「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送 2018.2.2 ファミ劇=ブルースに長男誕生、おさな夫婦の不遇さ・・・/地味な女性が一躍マスコミの的。トシさんが暴く真実と嘘   チバテレ=北海道ロケ後編 ボン悲恋の最悪な結末・・・

2018-02-02 06:52:46 | 放送予定
本日の太陽放送です。

【C S】

▼ファミリー劇場 デューク編(ゲスト充実→ボス休養)=初放送=


第700話 61.06.20 ベイビー・ブルース (ブルース夫婦)木村一八/仲谷昇 河合宏 立原ちえみ☆ブルース長男誕生、ボス今作よりカゼで欠場

ブルースの妻・泉の出産を間近に控え、彼は気もそぞろ。
そんな折、ブルースは田島治男という17歳の少年のある事件の関係で取り調べた。コックをしている治男は安藤恵子という娘と夫婦として同棲していたが、半年前に急に居なくなり昨夜見つけたと思ったらまた居なくなったという。
翌朝、恵子が橋から河原に転落死しているのが発見され、一応遺書らしきものがあることから自殺とみられたが、治男は恵子が4歳の頃一家が飛び降り心中をし、恵子だけ助かったことを挙げ、飛び降り自殺などあり得ないと断言した。
治男にしても、コインロッカーに捨てられていた赤ちゃんで、二人とも孤児院で共に育った仲だという事が解った。
ブルースは治男の主張を信じ、恵子は殺されたものとみて捜査を開始。
恵子は治男の子を妊娠していたが、治男が二週間家を空けた半年前に居なくなってしまったのだが、その期間に流産してしまい、さらに覚せい剤を使用していたことが判明、どうやら、流産の悲しみにくれる恵子に何者かが接近し、覚せい剤中毒にし、犯罪に利用したらしい。
その悪者はやがて竜神会の坂口とわかり、恵子に覚せい剤密売ルートの中継役をやらせていた。
覚せい剤を入れたコインロッカーの鍵の受け渡し役が恵子の役割で、どうやら、その鍵を無くしたことから殺されたものと見られた。
その頃、治男は自分の赤ちゃんがいるような気がして、恵子が持っていた鍵でコインロッカーを開けたのだか、その中には・・・・。

ボス不在第一弾は#700で、しかもブルースの長男誕生というタイミング。
話は不遇生い立ちの「おさな」夫婦がさらに不遇な運命を辿るという、こちらも赤ちゃん絡みなところがあり、そこに怒りの感情を爆発させる要素の暴力団+覚せい剤という事件性を加味して、さらに木村一八氏をスペシャルゲストに迎えるという手法は、それなりに700回記念を意識した部分はあったと思いますが、山さん殉職がある意味700回記念の一貫だったと考えると、あまり派手に出来なかった部分はあったのかもしれません。
ブルースもオチャラケてはいますが、キャラクターは安定期に入り、個人的には感情移入できます。
河合宏氏の少年課刑事登場は、何となく気になっていました。吉野の後輩ですが、残念ながらコンビを組むことなく本作のみの登場となってしまいました。


第701話 61.06.27 ヒロイン (トシさん)戸川純/石田太郎 東丘出陽

地下街でロックスターが刺され、偶然居合わせた犬の美容師・多美子に「シロ・・・・・」とだけ言い残して息絶える。
トシさんたちは多美子が被害者から何かを聞き出したとみて事情聴取を開始したが、ショックに加え日ごろから無口で人付き合いの苦手な多美子は関わり合いを恐れてただ首を横に振るだけ、そこへマスコミが押し寄せ、多美子をさらに怯えさせる。
やがて被害者が女性関係の乱れから多くの人々から恨みを買っていたことがわかる。
まもなく、トシさんは目撃者の証言から、多美子が被害者から犯人に関する手掛かりを教えられた様子であることがわかり、マスコミの間を縫うように彼女の周辺をマークし始めた。だが、多美子は自分の殻に閉じこもり、容易に口を開こうとしない。
一方マミーたちの調べで、三人の容疑者が浮かんだが何れも決め手がない。
その頃、トシさんは多美子から手がかりを聞き出そうと躍起になっていたが、マスコミが彼女から去りだした後から、彼女の周囲に不審な出来事が続発、トシさんは多美子に危害が加わることを恐れ、彼女のガードを買って出たが、多美子の態度には不審な点が多すぎた。
どうやら、多美子はマスコミにもてはやされることで、世間の注目を浴びようと嘘をついているらしい。多美子は自ら事件に巻き込まれることで、自分をヒロインに仕立てるつもりだった。
その頃、真犯人は多美子の口を封じようと画策していた・・・・・。

地味な女性が突如自分の意志に関係なく脚光を浴びるということのドラマ性というのは、今も昔もそれほど変わらないと思います。スペシャルゲストの戸川純さんが、まさにそんな「ヒロイン」像を熱演しています。というか、確かにそうだけど、太陽に戸川純さんが登場するとは夢思いませんでした・・・(^_^;)
対するトシさんはそういう多美子に翻弄させられるわけですが・・・。
今作からボス代理として大和田署長がご出馬。
ボスチェアの攻防戦が始まります(^_^;)


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第324話 53.10.13 愛よさらば (ボン)清水健太郎・純アリス/山下真司 ☆北海道ロケ

ロッキーの心臓が停止した!
ロッキーは大雪山に清らを追いつめたが、清は崖から転落、それを助けるためにロッキーはロープで崖を降り清を助けようとした。
しかし、登山用ロープではなかったため、2人の体重を支えきれない・・・。
ロッキーは山男特有の「山の掟」に従って、清を助けるために自らナイフでロープを切断、幸い谷底は滝壺だったものの・・・。
しかし、奇跡が起きる。

清、幸子、次郎たちは皆児童施設出身で、世間の目は冷たかった。
清はこうした仲間を集めて、大雪山のふもとに自分たちだけの牧場を作ることを計画した。
そして集めた資金・3百万をワールド・ドラッグ社に投資したが、ドラッグ社は計画倒産、清たちは夢を実現するために、ドラッグ社に押し入り金を盗んだのだった。
北海道に飛んだボス以下一係のメンバーは、清たちの境遇に同情を寄せながらも、これ以上彼らに罪を犯させないために必死に行方を追及した。
清の仲間のひとり、次郎は長さんに追いつめられ、誤って貨車にはねられ死んだ。
それを知った清は昔年の世間に対する恨みを爆発させ、復讐の鬼と化した。
そんなとき、旭岳のふもとの工事現場から数百人を軽く殺傷できるダイナマイトが盗まれた。

北海道ロケ後編の幕開けは、ロッキーの心臓停止から始まる・・・
北海道で数々の伝説(ヒゲダミ人形、山の掟、笑顔のロープ切り、そして驚異的な回復力)を残したロッキーは戦線離脱。
後編は、ボンの傷心編になっていきます。
清たちの気持ちを理解しながら犯人として逮捕できないボンの苦悩、厄年的な不運で落ち込んでしまう長さん、そして暴走した清は・・・。

大雪山の雄大な自然と共に、ボンを堪能できるという、前編とは違った楽しみ方が出来ます。

テスト出演として山下真司さんが工事現場の男として登場、清たちに協力します。

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