「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2017.06.29号

2017-06-29 01:16:55 | 放送予定
NHKBSの裕次郎さん関連の放送が一段落。
何とも・・・文句ばかり書いてしまいましたが(^_^;)、放送していただけるのは大歓迎なんですよね。
ただ、折角の貴重な場をもっと活かしてほしいというのが本音です。
「日本人が最も愛した男・石原裕次郎」も「裕次郎は死なない~心に刻まれた5つの物語~」と合体させて再編集して未公開部分をつけたしてちょっとしたシリーズとして放送すれば、違うものになると思うのですが、どうでしょうNHKさん・・・。

やっぱりMC(ないしはアシスタント)がある程度事情に精通していないと(あるいはコアなファン)、なかなか話が転がらないというのがハッキリした感じはありますね。秀ちゃんは悪くなかったのですが(あの生放送、聴きたくとも聴けない状況ではありましたし)例えば今回のNHK放送でいえば、西部署ロケ地巡りのペナルティ・ヒデ氏だったり、TBSで以前放送された同窓会の今田さんなどのような、ファン目線というのも欲しかったです。

と、とりあえず書いておきます。


さて、向う一週間の太陽放送。

サブタイトルチェックをしていたら今更見つけたミスを修正しておきました<(_ _)>
お恥ずかしいですが、またあれば発見次第訂正させていただきます・・・・申し訳ないです。

と、先にお詫びさせていただいて・・・

今度はCSにて、裕次郎さん没後30年特集が各局で始まります。
先日も記載したとおり、ファミ劇では登場編特集(着任SP)が始まりますが、#1と#38は無料放送(!)
7月の日曜日は騒がしいことになりそうです(^_^;)
一方地上波では、テレ玉とチバテレがお休みですが、休みがちだったとちぎ方面が最近コンスタントに放送しています。
TVQではとうとう九州ロケ放送、知らない方は放送を観てビックリするのではないでしょうか。


【CS放送】

▼ファミリー劇場・マイコン登場編


6/30(金)
6:30~8:30
太陽にほえろ!SP 七曲署全員出動・狙われたコンピューター HDリマスター版#644
ファミリー劇場HD(CS)

6/30(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#645 ラガーの華麗なプレー
ファミリー劇場HD(CS)

6/30(金)
21:00~22:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#646 うそ
ファミリー劇場HD(CS)


▼ファミリー劇場・七曲署着任SP

7/2(日)
12:00~12:55
無料 太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#1 マカロニ刑事登場!
ファミリー劇場HD(CS)

7/2(日)
12:55~13:50
無料 太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#38 オシンコ刑事誕生
ファミリー劇場HD(CS)

7/2(日)
13:50~14:45
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#53 ジーパン刑事登場!
ファミリー劇場HD(CS)


7/2(日)
14:45~15:40
太陽にほえろ!HDリマスター版【七曲署 着任SP!】#112 テキサス刑事登場
ファミリー劇場HD(CS)


=HD初放送=

第645話 60.04.12 ラガーの華麗なプレー (ラガー)藤堂新二 潮哲也 広瀬昌助

夜の路上で宝石商の岩田が腹部を刺されて重傷を負った。
被害に遭う前、岩田は常連だった飲み屋で偶然店で隣り合わせた男に鞄を取り間違えられ追っていったことが判った。
ラガーは公園に居た鞄を取り間違えた男の思われる小田を発見、確保しようとしたが小田は正当防衛を主張しながら逃げていってしまった。
捜査が進むにつれ、凶器のナイフは岩田の持ち物であることがわかり、最初にナイフで襲い掛かったのは岩田の方だとわかる。だが、岩田は病院を脱走してしまう。
岩田は事業に失敗した責任で社長を解任されそうになっており、会長である父親ら会社の重役が海外旅行をする機会を狙って、飛行機もろとも爆破し、さらには合わせて4億円もの保険金を手に入れるために時限爆弾を用意していたが、その爆弾が鞄の中に入っていたらしい。一方、小田の鞄には№8のラガージャージが入っていた。
小田は勤めていた会社が倒産し、社のラグビー部が解散した後も、元の仲間たちともう一度プレーすることを夢見ながら、深夜練習に励んでいた。ラガーは同じラガーマンとして胸が熱くなり、小田に自首するために花道を作ってやることを決意、小田の仲間たちに頼みまわり、試合を実現、ラガーもそのチームに参加したが・・・・。

