決することを決意する。


当時、長谷さんと萬田さんは確か仲がよろしかったと思います。
息の合ったところは、これより2ケ月前に始まった『OL三人旅』シリーズの方がくみ取れるのですが。
今回劇中でも親友の設定になっています。
ただ、内容が社会問題を扱い、結構シビアな部分もあるので、OL旅とは全く方向性が違うのですが(^_^;)

ちなみに自動車事業部諸兄には太陽覆面車最終カルテットである、クラウンのスーパーチャージャー、ソアラ2.0GTツインターボ、スープラ2.0GTツインターボが揃う嬉しい作品でもあります。(が、新車はあまり出番がありませんが・・・)

第703話 61.07.18 加奈子 (デューク)竹井みどり/山本紀彦 佐藤恵利

夜、建設中のビルから宮田という男が転落死した。
デュークは宮田と一緒に居た森口加奈子という女性に事情を訊くと、彼女は宮田の親友の恋人で、ビルの端をおどけて歩いていて滑り落ちてしまったのだという。
しかし、現場検証により加奈子の指紋の位置等が証言と食い違うところを発見、デュークたちは加奈子の証言に疑問を持つ。
調べが進むと、宮田と加奈子が宮田が転落した時間に現場で口論をしていたという目撃証言を得、さらに喫茶店で宮田を呼び出したのは加奈子だったことも判明した。
加奈子の証言では「事故」。
しかし、捜査の結果はそれとは正反対になったが、計画的殺人とも正当防衛とも考えられたが・・・。
デュークは加奈子から何度か事情聴取する中で、その証言が嘘か真かを「神経言語格的プログラム」で分析、証言の中の嘘をふりまけた。それによると、やはり加奈子は何かを隠しているし、遊びで建設中のビルに2人で入ったわけではないことが読み取れた。
さらに、加奈子と宮田の関係に意外な事実が隠されていたことが判った。
果たして、加奈子は殺人者なのか、それとも・・・・・。


加奈子が親友の気持ちを思い計った事なのかもしれませんが、隠し事が重なっていればデュークの食指に触れるわけで。
ただ、過去に一夜を過ごした男が今は親友の恋人だというのもキツい。
宮田という男もちょっと解りずらい(一見真面目な)女ったらしなのもちょっと手強いというか。
ただ、加奈子が必要以上生真面目だったというところからの出発だったような(^_^;)
一夜限りに一生懸命だったと云うのも、ある意味悲惨ですが、その相手の男がまた一夜を求めてくるというのも厚かましい。
偶然の悪戯とはいえ、あまりにも悲惨な。

対するデュークは捜査に科学的視点を取り入れます。
さすが上流家庭の出だけあって、コネクションも多彩ですが、「神経言語学的プログラム」当時もビックリしました。
なるほど・・・現在では浮気の追求に使っている奥方もいるぐらい知る人ぞ知る方法ですが、加奈子はすっかりその法則にハマっていました・・・ただ、この法則、演技しやすいので要注意なのですが(^_^;)
もともと辻褄が合わない部分が多い事件だったし、ちょっと捜査してどんどん証言と食い違う内容が出てきたので、デュークも署長に捜査継続を納得させるための方便だったのかもしれませんが・・・。
逆に言えば、山さんの亡き後を補うべき自らの技術向上に用いようと勉強したのかも。

本作はキャスティング含め、デュークの金田賢一さん入魂の作品だったそうです。
竹井みどりさんは太陽ではあまり役に恵まれていないというか・・・やっとメインゲストとして登板です。
デュークの女性絡みが続きますが、これも意図的な部分が多分にあると思います。
ただ、この作品の次の主演はもう転勤編ですから、折角本調子になってきたところで・・・という感じで寂しいのですが。
ところで、今作品は画面に霧がかかった感じになっています。
これはフィルターで効果を狙った「演出」なので、フィルムやテレビがおかしくなったわけではないです(^_^;)念のため。
この効果は、今までも使用されていました(直近では#691)が、全編使用されるのは初めてです。
PART2の第9話「見知らぬ侵入者」でも使われます。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第325話 53.10.20 波止場 (殿下)田中真理 佐々木剛 久米明 ☆ナーコ登場

一係に杉原という男から、自分と一緒にいる男を逮捕してほしいと電話が入った。
殿下らが現場に駆けつけると、沼田という男が殺されていた。
凶器の指紋から犯人は杉原と断定された。沼田は元運転手で、1年前に自動車事故で七ヶ月の重傷を負ったことがあり、その加害者が杉原だったということも判明した。だが、杉原と沼田とが単なる自動車事故の加害者と被害者という関係だけだったにしては事件には不審な点が多かった。
そんな時、杉原が一等航海士として乗り組んでいた幸洋丸が八ヶ月前にダイヤ密輸の容疑で横浜関税局の立ち入り検査を受けていることが判った。
殿下は杉原が沼田に莫大な補償金を支払うためにダイヤ密輸の片棒を担いだと判断し、杉原の恋人・中町洋子をマークし始める。
ところが洋子は密輸Gメンで密かに杉原を通じて密輸組織を捜査していたことが判った。

今回は殿下と恵子のストーリはひとやすみ、ミステリアスな魅力を持ち、仕事か恋か行動の判断が付きにくい密輸Gメンの洋子との駆け引きを魅せます。殿下らしい彼女への見方が事件を解決に導きます。
というか、あらすじ見ても何が何だか状態なので、本編を是非(^_^;)

さて、辞職したアッコの後任として、松原直子=友直子さん が登場、愛称:ナーコとしてこれから実に4年間レギュラー出演します。
友さんは5万人の一般公募の中から選ばれ、当時高校3年生!、演技はまだぎこちないですが、なんと大山のぶ代さんにレッスンを受けたとか。
ナーコ自身は就職第一志望が警察の仕事と勇ましく、初々しく、あどけない彼女が目撃できます。
ナーコファン必見の登場編、ぜひ(^_^;)

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