退院したラガーの主演作、とは言いつつも2ヶ月ちょっとぶりの主演ということで思ったほどは間隔が空いていないという結果になりましたが、とりあえず「復帰作」ということで、「ラガー」に因んだ話となっています。
藤堂新二氏はひょっとするとロッキー枠の新人刑事候補だったと思われるフシがあり#246にて本名でご出演で、それ以来の9年ぶり。温和な役が多い広瀬氏が結構バリバリな悪役で登場するのも見どころ。

  
第646話 60.04.19 うそ (マミー・山さん)上原ゆかり 冨川澈夫 佐原健二  

早朝の住宅街で、父親を見送っていた妻子がひき殺された。
加害車両はグレーであることが鑑識で判明したが、一部始終を目撃した父親・宮本は白いクーペだったと頑強に主張し、一係の刑事たちに不信感を抱かせた。宮本はどうも加害者を知っているような印象があった。
捜査を進めるうちに、宮本が6年前に発生した今回の事件と同じような父子ひき逃げ事件の重要容疑者だったが、不起訴処分となっていた。
マミーは6年前の事件が今回の事件と関わりがあるのではないかと、被害者の妻・雅子の行方を捜した。
結果、雅子は宮本宅から至近距離に住んでおり、それを考えると、宮本家を雅子がずっと狙っていたとしか思えなかった。
マミーは直接雅子と対峙したが、雅子は何も語ろうとしない。
行き詰ったマミーはボスの承認を得、宮本と雅子を七曲署で対面させる計画を立てる。
宮本は雅子を今回の事件の犯人と確信し、激しく雅子を非難したが、逆に雅子は宮本が6年前の事件の犯人だと応酬、激しいやり取りが始まって・・・・。

ある男に関連して6年越しで発生した2つのひき逃げ事件。
必然と偶然が重なって、結局すべてを無くす男と、新たな自分として生き始めようとしていた女の人生模様をマミーが紐解いていきます。
この時期、有効なサポーターとして部下に助力していた山さんのアシストも心地いいです。

冨川氏は岡田P氏が山さん公認候補として一時考えていたという演技派、太陽には実に6年ぶりのご出演。


【地上波放送】

▼テレ玉・ テキサス&ボン編

残念ながらお休みです。

▼チバテレ・ボン&ロッキー編

残念ながらお休みです。


▼とちぎテレビ・スコッチ登場編


7/2(日)
12:00~12:55
太陽にほえろ! スコッチ刑事編 第230話 ピアノソナタ
とちぎテレビ1(地上波)


第230話 51.12.10 ピアノソナタ (殿下)金沢碧 門岳五郎 由起艶子

佐伯というトップ屋が射殺され、証拠から犯人は竜神会幹部を射殺し逃走していた桑田だと断定されたものの彼の行方は一向に判らない。
そんな時、佐伯の部屋を捜索した殿下は、一枚の写真を見つける。
桑田と、新進ピアニストで話題の木暮裕子が写っていた。
殿下たちは優子に面会、その写真を見せたが、あくまでも偶然の産物であること、その写真によって佐伯に脅迫されたこと、脅迫には応じておらず、1週間後に控えたリサイタルの為忙殺され、佐伯殺害事件は知らなかった事など話した。
殿下は、裕子の証言が真実のように見えるが、佐伯のような海千山千のトップ屋の仕業としてはあまりにもあっさりしすぎていることに疑問を感じていた。それに裕子は偶然会った桑田について気にしているようにも見えた。
裕子は孤児院育ちであったが、才能が認められてコンクールに優勝した苦労人で、桑田と関係があるとは一見思えない。
念のため殿下は裕子を尾行するが、相変わらずリサイタルに向けて多忙を極めていた。
やっと桑田の足取りがわかり、殿下たちは三宅島行きの水上バスに向かったが既に桑田は姿を消していた。しかし桑田はタクシーをジャックし検問を突破、タクシーを捨てたあとも幼い兄妹を人質をとるなどして逃走し、殿下はその途中で桑田に足を拳銃で撃たれてしまい、結局は逃げられてしまう。桑田は三宅島へ向かったと考えられた為、スコッチが島へ飛んだ。
そんな時、殿下は自身の妹・京子からの手紙を受け取る。
その時ふと、桑田が兄妹を人質にとった時の動揺した様子を思い出し、何か気付くものがあった。
そして殿下は、桑田には妹がいることを調べ上げた・・・・。

殿下探偵シリーズのエポック的要素がありますが、太陽の中でも結果的にあまりハッピーエンドとは言えない結末は、逆に新鮮かもしれません。
事件関係者がデザイナーとか今回のピアニストとか登場するようになったのはこの頃の風潮でもあるのですが、もうちょっと言うと、太陽自体の対視聴者意識が拡がったというのと、同時に殿下のファン対象も広げてきた(主婦層)ところがあったと思います。
それまでは対主婦層は山さんだったのですが、殿下も加えてきたという事だと思います。
今回の殿下、スイートな面は抑えていながら、自分の妹・京子との関係性を絡めて物語が展開していきます。
金沢碧さんとの共演は「回転木馬の女」以来2回目ですが、前作もサスペンス調でありながらメロドラマの要素も持ていた感じがあり、一応ハッピーエンドで終わっていましたが、今回はメロドラマ的要素は無く、乾いた緊張感が漂います。
増々、ベテラン的落ち着きが身に付く殿下の活躍は頼もしいものがあります。

 
▼TVQ・マカロニ編

6/29(木)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #23 ジュンのお手柄
TVQ九州放送1(地上波)

6/30(金)
15:00~16:00
太陽にほえろ! マカロニ刑事編 #24 手錠が朝日に光った
TVQ九州放送1(地上波)


第24話 47.12.29 ジュンのお手柄 (ゴリさん・優子記者・長さん・宗さん)中庸介 小倉雄三 佐竹一男

年の瀬、七曲署職員の給料を載せた現金輸送車が、警察官に「化けた」者を含む男たちに奪取された。
そんな頃、「宗吉」では、一係では馴染みの記者・優子が珍しく給料支給直前でおけらのゴリさんに飯を奢るというが、ゴリさんはうさん臭さを感じて断った。優子は他意はなかったが、そこにボスから給料強盗の報せがゴリさんにも入る、さらに警察の威信にかかわることなので、極秘捜査が指示されたが、優子に何かあったことを悟られてしまう。
優子は記者仲間の竹内と麻雀屋に居た山さんにカマをかけてみるが、山さんは全く知らぬ存ぜぬ、しかしまたも署から電話が入ったが、山さんは麻雀屋に居座る様子。
一方、一係では既に捜査が進められていたが、強盗に関係したと思われる警察官の人相は不明、ボスは念のために七曲署員の面通しと全員のアリバイを捜査することを長さんらに命じた。
極秘捜査を進めていて、バレる気遣いが無かった中、記者たちが事件をかぎつけた。どうやら犯人が優子に密告したらしい。
記者たちが一係部屋に押し寄せる中、ボスたちは優子だけ呼び出しニュースソースを訊くが、優子は断固答えない姿勢だったが、尾行しない代わりに輸送車のありかを教えてくれた。
しかし、発見された輸送車にはめぼしい証拠が皆無であったため、警察犬が出動したが、老犬・ジュン号がやってきてしまう。他の若い犬は捜査で出払っていたためだ。
長さんが懸念する中、ゴリさんだけはジュン号に期待満々、一方長さんの警察官捜しは現役警官については収穫がなく、ゴリさんは映画会社の衣装を当たったが徒労に終わったが、マカロニは出来上った犯人のモンタージュを見て気になることを本庁で調べはじめ、山さんはなぜ優子に犯人から接触があったのか気になっていた。
そんな時、七曲署の正門で偶然すれ違った山本派出所の岩本巡査にジュン号が噛みついてしまい、いよいよダメ犬のレッテルを貼られてしまう。
さすがにゴリさんもジュン号に対してあきらめを抱くが、宗吉はそのゴリさんにジュン号を信じて岩本を調査すること、自分自身も刑事を辞めてから刑事時分に思い上がっていたことをゴリさんに話して諭した。
手がかりが無い中、一係総動員で優子の「接待」が始まった。優子の機嫌を良くして犯人は誰かを聞き出そうとする作戦だったが、ジュン号のことを馬鹿にした優子にゴリさんが激怒してしまう。ただ、そんなやり取りの中で優子はふと一係部屋に貼ってあった三億円事件の手配書を見て何かに気付いた・・・・。


1972年末の総決算的意味合いもあり、色々とてんこ盛り状態といった感じでしょうか(^_^;)

まずは、初期セミレギュラーの顔見せ、
久々に宗さんが登場、ゴリさんを食事面から含めてサポートします。
優子記者・竹内記者も#4以来の登場、今回は優子記者が主役なので、それに振り回されるゴリさんはじめ一係と云う構図。
両記者は本作が最終出演になります。

老警察犬・ジュン(初代)の登場。
なかなか味のあるいぶし銀の演技を魅せてくれます(^_^;)
後年の天才警察犬・ジュンとは「別犬」ですが。
長さんの意外な苦手っぷりも披露です。

犯人捜査も優子記者が絡みながら3億円事件が出てきてみたり、結構入り乱れた感じ。

本作については初代ジュンのフル活躍編と考えていらっしゃる方が居られますが、優子記者の掻き乱しっぷりとゴリさんの喜怒哀楽が見所かもしれません。



第25話 48.01.05 手錠が朝日に光った (マカロニ)土田早苗 石立和男 浜田晃 ☆九州ロケ

酒屋強盗が発生、犯人は従業員をアイスピックで刺し逃亡、犯人は酒屋の従業員・森田で、約180万円を強奪した。
森田の単独犯行と考えられ、彼の恋人である栄子をマカロニたちが張り込んだ。
評判によると、森田も栄子も真面目な人間であり、動機が不明であった。ただ、捜査を進めていくうちに酒屋の近くに犯行時間頃、不審な乗用車が止まっていたという証言があったため、共犯者が居る可能性も出てきた。
その頃、栄子のもとに共犯者・香山から脅迫電話がかかっていたが、栄子はそれにもかかわらず福岡に向かった。森田は長崎出身でひょっとすると故郷に逃げているかもしれない。
マカロニとゴリさんもそのまま尾行、香川までもついてきた。
その足で佐世保に入った栄子はホテルにチェックインしたまま外出しようとしない。県警が張り込んでいる森田の実家は特に動きが無いようだ。
そんな中、ボスの要請により休暇で長崎に来ていたシンコが出張組に合流することとなった。
一方出張組は長崎に先乗りするゴリさんと別れたマカロニは栄子の張り込みを続行、やっと動き出した栄子は五島列島をめぐる観光船に乗り込んだが、マカロニに気付いて騒ぎを起こして尾行をまいてしまう。
やがて、ある島で森田と栄子は合流、森田は奪った金は自分のものだと主張したが、そんなやり取りをしている最中にマカロニが駆けつけ乱闘の末、森田は船で逃走、はずみでマカロニは栄子と手錠で繋がったままとなってしまった。
さらにその島は既に船も無く満潮で孤立しており、島で一夜を過ごすしかない状態になっていた。
そんな中、栄子から森田の犯行理由が語られた。酒屋で勤務していた6年間に積み立て貯金ということで毎月2万円天引きされていて、結婚等の資金を賄うためにそれを引き出そうとしたところ、金は返さないと店長に断られた末の犯行だった。
その頃、森田の実家を張り込んでいたゴリさんは不審な男=香山に気付く。香川はどうやらゴリさんを尾行している様子、それとなくシンコと合流したゴリさんは香川の顔写真を撮影することに成功する。
一方島に取り残されたマカロニたちのもとに森田が戻ってきたが、栄子の妨害で拳銃を森田に取られてしまう。
手錠のカギは栄子が捨ててしまったため、刑事と手錠で繋がれた女、そして拳銃を持った男という奇妙な逃走劇が始まった・・・。

強盗容疑者の恋人を追って九州に飛ぶマカロニとゴリさん。
恋人を尾行していたマカロニは容疑者を発見するが取り逃がし、逮捕を妨害した恋人の身柄を確保するわけですが、場所が悪く人里に行けなくなる。
そこに再び容疑者が急襲、マカロニの拳銃を奪って3人は方々歩き回る・・・・。

初の遠出ロケ、最初で最後の全員参加遠出ロケです。
滅多にロケ編に参加しないボスや山さんも出張しています。

佐世保、長崎の美しい風景も堪能できます。

正月編ということで、土田早苗氏や石立鉄男氏の弟、和男氏という比較的華やかなゲスト。
そして、主犯の浜田晃氏の「怪演」も見ものです。

しかし、マカロニはオシャレだよなぁ・・・。

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